粘土をちぎったり、まるめたり、のばしたり。3色の粘土はこねて混ぜると、緑になり、紫になり、マーブル模様にもなります。
ワークショップ[変身!カラフルねんどで「みのむしごっこ」]を開催しました
クリスマスイブの12月24日(月・祝)、年中・年長の20名で、季節感あふれるワークショップを開催しました。
紙芝居が終わったら、講師が紙芝居にあったのと同じ赤・青・黄色の紙粘土と白いネットをとりだし、今日の作業の実演をします。
粘土をちぎったり、まるめたり、のばしたり。3色の粘土はこねて混ぜると、緑になり、紫になり、マーブル模様にもなります。
講師は、造形教室あとりえこもの柴山京子さんと岩崎幸之助さん。お二人とも彫刻家でもいらっしゃいます。
今回は、ミノ(昔のレインコート)のような巣をつくり、冬の虫として知られている、みのむしをイメージして、自分で着られるユニークな衣装を制作します。
まずは、講師から質問です。
「みんな、みのむしって見たことあるかな?」
ほとんどの参加者が、本やテレビで知っていても本物は見たことがない様子。
そこで、講師オリジナルのみのむし紙芝居がはじまります。内容は、動物たちがいろいろな方法で、みのむしくんにカラフルな衣装をつくってあげるというもの。
粘土をちぎったり、まるめたり、のばしたり。3色の粘土はこねて混ぜると、緑になり、紫になり、マーブル模様にもなります。
つくった粘土は、床の上に敷いたネットに、まんべんなく置いていきます。
講師いわく、みのむし衣装制作のコツは、配られた全部の粘土を使い切ってネットに並べるようにとのこと。
参加者はそれぞれの場所で粘土をこねこね。粘土を混ぜることでたくさんの色をつくる人、様々な形をつくる人、ネットへの置き方にこだわる人…みんな真剣な面持ちです。
ネットに粘土を並べ終わったら、また講師のもとに集合です。ここからが「みのむしごっこ」のハイライト。
なんと、さっきネットに並べた粘土の上を柴山さんが転がります。
いつもの粘土遊びとはまったくちがう動きに、参加者たちもびっくり。それどころか、今度は足で踏んでみます。そういえば最初の紙芝居で、動物たちが転がったり踏んだりして、みのむしくんの衣装をつくっていた!
「早く早くー」参加者も自分たちで、ゴロゴロふみふみしてみたくて待ちきれません。「みのむし、ゴーロゴロ♪」
講師の掛け声で、20名が一斉に転がります。次のふみふみの行程とも相まって、粘土はつぶれてネットにくっつき、面白い形に変わっていきます。「冷たい!」「ぶにゅっとする!」参加者たちから歓声が。
たくさんの粘土を並べて制作した衣装は、色とりどり。素敵な冬のファッションのできあがりです。
最後に、全員でまっすぐな落ち葉の道を作ります。季節にぴったりなランウェイに早がわり。
カサカサ音をたてながら、みんなで行進したり、ひとりずつポーズをきめたり。
カラフルみのむしたちのファッションショーの始まりです。
寒い冬に負けないくらい、元気いっぱいの作品ができました。
このみのむし衣装は〈アートな年賀状展2019〉で、たくさんの年賀状とともに会場を彩ります。
新年のおめでたい雰囲気にふさわしい賑やかな展示、ぜひ味わいにいらしてください。
by atlia
| 2019-01-08 15:55
| ワークショップ
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