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ATLIA STAFF BLOG
カテゴリ:学校×アトリア( 34 )
第12回アーティスト・イン・スクール(AIS12)の授業レポートも、いよいよ最終回。
ミヤザキケンスケさん(ミヤケン先生)と川口市立東本郷小学校6年生33人が取り組んだ「発信!コミュニケーション・ペインターズ-おっきく描こうぜ!ちいむ:ぼくらの絵」。
全5回の授業の最後は、発表展の会場であるアトリアに遠足!コミュニケーションとしての「絵」、ここで本当の完成です。

2週間ぶりの授業にわくわく、児童たちは学校からバスに乗り込んでアトリアへと移動します。
貸し切りの路線バスが珍しいこともあって車内はとっても賑やか!早く作品とミヤケン先生に会いたいです。
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ギャラリーに着いたら、一番奥の部屋にまっすぐに入っていきます。
そこでミヤケン先生と「ぼくらの絵」が待っていました。「おぉー!」とすぐに挙がる歓声!

さてさてここから授業は本番です。壁にかかった作品を前に座り、まずは制作の振り返りを行いました。
「作品、思ったより大きくない?これみんなで描いたんだよ、すごいよね」と、ミヤケン先生がはじめます。
「はい!」とすぐに返事をした児童たち、そういえば床に這いつくばるようにして描いてばかりいたので、こうやって眺めるのは初めて。壁をいっぱいしている作品は、座って眺めていると首が痛くなっちゃいそうなくらいのサイズ!自分たちが描いたもののはずなのに、なんだか感心してしまいます。
「僕は、美術館とかそういうところに自分の作品を飾られるってこと、夢だったから。みんなはもうそれを実現しているんです。それもすごいことだよ」



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by atlia | 2017-11-24 15:25 | 学校×アトリア
第12回アーティスト・イン・スクール(AIS12)、学校内での授業が終了しました!
普段はなかなか見えない教室の様子をお伝えしているスタッフブログ連載、今回の更新は前回好評いただきました「bonustrack」第2弾。
授業レポート本編ではご紹介しきれなかったシーンをハプニング含めて?お伝えします。
作品制作(第2~4回の授業)から、プレイバック!

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真っ白のテント地に一筆目を入れる緊張の一瞬がそこかしこで起こる。



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by atlia | 2017-11-23 09:20 | 学校×アトリア
ミヤザキケンスケさん(ミヤケン先生)と川口市立東本郷小学校6年生33人が取り組む、第12回アーティスト・イン・スクール(AIS12)。
ミヤケン先生が学校に通っておよそ1か月、いよいよ校内最後の授業です。
おっきな作品、完成なるか!?クラス全員がそれぞれの役割を持ちながら「コミュニケーションとしての絵」を学びます。

前回の授業では下塗りのうえから細かなものを描いていく作業が徐々にかたちになっていました。
その進捗を確かめつつ、今日のお仕事をどのように進めようか考えながら、絵を囲む児童たち。ここから今回の授業開始です。
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今日は頑張って作品を完成させよう!まずはミヤケン先生、モチーフを描く係ごとに次のお仕事を確認していきます。
「遊具には人が登って遊んでいる様子を描く予定だったね」「花の係はもう少し細かい部分を描きたいかな」
「富士山はもう人がたくさんいるから、顔を書き足そう」「空と虹は結構もういいよね、他のものを描く場所を手伝って」などなど。



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by atlia | 2017-11-07 13:54 | 学校×アトリア
第12回アーティスト・イン・スクール(AIS12)、ミヤザキケンスケさん(ミヤケン先生)と川口市立東本郷小学校6年生33人の授業が続いています。
コミュニケーションとしての「絵」を体得しながら、おっきなぼくらの絵に挑戦する1か月間。
今回の授業レポートも3回目、折り返し地点です。

前回、下塗りまでが終わった大きなテント地、その上にもっとたくさんの要素を描いていこうというところ。
すでに授業に慣れた様子の児童たちは授業開始時間前にきちんと集合、言われずとも上履きと靴下を脱いで早々にスタンバイ!
ミヤケン先生とスタッフも絵具だらけの作業着で迎えます。
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授業の最初に、ミヤケン先生、前回の振り返りとともに「協働制作」について少しお話をします。
「みんなでひとつのものをつくるってことは、楽しいことばっかりじゃないかもしれない」と切り出しました。
描きたいものやそれに対するイメージが違うかもしれない。
スペースの取り合いになっちゃうかもしれない。
アイディアが採用されなかった人もいるかもしれない。
でも、今までに生まれなかったものや見えなかったことに、近づけるかもしれない。
そういえば前回の授業でも33人全員が作業している間、後ろ向きにぶつかりそうになったり係がそれぞれに迷ったりといったことも、もう起きていたのです。
「ちょっとしたトラブルや行き違いがあったら、みんなが譲り合うことが必要。そうすると作品が見えてきます」とミヤケン先生は言いました。
真剣に話を聞いていた児童たち、納得の顔で「はい!」と良い返事!


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by atlia | 2017-10-27 16:31 | 学校×アトリア
第12回アーティスト・イン・スクール(AIS12)、ミヤザキケンスケさん(ミヤケン先生)と川口市立東本郷小学校6年生33人の授業が進行中です。
コミュニケーションとしての「絵」を体得しながら、おっきく描く「ぼくらの絵」に挑戦!
学校のなかの様子をお伝えしている本ブログは随時更新、第2回目の授業をレポートします。

前回「オンリーワンゲーム」「誰が一番目立つかゲーム」で様々なお題に挑戦するなか、独自の視点を表明すること・ほかの人の視点を認めることを楽しく学んだ児童たち。
ミヤケン先生は「絵はコミュニケーションとオリジナリティ」という考え方を伝えました。

今回からはその視点を生かした「おっきな絵」に、いよいよ挑戦!
この授業に用意したのは3.5m×8mの大きな布。ミヤケン先生もよくつかっている、テントにつかうための布です。
学校のなかの「なかよしルーム」と呼ばれる多目的スペースの床、いっぱいにひろげられました。
さてさて、ここに何を描こうか?ミヤケン先生、これもオンリーワンゲームで決めようと提案しました。お題は「東本郷小学校」そして「6年1組」!
小学校で自慢できること、クラスで起きた面白いこと、思い出、学校生活で大切にしていること。
クラス全員の視点を持ち寄って、それをいっぱいに詰め込んだ絵を描こうというのです。


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by atlia | 2017-10-22 15:30 | 学校×アトリア
第12回アーティスト・イン・スクール(AIS12)、授業進行中。
その様子をお伝えしていますスタッフブログ連載、今回は「bonustrack」。
授業レポート本編には登場していない学校内のシーンを写真でご紹介します。
良い写真がいっぱい、ちょっとおかしな?写真もいっぱい。第1回目の授業です。
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図工準備室に貼ってくれていたウェルカムボードならぬウェルカムポスター。驚きと喜び。


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by atlia | 2017-10-13 15:47 | 学校×アトリア
9月末から授業がはじまりました、第12回アーティスト・イン・スクール(AIS)。
今年は講師にミヤザキケンスケさんをおむかえし、川口市立東本郷小学校6年生33人が、コミュニケーションとしての「絵」を体得しながらおっきく描く「ぼくらの絵」に挑戦!
本ブログでは授業の様子を随時レポート。今回は1回目の授業の様子をお届けします。

授業初回ということもあってちょっと緊張のスタッフたち、まずは最初のご挨拶です。
ミヤザキさん、小さい頃から「ミヤケン」というあだ名で呼ばれていたということで、今回もこの授業では「ミヤケン先生」と自己紹介。
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それにこたえるように、児童たちは「ちいむー!セカンドー!」のポーズを披露。
ミヤケン先生、すぐにポーズをマスターして、クラスのノリノリな雰囲気にさっそく溶け込みつつあります。フレンドリーな空気で授業スタート!
ちなみに「ちいむセカンド」とは、東本郷小学校6年生の学年目標のこと。「ちいむ」の「2年目」だから、とのこと。(「ちいむ」については記事vol.0 で!)


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by atlia | 2017-10-11 15:05 | 学校×アトリア
毎年秋、アトリアでは恒例となっています「アーティスト・イン・スクール」は今年度で12回目をむかえます!
第一線で活躍するアーティストが図工・美術の授業で先生(講師)をつとめるこのプログラムは、毎年1校1学年、川口市内の小中学校を対象として開催。
第2学期の一部である1か月半ほど、何回かの授業を経て、ともに作品を制作しつつ交流をもつことで、
児童生徒はもちろん、アーティスト・学校の先生にとっても、想像力・創造力・コミュニケーション力を刺激し合い、学び合う機会とすることを目的としています。

今年度は講師にミヤザキケンスケさん(ペインター)をむかえ、川口市立東本郷小学校6年生と一緒に図工の授業を行います。
カラフルに世界を描きだすミヤザキさんの表現に触れながら、今までにない壁画のような作品に挑戦!
本ブログでは、授業をご一緒するコーディネイターである当館スタッフの目線で授業をレポート、随時みなさまにお伝えします。

2学期はじまって少し落ち着き始めたこの頃、そろそろ1回目の授業!
今回は予告として、講師のミヤザキさんと、東本郷小学校について、ちょっとご紹介します。

ミヤザキケンスケさんは、トータルペインターとして壁画制作やワークショップのコーディネイトをしてきたアーティスト。
Super Happyをテーマに、ぱっと見ただけで人が幸せになれるような、色鮮やかな作品を数々生み出してきました。
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※1


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by atlia | 2017-09-27 17:43 | 学校×アトリア
川口市内の小中学校にアーティストやデザイナーを派遣し、特別な授業を行う[アーティスト・イン・スクール]。今年度は[ひびけ!ひろがれ!音宇宙]と題し、パフォーマーの尾引浩志(通称:ビッキー)さんと辻小学校3年生の82名が活動中!全6回中6回目、最後の授業の様子をレポートします。

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学校からバスに乗りアトリアへやってきた児童たち。オープンしたての成果発表展が今日の授業の舞台です。入口間近のコーナーにはそれぞれが制作した「音のしおり」がズラリ!思わず歓声をあげ、表紙に大きく記された自分の名前を誇らしげに見つめます。

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今日の目標は、他のクラスの友達が制作した「音のしおり」を読んで内容を試し、「レポオト」を書くこと。1人1枚ずつ「音宇宙」の旅のチケットが配られ、そこに記されているのと同じ番号のしおりを手に取りました。

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必要な「音のかけら」も確認し、案内されている通りの手順で「音」を奏でます。書いた人がどんな「音」を伝えたかったのか想像しながら読み取り、自分ではなかなか思いつかないガイドに感心しながら「レポオト」に感想を書き込んでいきました。

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そしてしおりの内容を実演するところから発表しました。自分なりの解釈で奏でる「音」にみんながきき惚れ、何度もアンコールを受ける場面も。読み上げられた感想には友達の発見への共感が溢れています。

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テーブルの周りには児童の制作したしおりをクラスごとにまとめた「音ガイドブック」や、しおりの発案のもとになった「オトノオト」も展示されています。ページをめくりながらおよそ2ヶ月間の活動をそれぞれに振り返りました。

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最も興味を引かれたのは、既に多くのお客様から寄せられている「レポオト」。
「普段計量カップを鳴らすことは無いけど金属同士の音がとてもキレイでした。」
「音がすきになった。」
「平べったい石を机に置いて鳴らしたときと片方だけ持ち上げて鳴らしたときと音がちがいますね。」
など、新鮮な体験をさせてくれたことへの感謝の気持ちや、更に発見した「音」の報告などが記されています。

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児童たちが立派に「音ガイド」になれたことを称えるビッキーさん。そして「音宇宙はどこにありましたか?」と問いかけました。「家庭科室」、「校庭」、「自分の身体」、「アトリア」、「身のまわり全部」…とみんなで思い返すうち、「心の中!」という核心を突く言葉が飛び出しました。ビッキーさんが思わず感嘆してしまう一方児童たちは訳知り顔。自分自身が「音宇宙」であることを実感している様子です。


全6回の授業を通じて「音宇宙」を旅してきたアーティスト・イン・スクール。ビッキーさんとともに日常を未知なる世界として見つめ直し新たな気付きを得ていく様子が、児童たちの生き生きとした表情や言葉に表れていました。更にそれを見知らぬ人に向けて表現し発信することは小学3年生にとって容易いことではありませんでしたが、発表展を訪れた多くのお客様たちが児童たちのガイドを楽しみ、心のこもった「レポオト」が続々と増え続けています。
「音宇宙」が心や身体にあるものならば体験した人の数だけ広がっていくことでしょう。会期終了後、授業の本当の成果として児童たちに届く多くの人の声は、初めて挑戦し成し遂げたことの大きな手応えと、自分の生きる世界をより広くとらえていくきっかけをもたらしてくれるに違いありません。

このプロジェクトに関する過去の記事はこちら
第11回アーティスト・イン・スクールNo.1 はじめまして!音宇宙の音ガイド
第11回アーティスト・イン・スクールNo.2 音宇宙を旅して発見 音のかけらひろい
第11回アーティスト・イン・スクールNo.3 音宇宙を案内する 音のしおり
第11回アーティスト・イン・スクールNo.4 中間発表会 ひびけ!伝われ!音宇宙
第11回アーティスト・イン・スクールNo.5 音宇宙の発表展 オープン計画
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by atlia | 2016-12-21 09:00 | 学校×アトリア
川口市内の小中学校にアーティストやデザイナーを派遣し、特別な授業を行う[アーティスト・イン・スクール]。今年度は[ひびけ!ひろがれ!音宇宙]と題し、パフォーマーの尾引浩志(通称:ビッキー)さんと辻小学校3年生の82名が活動中!全6回中5回目の様子をレポートします。

「音のしおり」の発表と合奏で、自分たちの家族に「音宇宙」を体験してもらった前回。今回は「音ガイド」を目指す研修の総仕上げとして、アトリアで開催する成果発表展の準備を整えます。

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そこでは児童たちの制作した「音のしおり」が展示され、書かれた内容を実践してみることで「音宇宙」を旅することができる参加の仕組みが備わります。今まで制作した中からお客様に試してもらいたいしおりを選び、各自清書していきました。文字はなるべく丁寧に、色も工夫すればもっと楽しい雰囲気が伝わるかも?様々な「音」と戯れてきたこれまでとは一転、書くことに集中し、図工室が静けさに満ちています。

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これで完成と思えたところで、1人ずつビッキーさんのチェックを受けました。使うもの(音のかけら)の名前は正しく書けているか、「音」をきくまでの手順は読み手に分かりやすく伝えられているか、入念に確認しながら一緒に改善点を考えました。机の間を何度も行き来して、ようやくOKをもらえた時にはホッと溜息、こぼれる笑顔。

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1枚目を終えたら2枚目に取り組みます。お客様に試してもらいたい「音」に加え、学校や家などの特定の場所でしかきこえない「音」は、制作した全てのしおりを網羅する「音ガイドブック」に収録されます。

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ほぼ全員がチェックを終えたところで、ビッキーさんから次回の予告を受けました。全6回の授業の最終日、みんなはバスに乗ってアトリアを訪れ、展示された「音のしおり」についての感想を「レポオト」に書く予定。ここでも一度書いてみようと、ビッキーさん作の「音のしおり」が配られました。早速内容を試してみる児童たち。

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しおりを読んで感心したところ、やってみて難しかったこと、きこえた「音」の面白さなど、同じ体験をしていても書き込まれる感想は人それぞれ。数人が発表し、長いようで短かった学校での授業が終了しました。あとは発表展でお客さんを迎えるのみです。

これまでの活動がどんな形で展示され、どのような成果に結びつくのか、まだ想像がつかない様子の児童たち。アトリアへ行く日を楽しみに待ちながら授業は残すところあと1回!


このプロジェクトに関する過去の記事はこちら
第11回アーティスト・イン・スクールNo.1 はじめまして!音宇宙の音ガイド
第11回アーティスト・イン・スクールNo.2 音宇宙を旅して発見 音のかけらひろい
第11回アーティスト・イン・スクールNo.3 音宇宙を案内する 音のしおり
第11回アーティスト・イン・スクールNo.4 中間発表会 ひびけ!伝われ!音宇宙
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by atlia | 2016-11-20 09:00 | 学校×アトリア