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ATLIA STAFF BLOG
[凧にのせる願いごと]を開催しました
1月25日(土)、〈アートな年賀状展2014〉の関連ワークショップ[凧にのせる願いごと]を開催しました。

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今回の講師は、「日本の凧の会」の川口顕裕(かわぐちあきひろ)さんと裏川一雄(うらかわかずお)さん。川口さんは100畳もの大きさがある大凧揚げの名人で、裏川さんは和凧やボックスカイト(行灯のような形の凧)などの凧づくりの研究家です。

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今回凧に描くテーマは「願いごと」。もともとお正月の凧揚げは、両親が子どもの成長や大成などの願いごとを凧に託し願掛けをする儀礼として行われていたものだそうです。その伝統にならい、参加者も「今年の願いごと」や「空に飛ばしてみたいと思うもの」を考え、「上手く泳げるようになりたい」という願いを込めたプールの絵や「電車が空に飛んでいたらカッコいい」という気持ちが込められた電車の絵などを鉛筆で下描きしました。

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下描きの次は水彩絵の具で色付け。「凧が高く揚がると絵が見えづらくなってしまうので、ハッキリとした色で大きめに描くとよく映えます」と川口さん。輪郭線が滲んでしまわないよう、慎重に筆を動かします。

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絵が描けたら、竹ひごをボンドで貼り付け、真ん中に糸を付けて凧を組み立てます。
今回つくる凧は特別仕様。埼玉県小川町特産の薄く丈夫な和紙と、裏川さんが手作業で削り上げたしなりの良い竹ひごを使っています。完成した凧はとても軽く、どんな風に空を飛ぶのかとても楽しみ!

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完成した凧を揚げに行く前に、裏川さんから「凧揚げのポイント」を教わります。揚げ方のコツだけでなく、「自分の凧は自慢する。他の人の凧は良いところを見つける。そして、次はその人の凧よりも良い凧をつくる。」というのが凧づくりの鉄則だと教えてくださいました。

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アトリア前の芝生広場に出て、みんなで一斉に凧揚げ!糸巻きを持って力いっぱい走ると、尾をヒラヒラさせながら凧が舞いあがりました。

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この日は風がほとんど無かったのですが、頑張ってアトリアよりも高くまで飛ばした参加者もいました。きっと風のある日にはもっともっと空高く揚がっていく姿が見られると思います。


今はビニールのカイトが市販されていますが、昔の子どもたちはこうやって自分で凧をつくって外へ遊びに行ったそうです。きっとお正月には絵柄や形も様々な凧が空に浮かんでいる姿があちこちで見られたのでしょう。
今回のワークショップが、日本の伝統的な遊びや文化を見直すきっかけとなってくれれば嬉しいです。
by atlia | 2014-01-26 12:00 | ワークショップ