講師にファッションデザイナー:津村耕佑さんをむかえ、10月~11月の約2カ月、前川小学校6年生の皆さんが一緒にネット(網)をつかって色々な楽しみを身に付けられるファッションアイテムづくりに挑戦しています。
オリエンテーションを終え、いよいよ作業開始です。
前回の授業で津村さんから「何かネットに取り付けてみたいもの」を考えてくるように言われた児童たち。
何か持ってきてくれた人?と聞くと、はりきって手をあげてくれました。
毛糸・ビーズ・リボンなど普段から服飾につかわれいるような材料はもちろん、中には大量のペットボトルのフタ、フィギュア、磁石なども!?
これらがどんな風にネットにつけられてアイテムになるのか、津村さんもびっくりの素材たちが登場します。
津村さん自身も事務所から、アトリアスタッフも倉庫の中をひっくりかえりして色々持ってきてみました。変わったかたちの皮や布のハギレ、小さなプラスチックのケース、積み木のような木片、スチレンボード…うーん、児童たちの発想には敵わないかも?
津村さんはそれらの材料をネットに取り付ける方法として、ひっかける・結びつける・包み込むなどを紹介しましたが、接着剤をつかって貼り付けることはやめようと言いました。ネットをより活かした、もっと簡単な方法でやってみようというのです。
前川小学校の先生方にも参加していただき、事前につくった見本を並べて例を示します。
児童たちは少し失敗をしながらも、自身の身体にネットを身につけながら、自身が持ってきた材料をとりつけてみます。
「刺すだけでもわりとかっこいいかも?」「色々な小物をつくりたい!」など、発見も理想も様々、それぞれに見えてきたようです。
でもネットはテグスのような素材、ずっと身に付けていると、ちょっとちくちく。
そこで津村さんは、どうしても気になる人は切りっぱなしの部分をテープで保護してみようと提案します。
服や身につけるものは、その着心地も大切ですね。デザイナーさんの気配りが活きる、ちょっとしたポイントです。
次回はこの制作を続行!
どんなアイテムが出来上がるでしょうか?