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ATLIA STAFF BLOG
展関連ワークショップ「海の生き物たちのショートストーリー」を開催しました
7月28日(土)に、夏の企画展 〈海のライン〉関連ワークショップ[生き物たちのショートストーリー]を開催しました。
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ワークショップの会場となるのは、出展作家宮元三恵さんの《海の森》とたむらひろしさんの《海の中を歩く》の二つの会場です。
講師は、本展の体感型作品を制作した、たむらひろしさん(ワークショップ・クリエイター)です。
今回は、多くのゲストの方々がワークショップを盛り上げてくださいました。
はじめに、アイコさん(エアリアル・ティシュー・ダンサー)と幕内純平さん(口琴奏者)と、まつかわゆきこさん(アートヨガ・インストラクター)のデモンストレーションからスタートです。海の中をイメージした展示作品を体感した気持ちをダンスや音、絵で表現してくれました。
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次に、参加者である7組の親子が、実際に体験してみます。
ハンモックにのって、海の生き物になったつもりで、会場を漂います。
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更に、感じたことを絵で表現していきます。
用意された数種類の紙の中から、自分の今の気持ちに一番近い質感の紙を選び、目をつむって紙にクレヨンをを走らせます。
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気持ちを絵に表現したところで、今度は楽器を演奏しながら、隣の展示室に移動します。
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展示室の作品《海の中を歩く》では、真っ暗な部屋の中にある大きなスクリーンに海の映像が流れています。
中央のラインに沿ってあるくと、自分の影が大きくなったり小さくなったり・・・、不思議な影遊びができます。
《耳にあてる》という筒状の体験作品や、ブクブクと水の入ったペットボトルをストロ―をふく道具をつかって海の中で聞こえる音を想像しながら遊びました。
そして再び、この体験から感じた気持ちを絵に描きます。
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様々な体験をした後に、最初の会場に戻り、みんなで寝転がって静かに目をつむりました。
深呼吸をして海の中に身体の中の空気を全て吐き出すと、海底にいるヒトデや貝になったような気持ちになります。
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最後に、講師やゲストの方と一緒に記念撮影して終わりました。

展覧会場を活かした体感型のワークショップでは、参加することで、さらに作品の世界を自分なりに発見することができます。今回は絵を描くことで体感したことを表現し、参加者同士共有することができました。

様々な体験を通じて、それぞれの海を感じ取ることができたのではないでしょうか。



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by atlia | 2012-07-29 18:44