講師は、身体パフォーマンスなども行っている美術家の早川聡子さん。
企画展の彫刻作品を観て、形のおもしろさや色々な見え方を鑑賞しイメージ力をふくらませたあと、聴診器をつかって心臓の音や木の音などふだんは聞こえない小さな音を聞きました。
そして公園に出て、大きなビニールを使って風を感じたり、遊びながら身体と心をほぐしました。
いよいよ、地面に準備した5メートル四方の大画面に描く作業。
鳥や風など自然の音に耳を澄ませたあと、真っ白な紙の下にもぐってイメージをつくります。
水彩絵の具を使って、最初は静かに描いていた子どもたちも、次第にヒートアップ。
筆では物足りなくなって、手や足、ぞうきんがけをする子も!
思いっきり描いた後は、遠くからじっくり鑑賞して、それぞれ好きな部分を手で切り取りひとつの画面へ貼りつけます。