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ATLIA STAFF BLOG
第6回新鋭作家展〈影⇆光〉始まりました!
先週の土曜日(7月15日)からいよいよ始まった夏の企画展、第6回新鋭作家展〈影⇆光〉。
前回までのブログでは、2組の出品アーティストのうち「金沢寿美」について事前のイベントなど制作活動を紹介してきましたが、今回はもう一組の出品アーティスト「佐藤史治+原口寛子」についてご紹介します。
佐藤さん、原口さんは映像を使った作品をつくる2人組のアーティストです。
本展では、「影絵」が動く映像を展示しています。でも、皆さんが良く知っている「影絵」とはちょっと違うようです。一体どんな映像かというと…
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「き」という光る文字、そしてそのかたちをなぞって動く手の影。




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今度は「Po」、そして…

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「ラ」…


ここまでで皆さんの頭の中は「???」でいっぱいになってしまったかもしれません。

そもそものところからお話ししましょう。


実は彼らは今回川口というまちにある、ここアトリアで作品を発表することが決まった昨年の夏から、市内のいろんなところを何度も歩いて回りました。そして、川口に関するいろんなことを調べて作品のベースにしようとしました。まず彼らが気になったのは、川口が舞台となり1962年に公開された映画「キューポラのある街」。映画への興味をどうやって自分たちの作品に取り入れるか考え、生み出されたのがこの「文字をなぞる手の影絵」でした。


でも、なぜ文字なのか???

ヒントは、文字が「き」「ゅ」「―」「Po」「ラ」「の」…と、続くこと。

これらの文字は、川口のお店の看板などの文字を撮影したもの。(写真の後ろ姿、左が佐藤さん、右が原口さんです。)


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それを光源としてスクリーンに投影し、その前に立って身体を使って影絵あそびをした様子を撮影したものです。
イメージは、こんな感じです(画像は佐藤史治+原口寛子「ドローイングfor川口」より)
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他にも、川口の街灯や夜景を光源にしたものもあります。
これらの映像がアトリアの展示室の中にちりばめられ、空間が一つの夜のまちのようになっています。
皆さんは、この不思議な空間の中で何を発見できるでしょうか?
ぜひ、体験しにきてみてください。

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第6回新鋭作家展 影⇆光
展覧会期2017年7月15日(土)~8月31日(木)
開館時間10:00~18:00(土曜日のみ20:00まで開館)

※その他詳細はアトリアHP「展覧会」ページ をご覧ください。

by atlia | 2017-07-20 13:43 | 企画展