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ATLIA STAFF BLOG
〈第4回 新鋭作家展 堀口泰代・對木裕里〉関連イベントのお知らせ
好評開催中の〈第4回 新鋭作家展〉もあと4日間を残すのみとなりました。本展の締めくくりとして、最終日にアーティストトークを行います。トークを行うのは、現在展示室にて作品を発表している堀口泰代と對木裕里。昨年の審査で優秀者に選出されてからの1年の取り組みや、今回の展示についてお話します。

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6月21日(日)は14:00~15:30
参加無料 ※開始時間に展示室に直接お越しください。
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イベントに先立ちまして、両作家を少しだけご紹介。

堀口泰代(ほりぐち やすよ)
堀口さんは群馬県出身、東京都にお住まいです。若手を対象とする公募展に数回入選し、ファイナリストとしてロンドンで発表した経験をもつなど、国内外で活躍しています。

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以前は主に絵画作品を制作していましたが、イメージを平面にあらわす行為においても「身体からは逃れられない」ことを強く感じ、衣服のように身にまとう立体物をつくって写真にとらえる、現在の表現手法を編み出しました。

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以後布や糸を素材のひとつとして平面と立体の間を行き来しながら、身近なものや風景、それらと関わる人間の身体や知覚を揺るがす作品の制作に励んでいます。
確立しつつある表現手法から新たな一歩を踏み出すため、〈新鋭作家展〉ではプロのダンサーを起用し、「動く絵画」としての映像も取り入れました。


對木裕里(ついき ゆり)
對木さんは神奈川県出身。自然豊かな箱根の山中にスタジオを構え、紙や粘土といった素材と全身で格闘しながら作品を制作しています。これまで数多くのグループ展に参加し、自らディレクションした経験も。

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枠にとらわれない発想と手法で「彫刻すること」を思考してきた對木さん。ジャガイモを吊り下げて展示したところ天地左右のない無重力状態に見えたことに感銘を受け、「物を置くこと」に疑いを抱くようになったそうです。置くことと手でもつことの間にある状態を探るため絵画を制作していた時期もありました。

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その後彫刻の制作を再開。平面でつかんだフレームの感覚やスピード感をもつ色彩を物質に落とし込み、構成力にも磨きがかかりました。
優秀者選出後も精力的に制作・発表を行い、より大きな展示空間に挑む力を伸ばした1年間。〈新鋭作家展〉ではその成果と、応募時よりあたためてきた「本」への興味がダイナミックに表出されています。



本展をひとつのステップとして、更なる活躍が期待される両名。新たなアートシーンが生まれる兆しを感じられること請け合いです。可能性に満ちた新鋭作家の展覧会とアーティストトークもぜひお見逃しなく!
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by atlia | 2015-06-17 10:56 | 企画展