安西さんは本展にて、プラスチック製品とモーターを組み合わせた不思議な「きかい」を展示しています。また、それらの「きかい」付近にはつくり方を記した「指示書」が置かれ、来場者はそれを見ながら「きかい」を修理したり、つくり変えたりすることができます。
今回は安西さんの「きかい」制作を追体験するため、前日に開催したワークショップ[不思議なきかいをつくろう1.2]にて作成された指示書をもとに、「きかい」の続きをつくりました。
![アートウォッチング[不思議なきかいとの向き合い方]を開催しました。_c0222139_12533964.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201408/10/39/c0222139_12533964.jpg)
![アートウォッチング[不思議なきかいとの向き合い方]を開催しました。_c0222139_1253697.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201408/10/39/c0222139_1253697.jpg)
そして席替えをし、今度は途中まで他の参加者が組み立てた「きかい」の続きをつくりました。
![アートウォッチング[不思議なきかいとの向き合い方]を開催しました。_c0222139_131227.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201408/10/39/c0222139_131227.jpg)
![アートウォッチング[不思議なきかいとの向き合い方]を開催しました。_c0222139_12535879.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201408/10/39/c0222139_12535879.jpg)
![アートウォッチング[不思議なきかいとの向き合い方]を開催しました。_c0222139_11105744.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201408/13/39/c0222139_11105744.jpg)
その後、安西さんの展示空間へ移動し、作品を見て感じたこと・気づいたことを話し合いました。
「モップの部分が植物みたい。成長しそう。」
「モップが回転して、周囲にあったブラシを吸い集めたように見える」
「私は逆に、モップが回転することでブラシを飛ばすことができると思った」
特定の用途がないはずの安西さんの「きかい」。それらに役割を与え、意味づけをするような発言が飛び出しました。
「動きがペットみたいで可愛がりたくなる」との意見も。
自ら「きかい」に触れ、壊れた部分を直す(世話をする)ことによって、不思議と愛着が湧いてきたのでしょうか。
作品制作の一部に触れ、参加者同士で意見交換することで、出品作を多方向から鑑賞することができるアートウォッチングとなりました。
![アートウォッチング[不思議なきかいとの向き合い方]を開催しました。_c0222139_21564881.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201410/19/39/c0222139_21564881.jpg)