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6月11日(土)、夏の企画展〈型にハマってるワタシたち〉関連ワークショップとして[パンと炭で巨大壁画に挑戦]を開催しました。講師は出品作家の野原万里絵さん。
梅雨のジメジメを吹っ飛ばすほど元気な小学生15人が参加してくれました。

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やってきた参加者は、まず会場を見てビックリ!とんでもなく巨大な絵が壁を埋め尽くしています。

野原さんは、驚く参加者に同じような絵のミニチュアを見せて質問しました。
「この絵の中に、何が描いてあるか見つけられる?」
全員、絵に吸い寄せられるかのようにぐいぐい前へ。
「顔!」「魚!」「バナナ!」
みんな見つけたものを次々に答えていきましたが、探すのが楽しすぎて、ここも!こっちも!と、勢いが止まりません。

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すると野原さんは突然、中がくり抜かれた茶色い紙を取り出しました。
これは毎日お気に入りのかたちを集めてつくっている型紙。壁に架かっている巨大な絵はこの型紙をつかって描かれたのだとか。
そう聞いた参加者は、さっそく大きな絵の中に同じかたちを発見。「あった!」と指さしました。

でもこの絵はまだ完成していません。
それどころか野原さんは良いアイディアが浮かばなくて困っている様子。
「私一人だと同じような描き方しかできなくて、絵がなんとなく寂しげ。だからみんなでこの型紙でどんどん新しく描いて、もっとかっこいい壁画にしよう!」
本当にこんな大きな絵を描くの?この上から描いていいの?と、参加者のそわそわは最高潮に。

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壁画制作の前に、まずは道具の確認。
たくさんの種類がある型紙を机に並べてそれぞれどんなかたちか言い合いっこしました。
「スケートしている人!」「猫!」
あれれ、同じ型紙なのに2通りの答えが飛び出しました。どうやら縦にしたとき・横にしたときで見え方が全く変わるみたい。

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型紙とセットでつかう道具は木炭とパン。真っ白い紙の作業場と木炭を塗った黒い紙の作業場に分かれ、描く練習をしました。

まずは真っ白い紙の作業場。
手に木炭の粉を直接つけて型紙の上から擦り込むと、ステンシルのようにかたちを写すことができました。初めて木炭をつかう参加者たちにとっては楽しい砂遊び感覚。あっという間に紙全体が埋まりました。

黒い紙の作業場では、朝食でもおなじみの食パンが消しゴム代わりに。
ちょっと意外かもしれませんが、やわらかくしっとりしたパンがほどよく粉を吸着し、木炭デッサンでも消し具として使用されています。カスが出るところも消しゴムそっくり、と発見した参加者も。
今度はかたちを白く抜き取ることができました。

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道具のつかい方はバッチリ。もう一度壁画全体を眺め、描き足りないと思う部分を確認しました。改めて見ると、まだまだ手を加えられる部分がたくさんありそう。
確認が終わるとザザザーという音とともに、何と壁画がまるごとおりてきました!全ての壁画がおりると、もうほとんど床が見えない状態に。
絵の上に乗っかり好きな場所を選んで制作スタート。

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既に描かれている模様から発想を膨らませても、全く新しいものを描いてもok。大胆さと思い切りの良さ、そして思いついたアイディアを大切にしながら進めます。
こうして40分ほどかけ「ここは自分が描いたぞ」と自慢できる部分を増やしていきました。

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完成した壁画はスタッフが元の位置に戻し、全員で鑑賞タイム。
一人でコツコツ描いたカタツムリ、友だちと一緒につなげた長ーい道路などそれぞれ描いたものが集まって、最初と比べるととてもにぎやかな印象になりました。みんなの元気さがそのまま絵になったみたい。

最後は壁画をバックに記念撮影。気づいたら顔と手がすごいことに…でも清々しい笑顔です。
初体験の道具ばかりでしたが、参加者はすぐに自分なりのコツを掴んで生き生きと制作していました。型紙をつかった制作に、みんなでハマっちゃったかも?

さて、この作品はさらに野原さんの手が加わり、〈型にハマってるワタシたち〉展で展示されます。
参加者と野原さんが協働で描いた大作。
きっとみなさまも、何かに見えるかたち・面白い部分を絵の中に見つけていただくことができますよ。

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新鋭作家展 第5回優秀者 大石麻央・野原万里絵
型にハマってるワタシたち
型をつくることにハマってしまったアーティストとたくさんの人たちが一緒に制作するアートプロジェクト。
窮屈な日々も隠せない差異も、全部浮き彫りになるアートな体験に、アナタもハマってしまうかも!

7月16日(土)~8月31日(水)
10:00~18:00(土曜日は20:00まで開館)
※月曜休館(祝日の場合は翌平日休館)
http://www.atlia.jp/exhibition/
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by atlia | 2016-06-22 17:52 | ワークショップ
6月15日(水)、やさしい鑑賞講座[仏像トーク -日本人になった仏像たち]を開催しました。
講師は仏像コラムニスト・歌う神仏研究家の宮澤やすみさん。
古代から中世までにつくられた仏像の面白さとビジュアルの変化についてお話しいただき、現代の私たちに受け継がれている美意識のルーツを探りました。
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梅雨空の下たくさんの方にお越しいただき会場は満員御礼!このごろ大きな展覧会やTV番組で特集されることも増えている通り、仏像に寄せられる興味と関心の高さがうかがえます。
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講座の導入として、まずは仏像の変化を見るためのポイントが示されました。「流行」「テクノロジー」「時代の気分(人の心)」の変化が仏像のビジュアルに投影されて、時代ごとの特徴を帯びていくことになります。
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「飛鳥時代」「天平時代」「白鳳時代」・・・学校で習ったことのある名称とともに紹介される国宝の仏像たち。その眼差しや表情、姿勢や体つきに着目しながら「飛行機型ロボット」「ラグビー選手」「アンパンマン」などなど、思いがけず身近な例えを聞いていると、ちょっと敷居の高いイメージだった仏像もまるでお隣さんか古い友人みたい。
軽妙でありつつもしっかりと基本をおさえる宮澤さんのトークに参加者はひき込まれている様子。

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インポートブランドの威光を存分に発していた仏像たちは、国の情勢と対応して役割も目まぐるしく変化していきます。やがて日本の「霊木信仰」や「わびさび」などと結びつき、より馴染み深い姿となって暮らしに融け込んでいきました。
大昔から根付いていた人の営みと新しくやってきた文化とが互いを潰すことなく共存できた理由は、日本古来の信仰にあった「多神教」に由来するのではないかと宮澤さんは仮定します。身の回りのあらゆるものを「やおよろずの神」と呼んで敬っていた頃のように、多様な考えや価値観とともに生きていくことを当たり前のこととして受け入れる心を、現代の私たちも大切にしていきたいものですね。

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さて、時代とともに変化する仏像の特徴をとらえたところで最後のおさらい。川口市内にある仏像を例にしたクイズが出題されました。紹介されたポイントを思い出しながら真剣な面持ちで挑む参加者たち。知識とともに鑑賞の視点を得ることができれば、これからの仏像めぐりの楽しみも増すというもの。
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質疑応答では次々と質問の手が挙がり、アンケートにも
「あっという間の2時間でした。分かりやすくてもっともっと深く仏像のことを知りたいと思いました。」
「時代の変化と仏像の変化をあわせて観たり考えたりしたことがなかったので、今後の観賞のしかたが変わってくるのが楽しみ。」
など、嬉しい感想をいただきました。
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今回登場した川口の仏像たちは普段は一般公開されていませんが、アトリア主催の「アートさんぽ」で特別に拝観させていただくなどして、お客様から毎度ご好評をいただいています。
これからも多くの方に楽しんでいただける企画を実施していきますのでどうぞご期待ください!
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by atlia | 2016-06-22 13:29
7月16日(土)より、企画展〈型にハマってるワタシたち〉がスタート!公募「第5回 新鋭作家展」優秀者の大石麻央さん・野原万里絵さんが「型」を使って制作を行います。
このブログでは、担当スタッフが展覧会準備の様子やお2人の制作過程について紹介中。
今回は、野原さんの出品作のアイディアが決まるまでの「プロセス」をお届けいたします。
(大石さんの「りぽーと」はコチラ!あわせてご覧ください。)
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公募「第5回 新鋭作家展」提出プラン(一部)

【経過① 2015年秋頃】
野原さんは審査の際、「鑑賞者から集めたもののかたちで構成する絵画」のプランを提出しました。
それから数か月。地域色の強い場所での滞在制作を経験し、川口特有のものを生かした制作に興味が移ったよう。
さっそく駅周辺を探し歩いた野原さんでしたが…。再開発エリアには高層マンションやチェーン店など新しくできたものが多く、川口特有のものを見つけるのは難しかったみたい。
そこでスタッフが川口のものづくりや産業についていくつか紹介し、しばらく調査を続けながら構想を練っていただくことにしました。
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毎日コレクションした「美しいと思うかたち」

【経過① 2015年冬頃】
川口についての情報を増やすべく、資料などを集めて調査を続けていらっしゃる様子。特に歴史ある産業に興味津々、「ものをつくる」表現者として心踊る何かを感じたのでしょうか。
しかし一方で、どのようなかたちを集めて作品に生かすかビジョンが見えず、具体的な取材にまでは踏み込めずにいました。
そうしているうちにも時間は過ぎていきます。

野原さんはとにかく制作の手を止めまいと、「美しいと思うかたち」のコレクションを始めました。
ある時はフリーハンドで。あるときは写真をトレースして。
描いたかたちのうち自信作をハサミで切り抜き、溜めていくことを日課にしました。
これらはまだ作品に使うかどうかも分からないアイディアの欠片。少しずつ、でも確実に、制作と向き合う時間を積み重ねていきました。

このコレクションはその後も継続し、WEB上に記録として残していきました。
http://marienohara.tumblr.com/「1日1定規の制作記録」

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制作実験の数々

【経過③ 2016年早春頃】
5か月に渡って集めた「美しいと思うかたち」のコレクションは100を超えました。
これらを組み合わせて絵が描けないかと開発したのが、オリジナルの型紙。厚紙をくり抜いたもので、これを使うことでステンシルのようにかたちを転写することができます。
実際にやってみると落ち葉が積もったような奥行きが生まれたり、かたち同士が合体して見えたりと幅広い表現ができることを発見。型紙を使う人次第でもっと別の表現が生まれ、より面白い作品ができるかも?

元々偶然を取り入れた協働制作に意欲があった野原さん。一人で川口のかたちを集めるよりも、たくさんの人とかたちを集める方が性に合ってるみたい。

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ワークショップの試作の様子

そこで、型紙のユニークな使い方を編み出すアイディアマンを募集することに。
型紙をあてて木炭を刷りこむ・パンで消すなどして協働制作する機会を設けました。
それが[パンと炭で巨大壁画に挑戦]というワークショップ。

ワークショップは6月11日に無事終了。まるで発掘作業でもするかのように、手も足も顔もまっ黒けになりながら絵を描きました。
その様子は次回の「型ハマりぽーと:5」で紹介いたします!
今後のリポートも、ぜひお楽しみに。

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新鋭作家展 第5回優秀者 大石麻央・野原万里絵
型にハマってるワタシたち
型をつくることにハマってしまったアーティストとたくさんの人たちが一緒に制作するアートプロジェクト。
窮屈な日々も隠せない差異も、全部浮き彫りになるアートな体験に、アナタもハマってしまうかも!

7月16日(土)~8月31日(水)
10:00~18:00(土曜日は20:00まで開館)
※月曜休館(祝日の場合は翌平日休館)
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by atlia | 2016-06-19 11:25 | 企画展
7月16日(土)よりスタートする企画展〈型にハマってるワタシたち〉
本展では公募「第5回 新鋭作家展」優秀者の大石麻央さん・野原万里絵さんが、多くの方と一緒に「型」を使ってパターンを集めることで制作を行います。

この「型ハマりぽーと」は、担当スタッフ目線で展覧会の準備の様子などについて紹介するリポート。
第3弾は出品作のアイディアが決まるまでの、長ーい紆余曲折をたどります。

じっくりと1年間かけて準備をしてきた「プロセス」の中には、作品としてかたちにならなかったもの、いくつものトライ&エラー、そしてボツ案もあったのです…。
しかしその中にも、きっと出品作や展覧会を楽しんでいただくきっかけとなるものがあったのではないでしょうか。

今回は大石さんがこれまでに提案したアイディアやスタッフとのやりとりなどをご紹介。
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公募「第5回 新鋭作家展」提出プラン(一部)

【経過① 2015年秋頃】
審査の結果発表から数か月。大石さんは、そのときに提出したプランをベースとしたプロジェクト・展示のビジョンを持ち続けていました。(審査時のプランはりぽーと1にて紹介中!)
動物のマスク・スーツ状の作品を地域の方々に着ていただき、その姿を撮影した写真をインスタレーションとして作品化する試み。同じ「型」にはめて全員の見た目をおそろいにすることで、一人ひとりの「内面」を浮かび上がらせるのだとか。

でも人の内面は目には見えず、しかもとっても複雑なもの。マスク・スーツを着た状態の写真で本当にそれらを写し出すことができるのでしょうか?
大石さんには、少し時間をかけて考えていただくことにしました。

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《となりどなり》2010年

【経過② 2016年初春頃】
制作するマスク・スーツのモチーフについてお話を伺いました。
これまでにもたくさんの動物を作品にしてきた大石さんですが、その種類は展示場所の歴史・特性と関係のあるものをチョイスしています。
今回選んだのは、鳩。多くの方が行き交う川口のまちと、いくつかの種が混ざって生息している鳩の様子に共通点を感じたのだとか。
過去にも作品のモチーフになったことがあり、大石さんにとって特別な意味を持つ生き物のようです。

しかし、そのマスク・スーツを地域の方に着ていただくためのアプローチの方法と、その「内面」を浮かび上がらせるための工夫がまだ見えてきません。
なかなか良いアイディアが出ないまま、次回の打ち合わせに持ち越しとなりました。


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大石さんとスタッフのメールのやりとり、打ち合わせ資料など(一部)

【経過③ 2016年春~】
対面での打ち合わせ・メールでのやりとりを、何度も何度も繰り返しました。
地域の方との関わり方や作品の見せ方について大石さんとスタッフの間で意見が食い違い、話し合えば話し合うほど堂々巡りのどつぼにハマっていくことも。
打ち合わせにかける時間もメールの文章量も、どんどん長くなる一方…。
何とか良い展覧会にしようと互いにアイディアを出し合っては、一進一退が続きました。


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「着るアート体験&撮影大会」リハーサルの様子

スタッフからどんなに厳しい意見が出されようとも、納得のいく作品をたくさんの人と一緒に制作することにこだわりを持ち続けてきた大石さん。そのこだわりは「多くの方に新しい価値観に触れていただきたい」という思いから生まれています。
そこで、どなたでも気軽に作品を着ていただけるイベントを企画し、とにかくたくさんの人にハマっていただけるような制作を目指すことにしました。
展示に向け準備も佳境に入っています。今後の活動と本展での発表にどうぞご期待ください。

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みなさまも、大石さんの作品を着ていただくことができます!
鳩のマスク・スーツでちょっとした変身気分を味わい、しかもこっそり展示の一部にもなれる機会。お友だちとの話題づくりに、SNSのネタに。
どうぞお気軽にお越しくださいませ。

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「着るアート体験&撮影大会」

ナゾの鳩人間がスタジオに出現!?夏の企画展に出品されるモコモコの作品を体験し、写真を撮影できるミニイベントを開催します。撮った写真はその場でプレゼント!奇妙な変身写真で、家族や友だちを驚かせてみませんか?
※撮影した写真は作品の一部として夏の企画展で公開されます。
※ウール、ほこりアレルギーがある方はご遠慮ください。

日時:6月18日(土)・19日(日) 13:00~17:00の間いつでも
案内:大石麻央(夏の企画展出品者/アーティスト)
予約不要・参加費無料。
http://www.atlia.jp/ws_lecture/

型ハマりぽーと2でも紹介中!)
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by atlia | 2016-06-16 16:43 | 企画展
7月16日より夏の企画展〈型にハマってるワタシたち〉がスタート!
「型」をつくることにハマっている若手アーティスト、大石麻央・野原万里絵が参加するこの展覧会。いくつかのパターンを集めるプロジェクトによって、たくさんの人たちと一緒に制作を行います。

この「型ハマりぽーと」は、担当スタッフ目線で展覧会の準備の様子などについて紹介するリポートです。
(りぽーと1はコチラ

今回は、6月18日(土)・19日(日)の「着るアート体験&撮影大会」のお知らせ!
このイベントはみなさまに気軽にアートに触れながら作品制作にご協力いただく、本展の関連企画です。

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写メを撮られる、変な動きの鳩人間…!?
謎すぎるこの光景は、アトリアスタッフが本イベントのリハーサルをしている様子です。
大石さんが制作した鳩のマスクとスーツを身に着け、謎のポージングで記念撮影しています。

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羊毛フェルトを固めて制作した、思わず触ってみたくなるモコモコの作品。
触るだけでなく、服を着るようにして身に着けていただくことができますよー!
やり方は簡単、専用のTシャツを着て手袋をはめ、マスクをすっぽり被るだけ。
着衣の上からでも大丈夫。

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撮影した写真はその場でプリントアウトしてプレゼント!後日、本展〈型にハマってるワタシたち〉でも展示いたします。
もちろんお手持ちのカメラや携帯での撮影も大歓迎。
ご家族とのちょっとした話題に、お友だちとの思い出づくりに、SNSのネタに。
奇妙な変身写真を自慢してみませんか?

時間内にお立ち寄りいただければ、その場ですぐ無料でご参加いただけます。
たくさんのみなさまのご参加をお待ちしております!

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「着るアート体験&撮影大会」

ナゾの鳩人間がスタジオに出現!?夏の企画展に出品されるモコモコの作品を体験し、写真を撮影できるミニイベントを開催します。撮った写真はその場でプレゼント!奇妙な変身写真で、家族や友だちを驚かせてみませんか?
※撮影した写真は作品の一部として夏の企画展で公開されます。
※ウール、ほこりアレルギーがある方はご遠慮ください。

日時:6月18日(土)・19日(日) 13:00~17:00の間いつでも
案内:大石麻央(夏の企画展出品者/アーティスト)
どなたでも参加OK!予約不要・参加費無料。
http://www.atlia.jp/ws_lecture/
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by atlia | 2016-06-14 17:27 | 企画展
7月16日より夏の企画展〈型にハマってるワタシたち〉がスタート!
「型」をつくることにハマっている若手アーティスト、大石麻央・野原万里絵が参加するこの展覧会。いくつかのパターンを集めるプロジェクトによって、たくさんの人たちと一緒に制作を行います。会期中は気軽に参加していただけるイベントも盛りだくさんです。
どうぞお楽しみに!

この「型ハマりぽーと」は、担当スタッフ目線で展覧会の準備の様子などについて紹介するリポートです。
ブログ読者のみなさまに出品作家や作品を身近に感じていただきたい!そんな思いを込めて、普段は表に出ることのない展覧会の舞台裏もお見せしていきます。

第1弾は、本展の始まりと出品作家をご紹介。
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〈第5回 新鋭作家展〉二次審査のプレゼンテーション

実は大石さん・野原さんは、審査によって選ばれたアーティスト。
本展はアトリアで毎年開催している公募〈新鋭作家展〉がベースとなっていて、お2人は第5回目(2015年開催)の応募者だったのです。
※ただいま〈第6回 新鋭作家展〉が進行中!本公募についての詳細はこちらをご覧ください。
審査時に行ったプレゼンテーション(展示・ポートフォリオ)では、お2人それぞれにパターンを集めるアイディアの片鱗が。

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大石さんは「着る」ことでオオカミ人間のようになることができる作品と実際に着た状態での写真を6枚提出。どれも同じように見えますが、よく見るとそれぞれ微妙に立ち方や姿勢が違います。
中に入っているのは年齢も性別も全く違う6人なのだとか。

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一人ひとりの見た目をすべて均一にパターン化するこの作品は鑑賞者の「人を判断する基準」に揺らぎを起こそうと意図したもの。自分や他者の存在を振り返るきっかけになるのではと、地域の方々にも同じ姿になっていただくプランを提出しました。

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野原さんは壁に直接シートを貼り付けた平面作品と、いくつかのオブジェのようなものを提出。この立体物は、通りすがりの人にいきなり「絵のモチーフになりそうなものをください」と声をかけ、譲っていただいたのだとか。壁の平面作品は、その外形を写し取って絵画化したもの。
偶然に出会った方々から集めたものを「型」として取り入れる実験的な制作です。

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新たなめぐり合いが起こることを期待し、鑑賞者から作品のモチーフを集める実験室の開設と、それをもとに制作するインスタレーションのプランを提出しました。

それぞれに作品の印象は全く異なりますが、「パターンを集めながら、たくさんの人たちと一緒に制作したい」という想いは同じ。
そこで昨年の結果発表後から、どうすればより良い展覧会にできるかを担当スタッフとともに考え、1年間という長い時間をかけてブラッシュアップしてきました。
来月からスタートする本展では、上記の審査時のプランからグレードアップした内容をお届けしますよー!
ぜひ会場にて、お2人の1年間の成果をご覧ください。

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新鋭作家展 第5回優秀者 大石麻央・野原万里絵
型にハマってるワタシたち
型をつくることにハマってしまったアーティストとたくさんの人たちが一緒に制作するアートプロジェクト。
窮屈な日々も隠せない差異も、全部浮き彫りになるアートな体験に、アナタもハマってしまうかも!

7月16日(土)~8月31日(水)
10:00~18:00(土曜日は20:00まで開館)
※月曜休館(祝日の場合は翌平日休館)
http://www.atlia.jp/exhibition/
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by atlia | 2016-06-11 11:30 | 企画展
6月5日(日)、「アトリアデビュー[とり、みつけた、とんだ!!]」を開催しました。
アトリアデビューはアトリアのワークショップに初めて参加する年中・年長さんを対象に毎年開催しています。
今年も16名の年中・年長さんと一緒に活動しました。
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講師はイラストレーターの遠山 敦さん。
鳥や馬などをモチーフにした作品を多く手掛けています。
今回は、楽しく絵具遊びした画用紙から鳥をつくってアトリアの窓辺に飛ばすワークショップを開催しました。

ご挨拶の後、画用紙とスポンジが配られました。
クレヨンや絵筆とは違う道具に「?」が浮かぶ参加者たち。
まず遠山さんがお手本を見せてくれます。
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赤、青、黄色、緑の中から1色を選んでスポンジに絵の具を含ませ画用紙に大胆に滑らせていく遠山さん。
具体的なものは描かない様子。それを見た参加者たちは絵の具を塗り広げるようにスポンジを動かします。
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5分ほど塗ったところでまた色を選びます。
次はスポンジを押し付けたり、叩くように着色。そうするとかすれやにじみができることを発見!
先に塗った色が透けて見えてきました。参加者たちは夢中になって色を重ねます。
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2色重ね終わったらその画面は完成。次に小さな画面を着色し始めます。
スポンジを動かしているうちに様々な描き方を思いつくようで、くるっと回してみたり、慎重に角だけを押し付けてみたり。自分の手に絵具をつけて画用紙を勢いよく叩きはじめる参加者も。
白い紙が様々な模様で埋め尽くされていきました。
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着色は終わったものの、画用紙には肝心の鳥の姿は見えません。ここからどのように鳥をつくっていくのでしょうか?
遠山さんは鳥の形を切り抜いた型紙を手にして、「着色した画用紙に重ねてみよう」と提案します。
するとそこにはカラフルな鳥の姿が出現!
参加者たちは型紙を重ね、どの部分を鳥に生かすかをじっくり吟味して、鉛筆でなぞっていきます。
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なぞったらハサミでカットします。難しいところはサポートスタッフがお手伝い。
鳥のからだが出来あがったらもう1枚の画用紙を使い、からだに似合う羽を自由につくります。
ひらひらした羽や、しゅっと尖った羽。参加者たちは鳥のかたちや大きさだけでなく、鳥の模様も考慮しつつ羽を切り抜きます。
羽とからだをくっつけたら鳥が完成!
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完成した参加者は意気揚々と窓辺へ。
自分よりも高いところへ作品を吊り下げます。
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全員分をつりさげたら鑑賞会の開始です。
ゆらゆら揺れる鳥たちを下から見上げると羽の模様が見えてより一層カラフルに。
反対から見てみようと遠山さんは外へと参加者たちを誘い出します。
外から離れて見てみるとまるで群れをなして飛んでいるようでとっても賑やか。それには満足げな表情を浮かべていました。
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今回のワークショップで行ったことは本物らしさを追求するのではなく、自分だけの鳥をみつけること。
画面いっぱいに「描くこと」を楽しみながら、お気に入りのつまったオリジナルの鳥をつくることができました!
*****
今回のワークショップの鳥たちは6月10日(金)までアトリアのガラス面で展示中!
ライブラリーコーナーではサポートスタッフがつくった鳥たちも飛んでいます。
近くまでいらっしゃった際にはぜひご覧くださいませ。
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by atlia | 2016-06-10 16:54 | ワークショップ
アトリアには、ワークショップや講座をサポートしてくれるボランティア「サポートスタッフ」がいます。
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ワークショップ講座のお手伝いや展覧会を開催するための準備、参加者の方へのご案内などをお願いしています。サポートスタッフがアイデアを出し当日の運営までを行うするワークショップの機会もあります。
サポートスタッフのみなさんはそれぞれ個性を生かし活躍しており、アトリアにはなくてはならない存在です。

現在そのサポートスタッフを募集中!
アートに興味があり、多くの方との交流の中でアトリアの事業を楽しみながら参加していただける方をお待ちしています。
募集期間は5月31日(火)まで。
ご興味のある方はお気軽にお電話ください。
みなさまのご応募をお待ちしております。
募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
―――――
募集期間2016年4月1日(金)~5月31日(火)
活動期間2017年4月末日まで
(以降1年ごとの更新制になります)
応募資格経験不問。中学生以上
(18歳未満の方は保護者の同意が必要)
―――――

詳細についてはお気軽にお問い合わせください。
TEL: 048‐253‐0222(アトリア)
受付時間:10:00〜18:00
※月曜は休館日ですのでご注意ください
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by atlia | 2016-06-01 09:35 | お知らせ