会場となるのは、盆栽園の「喜楽園」さんです。天候にも恵まれ暖かい気候の中、盆栽の入門編「ミニ盆栽」をつくりました。講師は飯村靖史さんです。
早速、松に針金をかけて形をつくっていきます。
少しづつ枝の付き方が違う松を目の前にして、其々がイメージを膨らませます。
穏やかなやさしい形にしようか・・。
それとも断崖絶壁に落ちてゆくような力強い勢いを表現しようか・・。
また、生きた芸術「盆栽」の将来的な成長も予測していかねばいけません。
松の枝ぶりが決まったところで、盆器に植え込みます。砂と水苔を盛り付け、
表面に苔を貼るとなんだか立派な盆栽らしくなりました。
今回はおまけに、「水石(すいせき)」にも挑戦しました。思い想いに石を選び、
小さな器の中で山水の情景をイメージしてみました。
最後の質問コーナーでは素朴な質問が続々と飛び交いました。
飯村さんのアドバイスをもとに、参加者の盆栽が時を経て立派に育つのが楽しみです。