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ATLIA STAFF BLOG
[アトリアデビュー せんたくばさみ30,000個の空間]を開催しました
6月8日(土)・9日(日)に、ワークショップ初参加の子どもを対象にした[アトリアデビュー せんたくばさみ30,000個の空間]を開催しました。講師は、美術家として活動するほか、子ども向けの造形教室やワークショップ、参加型の作品制作など幅広い活動を展開している深沢アート研究所です。

会場には、日本や海外から収集された色も形もさまざまなせんたくばさみがどっさり!思い切って箱をひっくり返せばザザァーッと波のようにあふれ出て、床一面色とりどりの海になりました。歓声をあげる参加者たち。
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好きな色はどれ?どんな形があるかな?サポートスタッフと会話しながら自由な創作活動スタートです。せんたくばさみをつなぎ合わせるほか、頭上に張られたネットに取り付けることもできます。

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「作品をつくり上げることが目的ではない。大人が誘導することなく、遊びの中から自然に生まれていく子どもたちの発想や気持ちの変化を大事にしたい。」と話していた講師の期待通り、参加者たちの様子は十人十色。
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自立型の小さなオブジェをたくさんつくる・大小さまざまなリングにする・ネットに長く垂らして揺らして遊ぶ・ひたすら連結させて長さの限界に挑戦する・透明色だけを並べてキラキラ光る虹を編むなどなど…感覚的に手を動かす子もあれば、統一した種類や一定方向のつなげかた、左右対称など規則性にこだわる子もあります。
中には、せんたくばさみを布団にして埋もれる・自分の体をブルドーザーに見立てて大量に運ぶ・誰かの洋服につける・はさむ強さの違いを指で確かめるなど、せんたくばさみそのものの感触を独自に楽しむ例もありました。
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ハイテンションに勢いよく、ときには黙々と、参加者が思い思いに活動するうちに、いつしかネットにはせんたくばさみが鈴なりに。スタッフがロープを引っ張ると、天井に向かってせり上がっていきます。一定時間置きに、せんたくばさみの海は密林へ、山へ、最後は滝のような姿へとダイナミックに展開していき、参加者一同驚きと笑顔で見つめました。床に寝転んで見上げれば、天から降りそそぐせんたくばさみの雨みたい!
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身近なものの形や質の違いを発見しながら、日常とは異なる“何か”に変身させたアトリアデビュー。この日をきっかけに、アートって面白い、また体験したいという気持ちが、参加者みんなに芽生えてくれたなら嬉しい限りです。
by atlia | 2013-06-09 18:46 | ワークショップ