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ATLIA STAFF BLOG
ワークショップ「しろ、シロ、まっしろ!」を開催しました
クリスマス・ワークショップウィーク第2弾!
12月24日(土)はアーティストの早川陽子さん・村田早苗さんを講師に迎え、年中・年長さん向けの内容で開催。
まっしろな部屋で、まっしろな紙をつかって、まっしろな「雪景色」をつくりました。

まず参加者は村田さんのまわりに集まって、ある映像を見ました。それは今年11月に降った初雪の様子。
「すごくいっぱい降ったの、覚えてる!」「雪だるまをつくったよ!」
参加者はそう言いながら、雪が降った日のことを思い返します。すると村田さんがこんなお話を聞かせてくれました。
「雪って、実は全部違う形をしているの。一つひとつ違う雪のカケラがたーくさん集まって、あのまっしろな雪景色ができているんだよ。」

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一つ物知りになった参加者たちに、トレーシングペーパーなどの白い紙が手渡されました。それをペアで両手に持ち、掛け声に合わせて上下させたり、互いに思いっきり引っ張ったり。そのうち紙がビリビリに破れ、床に細かいカケラが散らばります。カケラがたくさん集まると、まるで降り積もったばかりのふわふわの雪みたい。それを見た参加者はたまらくなって、一目散にカケラの中にダイブ!


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たっぷりとあそんだあとで、今度は早川さんが集合をかけます。そして小さな紙のカケラを手に持ち、参加者にこう呼びかけました。
「カケラの一つひとつの形を見てみて。何に見えるかな?見つけた形を大きな紙にペタっと貼って、お絵描きしよう!」
今度は床に敷いた4枚の紙に、紙のカケラをペタペタ貼り付けます。似た形のカケラだけを集めて模様をつくる子もいれば、すぐそばにあるカケラをつなぎ合わせて動物を描く子も。心に浮かんだイメージを結晶化するそれぞれの「お絵描き」を夢中で続けました。

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その後、みんなで「お絵描き」した紙が天井まで吊り上げられました。そしてゆっくりと照明が暗くなっていき、講師が「しーっ」と言いながら口に指を当てて参加者に合図。参加者も周りの子たちに向かって「しーっ」と合図します。やがて全員が物音を立てないよう動きを止めると、賑やかだった会場が静けさに包まれました。
まるで雪が積もった夜の、静寂の世界にいるかのように。

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しばらくの静けさを楽しんだ後、吊り下げた紙が一気にライトアップされました。まっしろな光を浴びた紙のカケラが、舞い落ちる雪のように生き生きと浮かび上がります。辺りを見渡せば床も天井もまっしろい紙だらけ、今まさに雪が降っているかのよう。

最後に会場全体に向かって講師のお2人が呼びかけました。
「みんながカケラを使って何を描いたのか、そして他にどんな形が見つかるか。ぜひ保護者の方と一緒にお話してくださいね。」
様々な形のカケラにイメージを投影することで、会場にいる全ての人の心の中にそれぞれの「雪景色」が広がりました。


この日はクリスマスイブ。外には雪が降りませんでしたが、きっと参加者と保護者の方々の心の中には、手づくりのホワイト・クリスマスイブの思い出が残ったのではないでしょうか。
あたたかい室内であたたかい「雪景色」をつくって楽しむ、冬にピッタリのワークショップとなりました。

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by atlia | 2017-01-04 15:52 | ワークショップ