公式ホームページへ
ATLIA STAFF BLOG
<   2017年 04月 ( 4 )   > この月の画像一覧
アトリアが毎年開催している公募展、〈新鋭作家展〉。
今年も、出品アーティストの応募が始まっています!

c0222139_9543980.jpg


〈新鋭作家展〉は、文化芸術の振興と新鋭作家の発掘・育成を目的として開催している公募展です。
第7回目となる今回は人や場所、地域に関係していくことで新しい価値・視点の提示を目指すアーティストを公募します。
選出された優秀者2名(組)には翌年の〈第7回 新鋭作家展〉での企画参加の機会と制作補助費40万円が与えられます。

人や場所、地域との関係の中から作品制作をすることに興味のある方、またそれを目指して活動している方々もぜひご応募ください。
一緒に魅力的な展覧会をつくりあげていきましょう!

応募要項および出展申込票は公式ホームページでもダウンロードできます。
(下記URLをクリックするとダウンロードが開始されます。)
応募要項 http://www.atlia.jp/exhibition/pdf/shinei_yoko.pdf
出展申込票 http://www.atlia.jp/exhibition/pdf/moushikomi.pdf

応募は6月4日(日)までとなっております。
これからのアートシーンを担う、意欲ある新鋭作家のみなさまのご応募をお待ちしています。

-----
第7回 公募 新鋭作家展
応募受付:2017年4月11日(火)-6月4日(日) 必着(開館時間中)
(応募は郵送にて受付しております※開館中であれば持参も可)
審査員:前山裕司(埼玉県立近代美術館学芸員)、村田 真(美術ジャーナリスト/画家)、住友文彦(アーツ前橋館長)

c0222139_1219724.jpg

by atlia | 2017-04-29 10:00 | 企画展
4月23日(日)、企画展〈アートで解明!空気の正体〉関連として、アートさんぽ「街の中のくうきさん」を開催しました。
出品作家の本間純さんと一緒に川口駅周辺の「空気」を感じながら歩く、というこの企画。前日の雨でお天気が心配でしたが当日はすっきりと晴れ、少し湿気を含んだ風が心地よい絶好のおさんぽ日和となりました。
本間さんも「今日は365日の中で、一番さんぽに良い日かもね!」と笑顔。

c0222139_21453867.jpg
参加者は「空気を見つけるためのポイント」をいくつか聞いた後、アトリアを出発。SL青葉通りを南へ進み、川口駅の西側にあるリリアパークを目指しました。桜の季節が終わり新緑がまぶしい公園内は、葉っぱの匂いや鳥のさえずり、まぶしい木漏れ日など「空気を感じるもの」で満たされていました。

c0222139_21460163.jpg
さんぽしたコースの中で、ちょっと意外だったのがこのスポット。電話ボックスです。
最近は使う人が少なくなり、その扉が開かれることも滅多になくなってしまいました。ということは、電話ボックスの中にある「空気」はずっと前に閉じ込められたものかも!? 中に入って外の「空気」と比べてみると、確かに何かが違うような。

c0222139_21461376.jpg
川口駅の地下駐輪場へ続く道は、特に異様な雰囲気があったスポット。薄暗いトンネルのような道が長く伸び、その脇には絶えず水が流れています。人通りはほとんどなく、参加者の足音が響き渡るほど静かです。立ち止まって目をつむり、じっと佇むと…ひんやりとした湿気やどこからか聞こえてくる物音などが自分のすぐ近くに迫ってくるような気がして、何だかそわそわ。これも「空気」の仕業でしょうか。

c0222139_21463036.jpg
アトリアに戻ったら、さんぽの中で一番印象に残った「空気」のイメージを透明なシートの上に描きました。色をたくさん使ったり、シートを2枚重ねたり、ぼかしの効果を使ってやわらかさを出したり。自分だけが見つけた「空気」のことを他の人にも伝えられるよう、参加者はたくさんの工夫を凝らしていました。

c0222139_22350313.jpg
描いた「空気の絵」はプロジェクターで壁に投影して鑑賞しました。公園、電話ボックス、地下道など、同じスポットの「空気」を描いているのに全く違う印象に仕上がった絵も多くあり、参加者間で新しい発見もあったようです。
さらに白い服を着て絵の前に立ち、プロジェクションマッピング風に記念撮影。服に絵が映り込むと、まるで自分が感じた「空気」の中に、もう一度入り込んでいるようでした。

今回のアートさんぽは「空気を見つける」という目標を持って歩きながら、普段意識しなかった感覚を働かせること・これまで気づかなかった街の魅力に目を向けることを目的に開催しました。
特別な場所に行かなくても、特別な道具を使わなくても、ちょっとだけ見方を変えてみることで、身のまわりにあるものごとが新鮮で興味深いものに変わる…そんなことを感じさせてくれる機会となりました。


c0222139_10453703.jpg



by atlia | 2017-04-27 14:04 | アートさんぽ
開催中の〈アートで解明!空気の正体〉展、会期も半ばを過ぎました。
展覧会の情報をお届けする連載ブログ「くうき日記」第6弾は、展覧会のちょっとしたお楽しみ企画とともに、お客さまから寄せられた感想・意見などをご紹介します。
c0222139_18195933.jpg
本展入場の前には、スタッフからこんなカードを渡されます。
これは、いわゆる感想カード。展覧会を見たあとに「空気」について感じたこと・発見したことなどを書いて(描いて)いただくことができます。


c0222139_18522125.jpg
会場にはカードの記入コーナーがあり、色鉛筆などの筆記用具を自由にお使いいただけます。
言葉でも、絵でも。その日そのときに感じた「空気」をカードに留めておくことで、作品を見た思い出も、きっとより深いものになりますよ!

c0222139_18504866.jpg
会場には他のお客さまが記入したカードをご覧いただけるファイルをご用意しています。たくさんの方の感想やコメントの中には、「空気」についての新しい発見・驚きがあるかもしれません。ぜひお手に取ってご覧ください。

もう既に1000枚以上も(!)いただいたカードの中から、ほんの一部をご紹介。

*******
・空気はズシーンと重い。
・春はふわふわした空気。梅雨はジメジメした空気。
普段は意識しないけれどかけがえのない大切なもの。自分の旦那さんが「くうきさん」かも。
・空気を読むことがあまり得意ではない息子を、周囲の方々の暖かい空気が助けてくれます。
・展示室にはクラゲみたいな空気がいた!
*******


同じ空気のことなのに人によってこれだけ感じ方が違うって、とても面白いですね!

1枚1枚、いただいたカードは全てスタッフが目を通しファイリングしています。たくさんのご感想をいただき、本当にありがとうございます!
これから見に来てくださるみなさまも、もう一度遊びにいらしてくださるみなさまも、身近に感じた空気のことをぜひ会場で教えてくださいね。

c0222139_10463644.jpg


by atlia | 2017-04-19 13:42 | 企画展
開催中の企画展〈アートで解明!空気の正体〉の情報をお届けするブログ不定期連載「くうき日記」。
第5弾は先日完成したばかりの図録についてご紹介!

c0222139_19354520.jpg


本展の図録は、会場に作品が運び込まれる段階から撮影がスタートしました。
展示作品を紹介するページには、今回の搬入の様子を収めた画像も掲載しています。ご注目いただきたいのはアーティストの表情。真剣でありながらどこか遠くを見つめるような視線がとらえているのは、展示会場の「空気」。作品そのものだけでなくその先にあるものに意識を向けながら、それぞれの「『空気』をつくりあげている」ときの表情です。

展示作品の画像も、どの部分をクローズアップするか、どんな印象に仕上げるかをフォトグラファーさんと吟味し、「空気」を感じていただけるようにとの思いを込めて撮影しました。

c0222139_1935587.jpg


表紙のデザインはチラシと同じく、空気栓から飛び出すツヤツヤした黒文字。
空気栓(左下のところ)が青緑色になっていますが…

c0222139_16215042.jpg
ペロッとめくると、次のページに色のついた紙が挟まっています。この紙が表紙に空いた穴から覗き見える…という、ちょっとした遊び心。
色や質感で「空気」をイメージさせる紙を、デザイナーの方と一緒に選びました。
透け感があって、青と緑のちょうど真ん中くらいの綺麗な色をしています。なんとなく、海や空といった自然のイメージともつながるような。

写真も、印刷も、紙にもこだわった1冊。ぜひ会場でご覧ください!

----------------
〈アートで解明!空気の正体〉展覧会図録
特別価格:500円(税込)

編集:増田愛美、小野寺茜(川口市立アートギャラリー・アトリア)
寄稿:藤井 匡(美術評論家/東京造形大学准教授)
翻訳:工藤亜由美
撮影:椎木静寧
デザイン:古谷悠子
印刷・製本:有限会社山北印刷所

※販売は当館窓口で、郵送をご希望の方はお電話にて承っております。

c0222139_1732676.jpg

by atlia | 2017-04-15 17:33 | 企画展