10月6日から11月20日まで開催した開館5周年記念事業 秋の企画展<川口の匠>が終了しました。川口のすぐれた匠たち12人を紹介したこの展示は、市内外から多くのお客様にご堪能頂きました。
匠が手掛けた作品や道具などはもちろんのこと、ひそかな人気を集めていたのは化粧室に続く通路壁で紹介した匠の言葉。
若い世代に伝えたいこととして「もの作りはいいよ、楽しいよ。(西耕三郎氏)」というまっすぐなメッセージや、数年後の目標を伺うと返ってきた「考えられないね。いつも真剣勝負だから。(渡邉政雄氏)」などの言葉には、匠たちの誠実な姿勢が感じられ強く心に響くものでした。
また、幸並中学校1年生がデザイナーの齋藤善子氏と取り組んだアーティスト・イン・スクールは、最後の授業であるアトリアでの作品展示と講評を無事に終えました。
デザインという「人とものを繋いでいく」ことの大切さを発見していく場となったのではないかと思います。
ものづくりの街・川口ならではの企画展は、来年度以降も開催予定です。
熱きものづくりの伝統を盛り上げていく一助となれば…という気持ちで臨んでいきたいと思います。
ご期待下さい!