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ATLIA STAFF BLOG
カテゴリ:企画展( 114 )
現在開催中の企画展〈川口の匠vol.3音をつくる〉について、スライドを見ながら説明する出張トークを実施しています。
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初日は川口総合高校の音楽選択をしている1年生(7組)。
授業の中で土からオカリナを手づくりしてきた経緯があり、今回は音楽の授業の枠でトークさせていただきました。
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川口市に職人が多く活躍する理由や、3年前から〈川口の匠〉として実施してきたアトリアの企画展について簡単にお話した後、今回の〈音をつくる〉の匠4名について紹介していきました。

工房での制作の様子はもちろんのこと、楽器や道具や図面等についても解説。
生徒達は普段なかなか触れる事のない楽器の話に、興味深く耳を傾けていました。
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実際に尺八をまわして間近に見る機会も設けました。
シンプルなフォルムや内側に塗られた漆などを、一人ひとりじっくり確認してもらいました。
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本日の授業担当の進藤先生は実は古典音楽にも傾倒が深く、匠である中川さんの仕事について非常に関心を持っていただきました。
音楽と楽器の歴史についても熱く語っていただき、授業をまとめていただきました。
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今回の学校向けの出張トークは、展覧会会期が終わってからでも希望があれば随時実施します。
川口市内はもちろんのこと、近隣の学校であれば伺いますので、気軽にご相談ください。

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by atlia | 2013-10-31 17:25 | 企画展
本日〈川口の匠vol.3 音をつくる〉のギャラリートークを開催しました。
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今回は尺八製作者の菅井幸夫さんをゲストに迎え、尺八につかっている竹のことや管内に塗る漆のこと、そして息を吹いて音を出すコツなど、製作から演奏法まで幅広くお話いただきました。
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最後には尺八を演奏していただき、実際の音色を聴いて理解を深めました。
次回のギャラリートークは、11月2日(土)14:00からです。
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by atlia | 2013-10-26 16:28 | 企画展
〈川口の匠vol.3 音をつくる〉2回目のギャラリートーク。10月19日(土)には出品者で木管楽器製作者の中川隆さんをゲストに迎えて開催しました。

まずは学芸スタッフが4名の匠それぞれについて楽器製作者になった経緯や製作工程などを解説した後、中川さんを交えて展示品について解説していきました。話は、今回展示している《ルネサンスフルート》と《フラウト・トラヴェルソ(バロックフルート)》の音や形の特徴から重要な製作工程にまで広がり、参加者からも質問が出るなど終始和やかな雰囲気で進みました。
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《ルネサンスフルート》、《フラウト・トラヴェルソ(バロックフルート)》、《リコーダー》の指孔(ゆびあな)は管の内側に向かうにつれて広くなっているのですが、その理由や製作につかう手製の道具についても細かく説明していただき、参加者は興味深く耳を傾けていました。
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「古楽のたのしみは、その時代の曲をその時代の楽器で演奏すること。」
この言葉は、調律の話題になった時に中川さんがお話したことですが、古楽への想いが伝わるとても印象的な言葉でした。
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最後はスタジオに移動し、中川さんによる《ルネサンスリコーダー》による演奏披露。
ファン・エイクの「笛の楽園」から、「しばらく黙って」という曲を演奏してくださいました。
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軽やかで明るい音がスタジオ中に響きわたり、古楽の魅力を感じることのできるギャラリートークとなりました。


次回のギャラリートークは10月26日(土)14:00~(約30分)です。
出品者の菅井幸夫さん(尺八製作者)による演奏を聴くこともできます。皆様のご参加をお待ちしております。
by atlia | 2013-10-20 10:40 | 企画展
10月5日(土)、秋の企画展〈川口の匠 vol.3 音をつくる〉のオープニングイベント「匠の楽器で奏でるミニコンサート」を開催しました。

出演いただいたのは、中川隆さん(木管楽器製作・演奏)+白栁守康さん(木管楽器演奏者)、菅井幸夫さん(尺八製作・演奏)、アテフ・ハリムさん(バイオリニスト)、真貝裕司さん(カスタネット奏者/日本カスタネット協会)、石塚幹信さん(オペラ歌手)の6名。演奏前には、匠から楽器についての紹介や製作に関する話もお聞きしました。

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まず、中川 隆さんと白栁守康さんが演奏してくださったのは、ギボンズ作曲「ファンタジア」(リコーダー二重奏)と、ブラヴェ作曲「2本のフルートのためのソナタ第3番(全5楽章)」(トラヴェルソ二重奏)。
それぞれの二重奏は二人の掛け合いが心地よく、《リコーダー》と《フラウト・トラヴェルソ》の甘く優しい音色が会場を包んでいきました。
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そして尺八製作者の菅井幸夫さんは、「もみじ」と北海道民謡「江差追分」を演奏。自然界を想像させるような柔らかな音色に、和楽器ならではの魅力を感じました。
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バイオリニストのアテフ・ハリムさんは賴德昌さんが製作した《ストラディバリウスモデル(ヘリエ)》で、J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番よりⅠアダージョ」、ジュール・マスネ「タイスの瞑想曲、そして滝廉太郎「荒城の月」の3曲を演奏しました。
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情緒豊かな深い音色に会場中が染められて、ゆっくりと優雅な時間が流れていきました。
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そしてラストはカスタネット奏者の真貝裕司さん。千葉勉さんが代表を務める有限会社バロックミュージックで製作しているフラメンコ・カスタネットをつかっての演奏です。まずは、ご本人が作曲した「萩原邸のカスタネット」、フィリャ作曲「火祭りの踊り」を圧巻のパフォーマンスで演奏してくれました。
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そして最後は、観覧者の皆さんも一緒にカスタネットを体験!オペラ歌手の石塚幹信さんが特別出演してくださりその歌と音楽「カルメン」に合わせて演奏しました。
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会場中に約100人のカスタネットが響きわたり、大盛況のなか1時間半のミニコンサートは終了しました。
次回のイベントは、10月12日(土)14:00からアトリアのスタッフによる「ギャラリートーク」です。
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by atlia | 2013-10-11 09:20 | 企画展
本日より、〈川口の匠 vol.3 音をつくる〉を開催致します。

楽器をつくる匠たちに焦点をあて、彼らの制作工程や完成作品を展示紹介します。
美しい音を奏でるために創意工夫を重ね生み出された技術と精神を通して、ものづくりの魅力に迫ります。
またスタジオでは、匠たちの写真展や実際に楽器に触れるコーナーなどもあります。
是非ご来場ください。

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〈川口の匠 vol.3 音をつくる〉

展覧会期:10月5日(土) ~11月15日(金)
開館時間:10:00~18:00
土曜は20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)
※関連イベント開催日は観覧に一部制限がございます
休 館 日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
観 覧 料:無料

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by atlia | 2013-10-05 13:01 | 企画展
夏の企画展〈ダイアローグ 青野正×高田洋一 公開制作による造形の対話〉。
会期も残りわずかとなってきました。
公開制作のスタジオでは、壁にも変化が?

青野さんがたくさんつくっていた、板状のダンボールに穴を開けたもの。
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ハンマーなどを振りおろして何枚も一気に加工していました。

それを1枚1枚にして、上に持ち上げる高田さん。
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高さがあるスタジオの壁に留めていきます。

そして凧糸をつかって角度をつけて固定しました。
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壁に影がきれいに映っています。
青野さんの加工がよく活かされています。

今週末のアーティストトークとパフォーマンスは、この作品も設置されているスタジオで行われますよ。
夜のアトリアはまた一味ちがった雰囲気。
どうぞ皆さまお誘いあわせの上、ご来場くださいませ。


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アーティスト・トーク
出品作家に公開制作や自作についてお話しいただきます。
日時:8月24日(土)16:00~17:30(当日15:30より受付)
参加費:無料
定員:30名程度

ダンス・パフォーマンス
[ダンスパフォーマンヌ~鉄の箸と紙の斧]
気鋭のダンスユニットが展示空間でオリジナルのパフォーマンスを上演。
日時:8月24日(土)18:00~19:00(当日17:30より受付)
出演:中野 綾子+加藤 千明

参加費:無料
定員:30名程度


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by atlia | 2013-08-23 17:40 | 企画展
夏の企画展〈ダイアローグ 青野正×高田洋一 公開制作による造形の対話〉
お盆休みもアトリアは開館中です。

現在は週末を中心に進行している公開制作。
先週の作業では、オープン以来ずっとスタジオの中心にいた、青野さん作の塔型の発句に変化が!
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表面を剥がして模様があるようにした薄い板状のダンボールを組み立てて背を高くした中央の作品。
堂々とした存在感を示していながら、しかし、いくつも穴があいているので少し不安定だったのです。

ここに、予定になかった日にいらした高田さんがこっそり作業しています…
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少しずつパーツに分けて、再構成している様子。得意のカッターを片手に、大きな作品に向かっていきます。
まるで作品を突き刺すかのように見え、しかしその不安定さを支えているかのようにも見える、何枚も重ねて丈夫にした厚い板状のダンボールが加えられていきます。

そして、上にあったパーツが少しずつ別の場所に戻されました。
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なんだか塔がお城になったみたい?高さは少し低くなりましたが、がっちりとした安定感。
これは青野さんと高田さんの絶妙なコラボレーションと言えそうです。


今週末、17日(土)は高田さんが、そして18日にはお2人とも、スタジオで制作の予定です。
お2人の熱いやりとりをぜひ応援しにいらしてください。


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by atlia | 2013-08-16 10:08 | 企画展
夏の企画展〈ダイアローグ 青野正×高田洋一 公開制作による造形の対話〉
2人の作家さんがスタートダッシュでたくさんの作品をやりとりし、公開制作の会場であるスタジオはずいぶんにぎやかになりました。

初日のスタジオの様子は本ブログの過去の記事でお伝えしましたが、そのときに青野さんがたくさん残していった作品たちの一部に高田さんが手を加えていきました。
例えば、ぶら下がっていたひらひらとした作品はこんな風に!
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絶妙なバランスを計算したモビールのようなつくりに、高田さんらしさを感じます。

その後、高田さんが自身でつくったものも登場。
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丸く切ったものを貼り合わせて…これも絶妙なバランスで立ち上がっています。
それを見た青野さんはボンドを片手にさらにパーツを加えていきます。
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とげとげとした突起がつき、頭には渦が巻いています。
青野さんの作例には多い、塔のかたちにも共通点があるような…。

企画展オープンからはや3週間。
会場にはその他にも2人のやりとりが見える作品であふれています!
ぜひ足をお運びくださいませ。




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by atlia | 2013-08-11 10:05 | 企画展
夏の企画展〈ダイアローグ 青野正×高田洋一 公開制作による造形の対話〉の関連イベント[公開制作にドラマーがやって来る!]を7月27日(土)に開催しました。
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出演は、ドラマ―として多方面で活躍されている宮崎 まさひろさん。
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今回は、出品アーティストの青野正さんと高田洋一さんが公開制作を繰り広げる会場で演奏していただきました。
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宮崎さんは、青野さん・高田さんの出身高等学校の同窓生。同じ空間を共有しながら、公開制作をするふたりの動きに合わせてリズムが刻まれていきます。
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ダンボールを金槌で「ボンボン」と叩いて穴を開けたり、ガムテープを「ビ―!ビ―!」と伸ばして切ったり、「サクサクサク」とダンボールを割いていったり…。
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高田さんが即興で組み立てていく巨大構造物で舞台演出する一方、青野さんも負けじと自作のダンボール太鼓でドラミング!すると宮崎さんもドラムから立ちあがってダンボールを叩きはじめ、三者三様のリズム対決(!?)と相成りました。
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途中で観客のひとりが飛び入り参加するなどまさに予測不可能の1時間でしたが、異色ながらも絶妙なコラボレーションと熱気あふれる空気に、観客からは大きな拍手が贈られました!
by atlia | 2013-07-27 19:10 | 企画展
夏の企画展〈ダイアローグ 青野正×高田洋一 公開制作による造形の対話〉、本日よりオープンです。

本企画展では、2人の彫刻家:青野正さんと高田洋一さんにきていただいています。
同じ高校出身で1歳違いのお2人、お互いをよく理解しあっている同士であり、彫刻家の道を約30年歩んできましたが、そのキャリアの中で全く違う作風を確立しました。
青野さんは鉄を用い、サビや武骨さを活かしながら、廃墟を思わせるどっしりとした作品を。
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                    《鉄は刻む》

そして高田さんは和紙や竹で、風や光をコントロールしながら、ゆらゆらと動く軽やかな作品を。
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                    《水生翼》




そんな2人が今回、アトリアで挑むのは、なんと「協働制作」。
全く違う作品をつくってきた2人が、お互いに制作をし、相手がつくったかたちを受けてまた制作で返答をして、それを繰り返していきます。
それは、まるで交換日記のようなダイアローグ(対話)。1冊のノートを交換するように、1つの作品空間をつくりあげていきます。


本日は初日ということもあり、2人がスタジオで朝からはりきって制作中!
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カッターで正確な直線を引き、パーツを用意している高田さん。
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一方でギザギザとした断面を残しながら大胆に円形をつくっている青野さん。

さて、これから9月1日までの会期中、どんなやりとりが行われるでしょうか?
この制作には、完成予想図や設計図、まして事前の打ち合わせも無いのです!

現在は青野さんの発した造形(発句)が、たくさん会場にある模様。
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これに高田さんはどんな返答を返すのでしょう?

日々変わっていく会場、ぜひ何度でも足をお運びください!


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ダイアローグ 青野正×高田洋一
公開制作による造形の対話


展覧会期  7月21日(土)-9月1日(日) 
        10:00~18:00  土曜は20:00まで開館(入館は閉館の30分前まで)
観 覧 料   無料

休 館 日  月曜日(祝日の場合は翌平日)

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作家が制作を行うスケジュールは
 企画展のお知らせ にありますチラシでチェックしていただけます。

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by atlia | 2013-07-21 12:05 | 企画展