7月14日から開催している第7回新鋭作家展〈見しらぬ故郷/なじみの異郷〉、実は会期中も展示が変化しています。
力石 咲さんの《ニット・インベーダー in川口》は、さまざまな「川口らしいもの」が明るい黄色の毛糸で編みくるまれていく、というもの。
毛糸の色は川口市の代表的な産業である鋳物にちなんで、熱く溶けた鉄の放つ光をイメージしているそうですが、編みくるむ行為は作者によると「あたたかな侵略」とのこと。会場に集められた「川口」たちは会期全体を通じて徐々に侵略されてあたたかくなっていく、という考え方のもと、ニットインベーダーこと力石さんは、会場で編みくるみをする公開制作を数回にわたって行います。
しかもこの公開制作、見るだけでなく鑑賞者のみなさまも参加して楽しむことができます。これまで2回行われた公開制作では老若男女たくさんの方が参加され、楽しみながら川口をあたたかく編みくるんでくださいました。
3回目(最終回!)の公開制作「ニットインベーダー活動中!」は今週末、8月11日(土・祝)に行われます。「編みくるみ」といっても編み物ではなく、初めての方でも簡単にできるものです。予約不要、道具不要、時間もそれほどかかりませんので、お気軽にどんどんご参加ください。
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参加型公開制作 ― ニットインベーダー活動中!」
2018年8月11日(土・祝)
10:00 ~ 12:00 / 13:00 ~ 17:30(この時間内でいつでもご参加いただけます)
対 象 どなたでも(小学2年生以下の場合は保護者同伴)
参加費 無料(観覧料別途・事前申込不要)