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ATLIA STAFF BLOG
[大さわぎ!ヤドカリごっこ]を開催しました
12月13日(日)、ワークショップ[大さわぎ!ヤドカリごっこ]を開催しました。
この日、あいにく寒い雨の日となりましたが、元気いっぱいの小学1.2年生16名にご参加いただきました。
講師は新生呉羽さん(美術家/舞踊家)。身体をいっぱい動かしながら、工作もダンスも、みんなで色々できちゃう欲張りなワークショップです。

しかし、ヤドカリごっこと言われても、どうしたらよいやら。妙な格好の人たちがたくさんいるし…。
戸惑い気味の参加者も見られましたが、やどかりのお家だというテントに全員を集めて新生さんがお話をしだすと、その世界に引き込まれていきました。
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物語はヤドカリとたぬきの出会いから始まります。
ヤドカリたち(参加者)が海で暮らしていたところに、たぬきたちが遊びにやってきます。そう、先ほどの妙な格好をしていた人たちはたぬきだったのです。いつの間にかテントの周りに集まって一緒に話を聞いています。
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仲良くなった両者はまた会おう、なんでも相談しようね、と約束していったんお別れ。

そこでヤドカリたちはよりヤドカリらしく成長するため、色々な動きを学習してみようと話し合います。
新生さんに連れられて、身体を動かしはじめる小さなヤドカリたち。海に見たてた白い会場を自在に動きまわりはじめます。
こそこそ小さく歩いたり、ちょきちょきハサミを動かしたり、ぴょんっと足を上に持ち上げて貝に入ったり、波にのってぐるぐるしたり。ヤドカリらしくなってきたぞー!
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でも何か足りない?そうだ、ヤドカリは貝殻を背負っているのです。やっぱりそれが無いとヤドカリにはなれない気がしてきました。
どうやって探せば良いかな?そこでなんでも相談しようと約束したたぬきたちに知恵を借りに行こうと相談します。

しかしたぬきたち、すぐにはうなづきません。「本当にあのときのヤドカリたちか?随分大きくなってるぞ」「ヤドカリだっていう証拠を見せてよ」
ヤドカリたちは「じゃあ僕たちのヤドカリダンスを見せるから、そしたら手伝ってくれる?」と交渉します。練習した身体の動きを活かしてヤドカリダンス!
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それを見たたぬきたちは、ようしと手伝いの準備を始めます。
取り出したのは半透明の不思議な紙。新生さんとたぬきたちは、ここから貝殻をつくろうというのです。
くしゃくしゃとシワをつけながら、何枚かをつないでいきます。これで本当に貝殻ができるのかな?ちょっと疑わしいけれども、ぺたぺたと工作を楽しむヤドカリたち。
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たぬきも一生懸命手伝ってくれました。つなげた紙を丸めていくと、いつの間にか貝殻ができてきた!
かたちが見えてくるまでは少し時間かかかったけれど、がまんしただけ立派なものができました。
更にぺたぺたとシールを貼って、ヤドカリの新しいおうちの完成です!
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素敵なおうちを手に入れたヤドカリたちは、もっと張りきってダンスを披露!身体もひとまわり大きくなったみたいにのびのび動きまわります。大きな海で泳いで流れに乗って漂ったり、テントからこっそり出ていくような動きも、自分たちで思いついたことです。
まるで本物のヤドカリみたい!大きな空間いっぱいに海や砂浜が広がっていくのが見えるようです。たぬきもいつの間にか一緒になって、わいわい賑やか大さわぎ!
しかし楽しい時間にも夜がやってきて、あたりは暗くなりはじめました。
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みんなで手をつないで、ざぶざぶと波の中を歩くように足並みを揃えていきます。ぱたぱた、さらさら、砂の流れる音が聞こえ出します。
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やがて波が終息していくように息を整え、すーっとその足踏みを止めました。

ヤドカリごっこはここで終わり。でも参加者たちには白いシートがまだ砂浜に見えている様子。
ずっと遠くへ泳いだかのような心地よい疲れと充実感が漂います。
ダンスして、工作して、ヤドカリに「なりきる力」が磨かれて。普段よりずっと思い切って表現をすることができた時間となりました。


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by atlia | 2015-12-17 16:47 | ワークショップ