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ATLIA STAFF BLOG
ワークショップ[つくって投げて!体で楽しむ粘土のかたち]を開催しました。
8月24日(日)、開催中の企画展〈アーティスト・ラボ「つくられる」の実験〉関連ワークショップ[つくって投げて!体で楽しむ粘土のかたち]を開催しました。
小学3年生~6年生の11名が参加しました。

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講師は出品者の谷本真理さん。もともとは粘土でつくった壺や猫などを作品として発表していました。しかし、一度かたちにした粘土を何かの力で変形させたら面白いのではないかと考え、床に投げつけてみると、新たなかたちが生まれたそうです。
今回のワークショップでは、質感や色の異なる3種類の陶芸用粘土を使います。谷本さんのように粘土を様々な方法で触り、自分が気持ちいいと思う動きやさわり心地、面白いと思う粘土のかたちを見つけてみましょう!

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まずはウォーミングアップで、粘土の感触を確かめます。手で丸める、平たくする、細長く伸ばす、くるくると巻いて一つにまとめる…。谷本さんの掛け声にあわせ、3つの大きな粘土の塊をどんどん変形させていきます。色違いの粘土を混ぜてマーブル模様をつくり、「冷たい」「気持ちいい」と感触を楽しむ参加者。
粘土の扱いに慣れたところで、いよいよ作業開始。色々なさわり心地を味わうために、いくつかの「さわり方」を谷本さんが順番に教えてくれました。


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1.粘土を高く積み上げる。
柔らかい粘土を、とにかく誰よりも高くなるよう工夫して積み上げます。コロンとした丸い粘土を積み上げるとマカロンタワー、平たい粘土だとホットケーキのように見えます。

2.積み上げた粘土を崩す
せっかく積み上げた粘土ですが、これを壊します。名残惜しいけれど思いきって、えいっ!足で踏み潰したり、なぎ倒す姿は怪獣さながら。

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3.床に粘土を敷き詰める。
陣地取りゲームのように、どんどん粘土を床に敷き詰めます。表面をただ平らにするのではなく、足の指やかかとでデコボコを作る参加者もいました。ジャンプやキックなど、ダンスのようなダイナミックな動きを見せる参加者も。

4.敷き詰めた粘土を剥がす。
敷き詰めた粘土をめくるように剥がします。中には重すぎて2人掛りでも剥がせない粘土もありました。

5.粘土を細かくちぎる。
薄くめくった粘土を、紙のようににビリビリちぎります。ちぎった粘土を見てみると、大きさやかたちもさまざま。落ち葉のように細かくちぎれた粘土もありました。

6.粘土をまとる。目をつむって、気持ちいいと思うかたちをつくる。
感触に集中するために、目を閉じて粘土を触ります。どんなかたちになるかな?目を開けて粘土を見てみると、指の跡がくっきりと付いていたり、予想もしていないかたちになった粘土もありました。

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7.粘土を床に叩きつける。
小さい粘土をメンコのように叩きつけたり、大きな粘土を「おりゃ!」と声を上げながら勢いをつけて落としたり。大きさによって叩きつけた時の音も違いました。 同じ粘土を何度も叩きつけていくと、どんどん平たくなっていきます。かたちがどんどん変化していく様子も面白いですね。

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一通り作業が終了したところで、自由時間です。今までの作業で一番気持ちよかったものや、やってみたい動きを自由にやってみましょう!
平たくした粘土を手足にくっつけて「ひんやりシート」。粘土の冷たさを利用したアイディア商品です。

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全ての作業が終了し、鑑賞タイム。できた粘土のかたちが何に見えるかを発表します。足を冷やすブーツ、豚の顔をしたイモムシ、さまざまな大きさのバター、アンモナイト、春巻や鮭といったメニューの朝ごはん…
心地よいという感触をからだ全体で楽しみ、さまざまな作品が生まれました。

自分がつくりたいと思うかたちを表現するための粘土。しかし今回のワークショップを通し、冷たさ・柔らかさ・なめらかさ・弾力など、さまざまな面白い感触を持つものだと気づかされました。粘土だけでなく、身の回りの色々な物にも、面白いさわり心地が見つかるかもしれませんね。

今回のワークショップの作品は谷本さんの展示空間に取り入れられ、8月26日(火)・27日(水)には作品に触れることのできるイベントを行います。今回つくった粘土がどのようにかたちを変えていくのか、スタッフ一同とても楽しみにしています。
たくさんのみなさまのお越しをお待ちしております。
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谷本真理 作品参加可能日 (残り2日間!)

8月26日(火)、8月27日(水) 両日10:00~18:00

布団や粘土が散りばめられた展示空間の中で、素材のさわり心地を感じながら自由に遊ぶことができます。
参加無料(観覧料別途)、予約不要
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by atlia | 2014-08-26 10:56 | ワークショップ