夏の企画展〈見しらぬ故郷/なじみの異郷〉はじまりました
外はジリジリと照りつける日差し。そんな暑いさなか、
第7回新鋭作家展〈見しらぬ故郷/なじみの異郷〉がはじまっています!
本展覧会では、昨年の公募で優秀者に選ばれた二人のアーティストが
川口のまちで一年をかけてリサーチを重ね、新作をつくることに挑戦しました。
力石 咲(ちからいし さき)さんは、ニットを用いてご当地のさまざまなものを編みくるみ、一風変わった景色を
つくり出すプロジェクト型の活動をしています。
今回はスタジオ内に「川口らしいもの」を配置し編みくるむことで、川口を知らない人にも、地元の人にも、
それぞれに発見をもたらす作品。
これが川口と関係していたの?と驚く身近なあるものも、作品の一部となっています。
撮影:末正真礼生
津田隆志(つだ たかし)さんは主に写真を表現方法とし、既成概念にとらわれず
自分の足で歩き得た体験をもとに制作しています。
川口では、市内を流れる旧芝川を取材し、その中での体験や時間を取り込んだ作品を展開。
最初の展示室には、川から引き揚げられた投棄自転車も展示。
旧芝川での取材の様子がダイレクトに感じられます。
知っているはずの場所や日常…けれどアーティストの表現を介すると、見えなかったものまで見えてくる?
涼しい館内で、ゆっくりと素敵な「気づき」を探してみませんか。
ぜひ、体験しにいらしてください。
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第7回 新鋭作家展 見しらぬ故郷/なじみの異郷
2018年7月14日(土)~9月2日(日)
10:00~18:00(土曜日のみ20:00まで開館)
出 品 者 力石咲・津田隆志
観 覧 料 300円
※お買い上げいただいたチケットは会期中何度でも入場いただけるパスポート制
※高校生以下無料
※65歳以上、20名以上の団体、障害者手帳をお持ちの方と付添1名は半額