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ATLIA STAFF BLOG
〈新鋭作家展2014〉が終了しました
6月22日(日)で公募展〈新鋭作家展2014〉が終了しました。
多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました!

今回は第3回審査にて優秀者となった白木麻子さん・大和由佳さんの発表に加えて、第4回審査(二次)に提出されたプレゼンテーション(展示)を公開。
最終日には展示室の中で白木さん・大和さんのアーティストトークも行いました。

まずは展示室Aで発表していた大和さん。
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少し暗めの照明の中、床にひろがる作品を前に今回の発表作《回遊する線上で》についてお話しました。
様々な要素の中で、自由に漂い、しかし一定の法則性を持ちながら存在する「線」。
そして制作のきっかけになった「喫水線」、重力・浮力・水分など多くの要素がかかわるそのキーワードについてもお話いただきました。
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石膏・ガラス瓶・写真など空間の中にある多くの要素について、制作方法やそこに込めた意図を丁寧にたどる大和さん。
ひとつの興味に対して様々な角度から捉えて提示していく、真摯な考え方がよく伝わるお話となりました。

続いては、展示室Bの白木さん。
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《On the Floor, Behind the Window》と名付けられた、木材で出来た作品群がひろがっています。
雨の日の良い感じが出ている、と話す白木さんの作品は、湿気で少しずつ木材が動くそう。
そういった自然におこる現象、また人々が生活の中で何気なく行っている動作・行為への興味が、今回の作品にもつながっています。
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なんとなく「ただそこにある」家具などを連想させる、しかし不完全なそのかたちは、多くの人の記憶に無限に連鎖する入口、つまり「窓」であると捉えている白木さん。
観てくれる方が自由に捉えた視点が作品・空間へとつながっていく、そんな瞬間がこのトークでも起きたかもしれません。

作品を見ながらアーティストの言葉を聞くことで、また少し作品への興味を深めていただける機会となったのではないでしょうか。
トーク終盤では参加者の方々から質問等もいただき、和やかな雰囲気で最終日を迎えることができました。

アーティストとお客様の距離が近いのも、オープンな雰囲気のアトリアならでは!
会場に設置していたメッセージカードにも多くのお客様からアーティストたちへあたたかな言葉・鋭いご意見をいただき、ありがとうございました。
いただいたカードはスタッフがアーティストたちへと届けます。

第4回審査で優秀者に選ばれた堀口泰代さん・對木裕里さんの発表はまた1年後。気が早いと思いながらも、これもとっても楽しみです。
もちろん白木さん・大和さんの今後のご活躍にも、どうぞご期待ください!

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by atlia | 2014-06-24 11:35 | 企画展