授業は9月10月に集中しますが、授業へ向けての様々な準備は既に始まっています。
今年はアトリアが5周年を迎え、「まち×匠×アート」というテーマをもって年間を通して企画を立てています。また、秋の企画展では川口の匠を紹介する「川口の匠」展を開催、それを記念する「川口の匠」本も出版されます。
そのような流れもあって、今年のアーティスト・イン・スクールでは「川口の匠」の方々を通して“かわぐち”を再発見し、未来を考える内容を企画しました。
アーティスト(講師)に齋藤善子氏(株式会社Kabデザインhttp://boo-hoo-woo.com/designer/kab.html)をお招きし、開催校となる幸並中学校1年生5クラスと美術教諭笠原たまき先生との壮大なプロジェクトが始まろうとしています。
デザイナーの齋藤善子氏は川口市民なら大半がご存じのKawaguchi i-mono (製造:株式会社伊藤鉄工 川口市元郷)の鍋やフライパンをデザインを担当された川口とも縁のある方です。http://www.yomiuri-is.co.jp/perigee/mono07.html
デザインの仕事というのは、情報を集め、整理し、分かりやすく人に伝える。という工程があります。
そこで、今回は、川口の匠の方々から川口のまちの歴史や文化を学び、子どもたちが川口の未来を考える授業を依頼しました。
題して「川口の未来をデザインしよう!」です。
授業内容の大枠が見えてきたところで、齋藤氏、笠原先生、アトリアスタッフとでご協力いただく匠に会いにいっていました。







中学生の授業に携わることにとても好奇心のある方、また子どもたちの人生の一コマに出会うことへの責任の重大さに戸惑う方、様々でしたが、お会いするだけでも、お仕事を見せていただくことだけでも十分に説得力がありました。
9月には生徒たちが匠の工房を取材します。
仕事のこと、技のこと、伝統文化のこと、これからの未来のこと、人としての生き方・・など
どんな事を感じ取るでしょうか・・。
そこで感じ取ったこと、未来につながった想い を作品として表現します。
