講師は、展覧会出品者である千葉勉さん(有限会社バロックミュージック代表)。
参加者は小学生の皆さんと保護者、合わせて24名です。
千葉さんからマレットの種類や構造についてレクチャーを受けた後、実際にマレットづくりに挑戦していきます。
柄の先端に芯となるコルクを丁寧にはめたら薄いフェルトを巻き、その上にドイツ産の厚いフェルトを被せていきます。手で丸くならしながら形をつくっていくのがポイントです。
細かな作業でしたが、参加者の表情は真剣そのもの。最後は、針と糸を使ってフェルトを縫っていく作業です。指サックを付けて力いっぱい糸を引っ張り締めていき、玉結びをしたら完成です。
会場では、プロのマレット製作者たちによる実演もおこない、バスドラムマレットやキーボードマレットをつくる様子を公開してくれました。
後半は、打楽器のリズム体験!講師はパーカッション奏者のボブ八木さんです。
まるく輪になって、ジャンべ(アフリカの楽器)や箱ジャンべ、普段はなかなか見ることができない民族楽器をからだ全体で叩いて演奏していきます。
ボブ八木さんの先導により情景を想像しながら、そして物語を展開させながら、音の変化や様々なリズムを楽しみました。
マレットの構造を知り、リズムの楽しさを体感できたワークショップとなりました。