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ATLIA STAFF BLOG
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〈反芻 篠原有司男展〉 2回目のギャラリートークを開催しました。
今回は小学生の参加者が多く来てくれました!

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まず初めに篠原さんの年齢を聞いてビックリの参加者。
「ここにあるモノは何でしょう?」という学芸員の問いかけに答えながら、作品の中に登場するカエルやウサギなどのモチーフに目を凝らします。
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ケースの中に並べられた、篠原さんのスケッチブック。1枚1枚よく見ると、人の顔や鳥など、色々なものが描かれています。
細かな部分を見ていくと、面白いものがたくさん見えてきます。


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「あそこに花札がある!」と、作品を指さす参加者。
ギャラリートークだけでなく、他の参加者の発見などを聞きながら作品を見て回ったことで、多くの気づきがあったようです。


篠原さんの作品は、じっくり見ることで、バラエティに富んだモチーフや素材を発見することができます。
どんなものが登場するのか探しながら鑑賞してみてはいかがでしょうか。


次回のギャラリートークは5月4日(土)14:00~開催いたします。
是非ご参加ください。
by atlia | 2013-04-27 16:14 | 企画展
4月21日(日)に、春の企画展〈反芻 篠原有司男〉の関連ワークショップ[エクササイズ!超・獣・擬・我(チョウ・ジュー・ギ・ガ)]を開催しました。

篠原さんの展覧会にはユーモラスに擬人化されたウサギとカエルが登場します。が、ワークショップはその逆。作品のもとになった《鳥獣戯画》に想を得て、人が動物を真似るパフォーマンス(エクササイズ)をつくります。講師は元総合格闘家で美術家の、飯島浩二さん。

外は肌寒くあいにくの雨模様でしたが、小学1年生から5年生までの12人の参加者が、元気な顔を揃えてくれました。受付が終わるやいなやマットに寝転んだり得意のブリッジをしてみせたり。早く体を動かしたくて仕方ないみたい。
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まずはみんなで《鳥獣戯画》の図版を見てみます。ウサギと相撲をとるカエルたちを「うがいをしているところ!」などと、自由に解釈する参加者たち。体の動きに注目してそれぞれに意味を見いだしたり、ストーリーを考えたりしました。
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準備運動で全身をほぐしたあと、総合格闘技の基礎演習にある「アニマルアクション」に挑戦しました。ワニ・ゴリラ・エビの3つのパターンを見様見真似で。どれも日常生活にない姿勢と動きですが、男の子も女の子も躊躇することなく、サマになっています。
これが格闘技にどう活かされるのか、飯島さんがパートナーの佐藤さんを相手に実戦デモを行い、披露される技と迫力に一同、息をのみました。

普段使われない筋肉や神経を使ううち気分も野生化?休憩時間中もずっとマットの上で遊んでいた参加者たちは、興奮冷めやらぬまま展示室へ。躍動感あふれる作品を実際に見てみます。作品に登場する生き物が何をしているところだろうかなど、会話も盛り上がりました。

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この日だけの特別展示、飯島さん作の動く彫刻にも興味津々です。

アート作品からインスピレーションを得たら、いよいよ表現の段階。サポートスタッフと一緒にのびのび体を動かし、オリジナルのアニマルアクションをつくっていきました。
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みんなの前でひとりずつ発表し、何の動物かを当ててもらいます。パフォーマンスが始まると瞬時に手が挙がり、なんと回答の全てが正解!水の中のカエル・イカ・クモ・チョウチョウ・カンガルー・ペンギンなどなど、バラエティ豊かな「超獣擬我」が展開していきました。

クールダウンのあとも飯島さん、佐藤さんとの膝相撲を楽しんだ参加者たち。アーティストと刺激し合い、身も心も開放して身体表現の面白さを体感した1時間半でした。
by atlia | 2013-04-23 14:13 | ワークショップ
4月14日(日)、現在開催中の展覧会〈反芻 篠原有司男展〉関連イベントとして、
鑑賞講座「篠原有司男を反芻する 第1回 芸術×反芸術」を開催しました!

今回は出品作家・篠原有司男さんと日本美術史家・山下裕二さんをお招きし、対談形式で語って頂きました。

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「あえて打ち合わせはしなかった。その方が何が飛び出すか分からなくて面白い」と言ってトークを始めたお二人。
その言葉通り、篠原さんのニューヨーク生活や学生時代の思い出、過去の作品や活動、そしてネオダダイズム・オルガナイザーズ(ネオ・ダダ)や他のアーティストと繋がりなど、様々な方向へと話題が展開していきました。


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作品を実際に見せたり、ホワイトボードに絵を描いたりしながら、篠原さんのお話はどんどん進んでいきます。
今回の出品作品にも登場するカエルの写真やワンダーウーマンなどのアメリカンコミックも資料として提示。
山下さんも絶妙なあいづちと突っ込みを入れ、会場に笑いがあふれるシーンも。


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ロバート・ラウシェンバーグの作品のコピーとして有名な≪コカコーラ・プラン≫も、会場に持って来て下さいました。
「実際に組み立ててみてよ。」という山下さんの提案で、おもむろに電動ドライバーを取り出す篠原さん。目の前で手早くパーツを組み合わせます。手を動かしながらも話は絶えず、作品の背景にあるラウシェンバーグとのやりとりなども聞かせてくださいました。


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最後に、篠原さんと妻・乃り子さんのドキュメンタリー≪Cutie and the Boxer≫について、映画作成のいきさつや裏話を語ってくださいました。
この映画は、第29回サンダンス映画祭(アメリカ)にてドキュメンタリー部門の最優秀監督賞を受賞し、日本でも公開される予定だそう。


お二人の掛け合いに所々で笑いの渦が巻き起こる、楽しいトークとなりました。
対談を通して、アーティスト・篠原有司男の人がらや世界観に触れることが出来たのではないでしょうか。


次回の鑑賞講座は、「日本の前衛-マンガ・ウキヨエ・チョウジューギガ」というテーマで、山下さんに再びお話して頂きます。
こちらも、ぜひご参加くださいませ。

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平成25年度春の展覧会〈反芻 篠原有司男〉関連
やさしい美術鑑賞講座 「篠原有司男を反芻する」
「第2回 日本の前衛-マンガ・ウキヨエ・チョウジューギガ」
5月19日(日)15:30~17:30
講師:山下裕二(日本美術史家、明治学院大学教授)
定員:50名 当日先着順(開始1時間前より整理券を配布します)
参加費:300円(観覧料別途)
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by atlia | 2013-04-16 08:07 | 鑑賞講座・実技講座
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本日より春の企画展<反芻 篠原有司男>がオープンしました!


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14時からは、担当学芸員によるギャラリートーク。会期初日から早速観に来てくださったお客様に、作品に描かれたモチーフや制作の背景などを、作者自身から聞いた言葉も挟みながら詳しく解説しました。

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3つのコーナーに分けられた作品にはそれぞれ、作られた当時の作者のマイブームともいうべき、同じモチーフが繰り返し登場します。そこには、作者のもつ民話などについての深い興味と独自の解釈、日本への愛着や、1969年の渡米後、ニューヨークの暮らしの中で受けた刺激などが色とりどりに表れ、勢いよくすべるような筆致からはあまり想像のつかない、ひとつのテーマを時間をかけて〝反芻“する様子をたどることができます。

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鑑賞する側も、作品から受けた印象を飲み込み、また思い起こしてもぐもぐと確かめるように味わえば、見るたびに新しい発見があるかも?
次回ギャラリートークは4月27日(土)と5月4日(土)、各日14:00から開催致します。
みなさんのお越しをお待ちしております。
by atlia | 2013-04-13 15:02 | 企画展
本日より、平成25年度「アトリア・サポートスタッフ」の募集が始まりました!


アトリア・サポートスタッフとは、アトリアで開催するワークショップや講座をサポートしてくれる登録制ボランティアのことです。
アートに興味があり、多くの方との交流の中でアトリアの事業を楽しんで参加していただける方をお待ちしています。


募集の詳細は、下記のページをご覧ください。
【平成25年度 アトリア・サポートスタッフ募集】
http://www.atlia.jp/staff/staff.php
by atlia | 2013-04-13 13:29 | お知らせ
【次回展のお知らせ】
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反芻 篠原有司男

展覧会期  4月13日(土)〜5月26日(日) 
        10:00~18:00  土曜は20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)
観 覧 料   300円
高校生以下無料、20人以上の団体、65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方と付添の方は半額。
5月18日は「リボンシティまつり」のため特別に観覧無料。




関連イベント -------------------------------------------------------------------------

やさしい鑑賞講座「篠原有司男を反芻する」
第1回 芸術×反芸術 対談:篠原有司男(出展作家)×山下裕二(日本美術史家)
日時 4月14日(日)

第2回 日本の前衛 マンガ、ウキヨエ、チョウジューギガ
日時 5月19日(日)
講師 山下裕二(日本美術史家)


ワークショップ
エクササイズ 超獣擬我!(チョウ・ジュー・ギ・ガ)
日時 4月21日(日) 事前予約制
講師 飯島 浩二(美術家、元総合格闘家)


ギャラリートーク
学芸スタッフが一緒に会場をまわり、作品や作家についてお話します。
日時 4月13日(土)、27日(土)、5月4日(土)
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by atlia | 2013-04-07 18:50 | 企画展
3月31日(日) 、やさしい美術鑑賞講座「仏像めぐりバスツアー(2日目)」を開催しました。
講師は前回と同じく、仏像コラムニストの宮澤やすみさんです。
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館内で仏像鑑賞についてのレクチャーを20分ほどした後、バスで江戸袋氷川神社へ向かいます。 境内はちょうど桜が満開だったので、荘厳な雰囲気に包まれていました。
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まず社殿の中で、宮澤さんから「なぜこの神社に仏像があるのか」といった歴史的経緯などの説明があり、その後氏子である平岡氏や磯貝氏から当時の様子などをお話しいただきました。
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神社の改修工事の際に偶然発見されたという平安時代の仏像は、その驚くべきエピソードもさることながら本当に美しい佇まいで観る人を惹きつけます。
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参加者の多くはその姿に感嘆し、じっくりと1体1体を鑑賞しました。
そして次は、上青木の安楽寺へ。ここには平安後期の作とされる木造大日如来があります。
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まずお堂の前で、講師から平安時代の仏像の特徴について解説いただいた後、数人ずつ堂内に入って順々に拝観します。
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端正な目鼻立ちでおだやかな表情をしている大日如来。像高が93cm(ほぼ等身大の大きさ)もあり静寂な堂内には、存在感と優美な雰囲気が漂っていました。
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川口市内で地域の人々に古くから大切にされている「仏像」を鑑賞する目的で開催した今回の鑑賞講座は、川口の歴史と文化を再発見できたツアーでした。

※「仏像めぐりバスツアー」で紹介した仏像は、いずれも普段は非公開となっております。ご注意ください。
※「仏像めぐりバスツアー(1日目)」の様子はこちら
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by atlia | 2013-04-04 11:22