おうちで楽しむプログラム4成果発表:多彩な作品を紹介します!
例年よりうんと短い夏休み、みなさんはどう過ごしていますか。なかなか行けない遠くの海や山を夢見つつ、身近な楽しみを探している人も多いはず。
前回配信した、おうちで楽しむ工作レシピ第4弾「描いて切るオリジナルパズル」(レシピはこちら)に、サポートスタッフ(当館ボランティア)有志が挑戦してくれました!それぞれの創意工夫あふれる作品を以下に1人ずつご紹介します。
1人目:Nさんの作品
絵を描いたり工作したりするのは久しぶりでとにかく楽しかったというNさん。届いた2作品のうち1作目は、大王イカならぬ大王タコ襲来の勢いある絵です。まわりの魚やクラゲたちは子分でしょうか?ギャングスタ―みたいなタコや、潜水艦(せんすいかん)であわてふためく乗組員の表情も楽しいですね。
パズルピースの形を自分で考えて切る台紙2で制作。ピースの1つ1つはシンプルな四角でも、ダイヤ形が並ぶよう斜めに切ることで、ぐっとおしゃれになりますね。
潜水艦(せんすいかん)の乗組員が指さす先は巨大なうず、はてまた時空の穴?真ん中が金色に輝いていますね。背景にはった紙の模様も、たくさんの光がまたたくような不思議な場面をうまく表しているし、パズルのピースをあわせる手がかりになりそう。
2人目:Kさんの作品
コロナ禍で外出をひかえる間、うちで過ごす自分の姿を毎日スケッチしていたというKさん。つちかわれた人体描写力をパズルの絵に注いでくれました。
魚が操縦する潜水艦(せんすいかん)のまわりを人や犬が泳いでいる、なんとも幻想的な世界ですね。水のゆらぎを思わせるパズルピースの形が、絵全体のやわらかい雰囲気とマッチしています。
3人目:Sさんの作品
普段からアーティストとして活動しているSさんからは、パズルの難易度にメリハリがある2作品が届きました。1作目は初級者向け。
画面に入りきらないほどの、とんでもなく大きな猫!に見えるけど、ひょっとして海ではなく水槽だったりして。するどい視線にねらわれた魚くんに仲間はいるのか?…と、あれこれ想像がふくらみます。絵の色づかいもピースの形もシンプルで、パズルあそびが初めてのお子さんでも楽しめそうですね。
Sさんの2作目は、本ブログ記事のトップに示した作品。絵もピースもすごく細かい!上級者向けパズルです。
海中をうめつくす魚の色は、一面赤いようで泳ぐ場所や方向によって少し違いがあります。更に水の色もよく見ると、緑や青や白に分かれていますね。同じ色や形の繰り返しの中に、組み立てる手がかりをそっと示すパズル。つくる時もあそぶ時も根気がいるに違いないけれど、挑戦し甲斐がありそうです。
以上、三者三様の作品を紹介しました。あなたのお気に入りや、つくるヒントは見つかりましたか?
行ってみたい海の中、または想像の世界を思い描きながら、自分ならではの工夫でぜひ、オリジナルのパズルづくりに挑戦してみてください。
by atlia
| 2020-08-21 10:00
| おうちで楽しむプログラム
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