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ATLIA STAFF BLOG
[古代文字を書いてみよう]を開催しました
1月11日(月・祝)、ワークショップ[古代文字を書いてみよう]を開催しました。

冬晴れの美しい天気にも恵まれたこの日は、元気いっぱいの小学3~6年生11名にご参加いただきました。

講師は福島絃峰さん(書家)。私たちが普段つかっている「漢字」のルーツに触れながら、身体を思いっきり動かして古代文字を書くことに挑戦しました。

そもそも古代文字ってなんだろう?今よりずっと昔だということは分かるけど…
「数千年前の人は今と同じ漢字をつかっていたと思う?」と参加者に問いかけた福島さん。
昔の人は見たものをそのまま絵のように描いて文字としていたというお話をします。
例として、月をもし絵にするとしたら、どう描くでしょう?参加者の1人がホワイトボードの前に出て、試しに描いてみました。三日月のように曲がったかたちになりましたが、それを古代文字と見比べると…。なんと、そっくり!他の参加者からも驚きの声があがりました。
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絵のような姿が古代文字の面白いところ。だんだんと成り立ちが分かってくると、福島さんが出した古代文字クイズを集中して解いていきます。
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解いたクイズの中から好きな一文字を選んだら、いよいよ実践!筆と墨を使って半紙に練習をしていきます。
足に力を入れたり、身体を横にずらしたりと初めての書き方に戸惑う参加者。「古代文字には書き順も正解もないから自由に書いて大丈夫!」福島さんの言葉をきっかけに、勢いよく身体全体を動かします。
練習を重ねれば、いざ大きな紙に挑戦です。
靴を脱いだら紙に全身でむかっていくように、練習の時よりもさらに身体を大きく動かしながら書いていきます。紙がずれない様に周りの仲間が紙を押さえ、バトンの様に筆をリレーしながら書いていきます。一つの筆を繋いでいく参加者の顔は真剣そのもの。一緒に制作する仲間と協力し、互いの大きなエネルギーを文字にしていきました。
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文字が完成したらオリジナルの落款(らっかん)づくりを楽しみます。落款(らっかん)は自分が書いたことを示す印として使われるもの。自分の名前にしようか、それともマークにしようかとわくわくしながらアイディアを考えます。自分の書いた作品に手づくりの落款(らっかん)を押すとまるで書家になったみたい!見事な「書」が完成しました。
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最後は自分たちが書いた作品の鑑賞会です。福島さんに感想を聞かれると大きな声で発表していきます。始める前は緊張していた様子の参加者も、力を合わせて取り組んだことで互いのエネルギーを感じたみたい。「たのしかった!」「はじめてでおもしろかった!」との感想を言う達成感に溢れた表情に福島さんも嬉しそうでした。
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文字が持つエネルギーを全身で感じる古代文字は見ているだけでも楽しく、成り立ちを知るとさらに面白さが深まります。会場に漂う墨の匂いに包まれながら充実した時間となりました。
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ご参加いただいたみなさまありがとうございました!
本ワークショップで制作した参加者の作品は〈アートな年賀状展2016〉で展示いたします。
力を込めて書いた作品をぜひご覧ください。

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〈アートな年賀状展2016〉
お寄せいただいた手づくりの年賀状を展示します。はがき1枚に様々な気持ちをこめた作品が新年のアトリアを彩ります。みなさまと一緒につくりあげる展覧会をどうぞご高覧ください。

[会  期] 2016年1月8日(金)~1月24日(日)
[開館時間] 10:00~18:00
[休館日]  月曜日
[観覧料]  無料

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by atlia | 2016-01-17 15:56 | ワークショップ