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ATLIA STAFF BLOG
AIS14:vol. 4 画鰐点睛? ワニ、いろいろ
タムラサトルさんの授業もいよいよ大詰め。作品づくりの授業は今日で最後となります。細かいパーツをとりつけたり色を塗ったりと、仕上げの段階に入ります。
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最初は歯と手足などのパーツ、そして作品を回転させるための軸を本体となる成形したスタイロにとりつけます。タムラさんはこの3つの「とりつけ」を一気に説明しました。
歯は、短く切った針金がたくさん用意してあって、それを本体に刺し込むだけ。前回つくった手足などのパーツも芯にした針金を刺しますが、歯よりもずっと大きくて重いので、動いたり落ちたりしないように接着剤で補強します。回転軸は、お腹にカッターで切れ目を入れて、そこにT字形に折り曲げた針金をラジオペンチでグッと押し込みます。その上から紙粘土を詰めて抜け止めに。
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歯は刺すだけでいいと言われたけれど、実際にやってみると、口があまり開いていなかったり、小さすぎたりして、なかなかてこずります。むしろ手足の方が簡単かも。
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タムラさんは机の間を歩き回ってアドバイスしたり、上手く行かない児童のフォローをしたり。中でも回転軸のとりつけは、ワニが立ち上がっていたり丸まっていたりすると、最初に説明した方法や材料では上手くできません。タムラさんはその場で針金を曲げてそれぞれの形に適した軸をつくります。
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とりつけの工程が終わったら、いよいよ色塗りです。使える色は、敢えて1人1色。最初の授業で10色の中から選んでおいた色を塗ります。教室にはペットボトルに小分けした絵具が用意されています。
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色塗りの途中では目もとりつけます。マップピン(頭が玉になった画鋲)やまち針を刺して目玉にしますが、先につけてしまうと絵具がついてしまうし、全部塗った後だと乾くまで本体をしっかり持つことができないので刺しにくい...なので頭の部分だけ先に色を塗ってから目をつけます。目は大きさも色も何種類かあるので、ちょっと迷います。大きなぎょろ目かつぶらな瞳か、体の色と同系色にするか、対比的な色使いで目立たせるか...。
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目をつけたらお腹(下)から上の方へと、どんどん塗っていきます。スタイロはしみ込みが多いので、筆にたっぷり絵具をつけて、すみずみまで行きわたらせます。中には手だけでなく顔にまで絵具がついてしまう子も。そんなことは気にせず夢中になって塗り進めます。
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絵具を塗り終えたらほぼ完成! 別の部屋に持って行って乾燥させます。(数日乾燥させたら補強のためにニスを塗ります。)
最後に5回目の授業について少しだけインフォメーション。いよいよ自分の作品が展示されている展覧会を観に行って、最後のまとめをします。みんな楽しみにしていてね。

Photo: Kozo Kaneda

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by atlia | 2019-10-31 17:08 | 学校×アトリア