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ATLIA STAFF BLOG
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秋も日に日に深まるこの頃。街ではコートも見かけるようになりました。

毎年秋から冬にかけてご案内していますアトリアの公募展〈新鋭作家展〉も、いよいよ受付開始!
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この公募展は、文化芸術の振興と新鋭作家の発掘・育成を目的としています。
優秀者には翌年の〈新鋭作家展〉において活動発表の機会と、そのための制作補助費が贈られます。

今回で3回目を迎えるこの公募展。
開放的なアトリアの空間は、意欲的に発表をしたいというアーティストまたそれを目指す方々にも開かれた場所。
ぜひスタッフと一緒に、良い展覧会をつくりましょう!


詳細はアトリアweb内新鋭作家展のページへ!
応募要項・申込み用紙のダウンロードも可能です。

申込受付は12月22日(土)となります。
これからのアートシーンを担う新鋭作家のみなさまのご応募をお待ちしています。
by atlia | 2012-10-26 09:00
多くの皆さまにご来場いただいています、〈川口の匠vol.2 美しきフォルム〉
会期も中盤にさしかかり、関連イベントも目白押し!


10月21日(日) 13:30〜15:30には、近隣の方に好評いただいています「やさしい美術鑑賞講座」を行いました。
展覧会関連としては第1弾、アート作品にみる盆栽の魅力として、盆栽に関するお話をいただきました。
講師にお迎えしたのは、さいたま市大宮盆栽美術館学芸員:田口文哉さん。
若手でありながらも盆栽美術館の様々な企画展をてがけていらっしゃいます。


この鑑賞講座では、まず、地図や写真で盆栽の成り立ちを振り返りました。
盆栽ってそもそもどんなものを言うのか?いつごろから始まったものなのか?
川口や大宮に盆栽師がたくさん集まったのは何故?
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盆栽と書いて「はちうえ」と読む、というお話から始めた田口さんは、その用語について丁寧に説明を入れてくれます。盆栽がはじまったとされる江戸~明治のころにかけて、人々はどのように盆栽を買い求め、どのように家で楽しんだのか、浮世絵に登場する図柄を「絵解き」しながらご説明いただきました。
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こちらは女性2名が「はちうえ」を買い求めている図。
下にかかんでいる女性は、手に今買ったらしき「はちうえ」を持っています。
どうやらプランターのような大きな箱から、苗を抜くような感じで買い求めた様子。
今とは違う楽しみ方も、歴史をひも解くことで少しずつ見えてきました。

また、川口においては植木の開祖とされる吉田権之丞のお話もいただき、身近な話題に触れてくれました。
こちらは、安行の氷川神社にもゆかりある人。
植木の街には、盆栽がしやすい土壌があったのかもしれませんね。

後半はもう一人素敵なゲストにいらしていただきました。
盆栽美術館でも企画展をなさった写真家の大和田良さんです。
左が大和田さん、右が田口さん。お二人並んでお話いただきました。
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大和田さんは盆栽を主題に写真を撮り、その際に盆栽について非常に詳しく調べられた方。
盆栽を写真で表現するとはどんなことか、経験を交えて自身のアーティスト活動などについてもお話いただきました。
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「盆栽ならではの魅力」を写真で表そうとすると、どんな方法が考えられるか?
大和田さんの方法は、正面から盆栽をとらえるということでした。
普段は様々な角度から見える盆栽でも、写真に撮ると平面作品になります。
より魅力的な一側面を切り取ろうとするとき、大和田さんは必ず正面からとらえるとのこと。
そこには、まっすぐに盆栽と向き合おうとしたアーティストの姿勢が見えます。
まさに、「アート作品にみる盆栽の魅力」について、アーティストの視線に触れられる機会となりました。

2時間では話足りないほど、盛りだくさんの内容でした!


これからも展覧会に関する「やさしい美術鑑賞講座」が続きます!
次回はこちら↓

美しい自転車のデザイン
乗り物としての機能性もさることながら、見た目も美しいTOEI自転車。 プロダクトデザインに精通する講師が自らの経験を交えてその魅力をお話しします。
自転車の用の美をデザイン的観点から解き明かす講座。
講 師 : 蓮見 孝(日本サイクリング協会評議員/札幌市立大学学長)
日 時 : 11月4日(日) 13:30〜15:30
定 員 : 一般 40人
参加費 : 300円

たくさんの皆さまのご参加をお待ちしています!
by atlia | 2012-10-23 10:04
毎月1度のミーティング。
今月は、10月20日に新春企画展関連のイベント”お正月あそび”の内容について話し合いました。
〈アートな年賀状展2013〉に来てくれたお客さまがみんな一緒に楽しめるイベントです。
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いくつかのアイディアの中から3つに絞り、「アートな福笑い」「アートなコマをつくろう」「アートなかるたをつくろう」というあそびを考えました。どんな「アートな~」かは、これからサポートスタッフのメンバーが更に楽しいアイディアを考え、当日までによりよい内容にしていきます。
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アトリアを支えてくれているサポートスタッフは、年齢や職業もさまざまな方々が活動しています。
ワークショップの企画を考える活動では、ワークショップを面白いと思っているメンバーが集まって、自分のアイディアを出し合いみんなで話し合いながら、それを実現していきます。

次回の11月のミーティングは、11月10日(土)です。
12月8日のワークショップに講師で来ていただく新生呉羽さんをお呼びし、ワークショップについて大切にしていることをお話していただきます。
美術家・舞踏家である新生さんは、これまでアトリアのワークショップを数多く実施していただき、素敵な体験を与えてくださっている方の一人です。

アトリアのサポートスタッフ第2期募集は11月末まで!
お申込み・詳細はアトリア(048-253-0222)までお電話下さい。

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by atlia | 2012-10-20 13:00
アーティストやデザイナーを特別講師として市立小・中学校へ派遣し、2~3ヶ月間、特別な図工・美術の時間を一緒に過ごすプログラム、アーティスト・イン・スクール。
今年度は版画家のタイダ・ヤシャレヴィチさんを講師にむかえ、芝園中学校全校規模で授業を展開中!

第3回目の授業は、前回から引き続き、個人でのモノタイプ版画制作です。
前回の制作で少しコツを掴んだ芝園中のみんな。
技法を学んだところで、今回はより思いきって表現できる、かも?

まずは前回のおさらいです。
みんなの作品をひろげ、それぞれ見せあいっこ。色々な作品ができています。
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少し眺めた後、更に作品のづくりのコツをタイダさんから教えてもらいました。
今日の制作もがんばるぞー!気持ちが入ります。

更にここで、タイダさんから、新しい提案です。
次の授業では、現在制作している版画に、セル画のように重ねている透明のフィルムをつくろうというのです。
実際に、見せてくれました。
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マジックですらすらと書いていくと、今まで絵具では表現できなかった細くはっきりした線で描けます。
重ねてみると、全く違う表情に!
版画そのもの、透明のフィルム、更にそれを2枚重ねた状態、作品の様々な表情を見ることができます。
このフィルムを重ねて見せることを目指して、再度制作へ。

前回技法を学び、更に今回コツを教えてもらって、新しい制作への挑戦も見えてきました。
制作にも慣れて、筆もスムーズになりました。こちらは筆が動いた跡を活かした空を描いています。
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お友達と相談しながらつくる余裕も出てきましたよー
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タイダさんにも積極的にアドバイスを聞いて、一緒に制作してみます。
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それぞれまた、1枚ずつ、違った雰囲気の版ができました!
これは「夢」かな、はたまた「宇宙」かな?
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要素を組み合わせて、表現を広げることも、少しずつできてきたようです。

刷り取りも最後までしっかりと!
お友達とお互いに確認しながら、作業できました。
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次回は、お楽しみの、透明のフィルムに取り組みます!


過去の記事
2012年度 アーティスト・イン・スクール 始動!
アーティスト・イン・スクール2012 ①オリエンテーション
アーティスト・イン・スクール2012 ②制作開始!




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by atlia | 2012-10-18 18:24
10月13日(土)、当日の欠席者もなく15名の参加者とともに、埼玉高速鉄道の「新井宿駅」に集合しました。
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会場となるのは、盆栽園の「喜楽園」さんです。天候にも恵まれ暖かい気候の中、盆栽の入門編「ミニ盆栽」をつくりました。講師は飯村靖史さんです。
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早速、松に針金をかけて形をつくっていきます。
少しづつ枝の付き方が違う松を目の前にして、其々がイメージを膨らませます。
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穏やかなやさしい形にしようか・・。
それとも断崖絶壁に落ちてゆくような力強い勢いを表現しようか・・。
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また、生きた芸術「盆栽」の将来的な成長も予測していかねばいけません。
松の枝ぶりが決まったところで、盆器に植え込みます。砂と水苔を盛り付け、
表面に苔を貼るとなんだか立派な盆栽らしくなりました。
今回はおまけに、「水石(すいせき)」にも挑戦しました。思い想いに石を選び、 
小さな器の中で山水の情景をイメージしてみました。
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最後の質問コーナーでは素朴な質問が続々と飛び交いました。
飯村さんのアドバイスをもとに、参加者の盆栽が時を経て立派に育つのが楽しみです。
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by atlia | 2012-10-13 18:13

アトリアでは、年間を通じて企画展をはじめ、ワークショップ・講座などを数多く実施しています。
これらをサポートしていただける方を募集中!

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さまざまな講師をお迎えして行うワークショップや講座では子どもたちを中心とした参加者の方々はもちろん、アーティストやスタッフと交流を持ちながら、一体となって活動してきました。お手伝いだけでなく、企画の構想から参加し自分のアイディアを実現できるワークショップも!展覧会の搬入出のサポートでは、準備の裏側を知るチャンスもある、かも?

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アートに興味があり、多くの方との交流の中でアトリアの事業を楽しんで参加していただける方をお待ちしています。

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詳しくは、こちら[サポートスタッフのページ]をご覧ください。
by atlia | 2012-10-11 21:34
10月7日(日)、午前中の雨模様とはうってかわって、ワークショップ開始の30分前から興禅院やふるさとの森にはキラキラとした日差しが差し込みました。
今回のワークショップには、子どもから大人まで計13名の方が参加してくださいました。参加者とともに埼玉高速鉄道「戸塚安行駅」から、「植木の街、安行(あんぎょう)」の街並みを感じながら興禅院を目指して歩きました。

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到着した興禅院では雨上がりのしっとりした木々に光が当たりとても美しい陰影です。赤やクリーム色の彼岸花もちょうど見頃、雨露で輝いていました。

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ご住職より、お寺の成り立ちや御本尊様、自然界の循環や生態系のお話など、これから始まるワークショップに向かう私たちの心持ちにつながる時間をいただきました。

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興禅院には墓地の奥にとても珍しい「お地蔵様を抱きかかえた巨木」があります。
木はこのお地蔵様を異物と思って飲み込んでいくようです。10年もすれば完全に飲み込まれてしまうであろうとのこと・・・。
今回の[ドローイング散歩]の講師である東田理佐さん(画家)は、この巨木を見たときに、作品にしたい!と感じたようです。また興禅院全体から感じる雰囲気や御住職の人柄に魅かれてこの場所を今回の会場に選びました。
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参加者とともに、興禅院のすぐ裏に続く「ふるさとの森」へ移動します。

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弁財天前にそびえる巨木の前で、東田さんによるデモンストレーションです。
旅先で出会った巨木をモチーフに、フロッタージュ(固形の墨を使って和紙に擦りだす)という技法を用いて、浮き出る形を手掛かりに加筆し、生命の形をさぐるといった、東田さんの制作スタイルを参加者に伝えました。

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配られた和紙と固形の墨をもって興禅院、と、ふるさとの森の中を自由に移動しながら、感じるままに木肌をフロッタージュします。

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見た時、触れた時、擦った時、同じ木でもそれぞれ伝わってくるものが違います。
木肌には個性があり、違いが分かるほど夢中になります。

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観音様も、作品づくりのためなら協力してくれます。

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フロッタージュした数枚の和紙を並べて、さらに加筆やコラージュをし、作品に仕上げていきます。
今回の作品のテーマは「あなた(私)だけの森をつくろう」です。
街を歩き、ご住職からお話を聞き、森を歩き、木々に触れ・・、敏感に感じたことを、ひとつの画面に落とし込んでいく作業です。皆の集中がピークを迎えます。

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もうすこし時間が欲しかった・・。という参加者の声が残る中、講師の東田さんより、講評です。
皆さんのユニークな視点や、男女の作品の違いなどを引き上げながら楽しい講評会が行われました。

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講評会には御住職にも参加していただき、皆の作品の成果や感想を伝えました。

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少し距離が近くなった参加者同士、充実した時間を振り返りながら、戸塚安行駅まで皆で歩きました。




  アートな視点での街歩き、
  次回は、「ミニ盆栽をつくろう~喜楽園~」(10/13)です!


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*このワークショップは、文化庁 平成24年度 文化遺産を活かした観光振興・地域活性事業「Saitama Art Platform形成準備事業」の一環として開催している事業の一つです。http://www.artplatform.jp/
by atlia | 2012-10-11 15:59
アーティストやデザイナーを特別講師として市立小・中学校へ派遣し、2~3ヶ月間、特別な図工・美術の時間を一緒に過ごすプログラム、アーティスト・イン・スクール。
今年度は版画家のタイダ・ヤシャレヴィチさんを講師にむかえ、芝園中学校全校規模で授業を展開中!

9月末にオリエンテーションを終え、今週から早速制作に入ります!
クラスごと、美術室での授業開始です。
まずは最初のご挨拶。
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タイダさんは、日頃から様々な版画技法をつかって表現するアーティスト。
今回、芝園中のみんなと挑戦するのは「モノタイプ」という技法です。
透明な樹脂版に直接絵具で絵を描いて刷り取ります。
平らな板に絵具をのせるので、複数枚刷ると色が薄れていくこの技法は、世界で1枚しかない版画が刷れるのです。樹脂版を下準備し、絵具で図となる絵を描いて、紙に刷り取るまで、一つ1つの過程をタイダさん教わりながらの作業です。
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まずは版の下準備から。洗剤を塗って絵具が紙に写りやすいようにします。
うまくできているかな?一緒にチェック中!
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絵具の使い方を教わるところでは、一緒に実験してみます。
用意したのは版画用の水性インクとポスターカラー。
どんな違いがあるか、ひとつの作品にして見てみました。
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絵具の違いがわかったら、早速版をつくります。
柔らかなに広がるインクと、はっきり色がでるポスターカラーを駆使して、考えてきた下絵をもとに樹脂版に描いていきます。
少しずつ乾かしながら、色をのせていきます…すーっと、うまく筆が動くように…
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版が完成したら、紙に刷りとります。大きな白い版画用紙にスプーンで刷り取っていきます。
ヨーロッパには、バレンはないんだとお話したタイダさん。芝園中のみなさんにはマイ・スプーンを持参してもらいました。
くるくると円を描くように、中心から圧力をかけていきます。思ったより力がいる作業。
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全体にくるくるしたら、上手く刷れているいるか、どきどきしながらチェックします。
まずは少しめくってみて、様子をうかがいいます。
色が十分に写っていたら完成!版から思い切ってはがします。
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今回の授業で、モノタイプの技法をしっかり学んだ生徒の皆さん。
次回はもっと自由な制作を目指します!


過去の記事
2012年度 アーティスト・イン・スクール 始動!
アーティスト・イン・スクール2012 ①オリエンテーション


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by atlia | 2012-10-07 20:10
秋の企画展〈川口の匠vol.2 美しきフォルム〉が本日より始まりました。
この展覧会は、ものづくりの街・川口で制作している匠たちを紹介するもので、昨年に引き続き2回目となります。

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今年は、飯村 靖史(盆栽師)さん、立野 竜一(グラフィックデザイナー)、山田 博(自転車製作・東叡社)の3名の仕事を紹介しています。

会期中さまざまなイベントも行いますので、どうぞよろしくお願いします。
皆さまのお越しをお待ちしています。


川口の匠vol.2  美しきフォルム
10月7日(日)~11月15日(木)
観覧無料

イベントの情報などはこちら
by atlia | 2012-10-07 19:25
10月2日(火)~10月6日(土)
企画展準備のため、臨時休館とさせていただいています。


お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。
次回企画展オープンまで、今しばらくお待ちください。


次回企画展
〈川口の匠vol.2 美しきフォルム〉
10月7日(日)~11月15日(木)

詳しい情報はこちら
追ってこのブログでもお知らせいたします。

みなさんにお楽しみいただけますよう、一生懸命準備中です。
ご期待ください。
by atlia | 2012-10-02 10:00