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ATLIA STAFF BLOG
当館がコーディネイトをつとめる学校×アーティスト×美術施設の取り組み「アーティスト・イン・スクール」。
今年は15回目、安部典子さんと川口市立並木小学校6年生96人が活動中!全5回の図工の授業が進行しています。
本ブログではスタッフ目線で学校のなかでの活動をレポート。今回は4回目の授業をチェック!
AIS15:授業レポートvol.4 「線」、縦横無尽_c0222139_16202163.jpg
いよいよ大型作品はこの日で完成させねばなりません!前回のふりかえりを簡単に行ったら、児童たちはさっそく制作に入ります。
途中まで切り出したプラダンを新聞紙に包んで提出したものを、クラス全員に再配布…大きいから、これだけでてんやわんや!担いで図工室内を移動、協力しながら作者に渡していきます。



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# by atlia | 2021-11-02 16:47 | 学校×アトリア
当館がコーディネイトをつとめる学校×アーティスト×美術施設の取り組み「アーティスト・イン・スクール」。
15回目の今年は安部典子さんと川口市立並木小学校6年生96人が、図工の授業で一緒に活動中!
本ブログではスタッフ目線で授業をレポートしています。記事も3回目の更新です!
AIS15:授業レポートvol.3 「線」と「カタチ」_c0222139_20472393.jpg
前回はノートとプラダンでカッティングを練習した児童たち。今回から自分の等身大の大きな作品に挑戦します!
まずは安部さん、これから児童たちが行うのと同じ方法で制作した作品を例示します。ポイントとなる部分やそれをどのように切ったかなどをお話ししますが、しかしこれを真似するのではなく、あくまで自分らしい線を表現するように念押し。自分らしいポーズ、自分らしいカッティング、そして自由に、というキーワードをくり返しました。
初回からさまざまな線を練習し身に着けてきた児童たち、うなずきながら聞きます。


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# by atlia | 2021-10-27 17:14 | 学校×アトリア
当館がコーディネイトをつとめる学校×アーティスト×美術施設の取り組み「アーティスト・イン・スクール」。
第一線で活躍するアーティストが図工・美術の授業で先生(講師)をつとめる派遣プログラムです。年に1校1学年を対象に開催してきた本事業、今年で15回目を迎えました!
講師に安部典子さんをむかえ、川口市立並木小学校の6年生96人(3クラス)と一緒に活動しています。

本ブログではスタッフ目線で授業をレポート、この記事では2回目の活動の様子をお届けします。
AIS15:授業レポートvol.2 「線」の練習いろいろ_c0222139_17522243.jpg
まずは前回のおさらい、「線」の感覚を思い出してみるところからスタート。「前の授業の日の夜に大きな地震があったよね、自分がどう感じたか、線であらわしてみましょうか」と安部さんは言いました。
ノートのまっさらなページを見開きで用意し、鉛筆を持つ児童たち。安部さんのはじめの合図ですぐに手を動かし始めました。怖かったね、揺れが長かったな、いや寝てて全然気がつかなかった…などなど、線であらわしていきます。
線を描いたノートは、机にひらいたままにして、他のクラスメイトがどんな線を描いたのか、お互いにちょっと鑑賞します。やはりけっこう違う線が生まれている様子に、ふむふむとのぞき込んだり、わいわい意見を言い合ったり。
安部さんも一緒に机を回って、「すごいねー!みんなもう自分のものにしてるね!」と、驚きつつの拍手!


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# by atlia | 2021-10-20 15:55 | 学校×アトリア
当館がコーディネイトをつとめる学校×アーティスト×美術施設の取り組み「アーティスト・イン・スクール」。
第一線で活躍するアーティストが図工・美術の授業で先生(講師)をつとめる派遣プログラムです。年に1校1学年を対象に開催してきた本事業、開館以来15回目を迎えました!
約1か月半ほどのあいだに何回かの授業を行い、ともに作品を制作・鑑賞することで、様々な交流や学びを生み出すことを目的にしています。
さらに、授業で出来た作品はアーティストの作品とともに当館で展示し、みなさまにも楽しんでいただける展覧会として公開!芸術の秋にもりだくさんの内容です。

今年は講師に安部典子さんをむかえ、川口市立並木小学校の6年生96人(3クラス)と一緒に活動します。
「線でみつける」をテーマに、10月のはじめ、授業初日をむかえました。
本ブログではスタッフ目線で授業をレポート。普段はなかなか見えない学校内での活動の様子をちらっとお届けいたします!
AIS15:授業レポートvol.1 「線」って、なに?_c0222139_11051898.jpg
図工室で初対面の安部さんと児童たち、どちらもちょっと固い様子…スタッフが「緊張してる人ー?」と聞くと、何人も手があがるクラスも!(素直な児童たちでむしろ安心するスタッフなのでした)
互いに慣れないことなので、どきどきしながら、まずは安部さん、自己紹介として、これまでに手がけてきた作品・活動を写真で紹介します。


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# by atlia | 2021-10-17 10:26 | 学校×アトリア

ガラス工芸の技法のひとつであるパート・ド・ヴェールに挑戦する「はじめてのガラスワーク」を、912日(日)と19日(日)の2日間で開催しました。講師はガラス作家の井上剛さんと井上枝利奈さん。電気炉を使用するキルンワークを中心としたガラス工房で活動されています。

フランス語で「ガラスの練り粉」を意味し、古代メソポタミア時代から伝わるパート・ド・ヴェール。凹凸を生かしたプレート状の作品に、少人数でじっくりと取り組みました。

たのしい実技講座「はじめてのガラスワーク」を開催しました_c0222139_10303053.jpg

パート・ド・ヴェールは、石膏型に色ガラスの粉をつめて、窯で焼きつくり出します。

まずは、ハガキ大サイズの石膏型に、事前に用意してきた下絵を写し彫刻刀で彫る工程からスタート。熱で溶かしたガラスは、彫った絵や模様に合わせて立体的に固まります。慣れない石膏の硬さに苦戦しますが、浮き上がらせたい部分を想像して深く彫りすすめました。



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# by atlia | 2021-10-16 16:40 | 鑑賞講座・実技講座