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ATLIA STAFF BLOG

1月11日(土)<アートな年賀状展2020>関連ワークショップとして、「オリジナルの型で染め体験」を開催しました。講師は川口市の染色家、西大三さん。小学1年生~5年生17人で、染めの伝統的な技法にふれながら自由な制作に挑戦しました。

はじめに、西さんから今日の制作についての説明です。今回は型を使った染めだけでなく、折り染めという技法も体験します。折り染めとは、布を折り紙のようにたたみ角や辺に顔料を染み込ませる染色方法です。

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参加者にはサイズの違う2枚のハンカチが配られ、まずは赤・青・黄・緑・紫・ピンクの6色から好きな色をひとつ選び、小さい方のハンカチで練習します。おそるおそる染色用の顔料に布を浸すと、思ったより布に色が染み込みます。ポイントは少しだけ浸すこと。講師の言葉で参加者たちも要領を得た様子。それから、本番のハンカチへ。顔料をつけたハンカチを広げると、思いがけない面白い形に色が広がります。模様を背景に見立てて、参加者たちも次のアイデアがわいてきたよう。

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折り染めのあとは、型つくり。コピー用紙をハサミで切って型の下絵をつくります。鉛筆を使わずハサミだけでつくる形は、紙を折って左右対称に。お気に入りの形ができたらクリアフォルダ―に下絵を貼り、またハサミで切り抜きます。切り抜いた形の外側を型として使うという難しい工程に苦戦しながらも、みんなで作業に取り組みます。自由な発想でつくった型は、大きさも形もさまざまです。

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後半は、いよいよ型摺り染め。最初に折り染めで練習したハンカチに、自分でつくった型を使い試してみます。顔料の量を調節しながら摺り刷毛という専用の道具で、布にたたくように染める作業は、折り染めとは全くちがいます。慣れてきたら大きなハンカチで本番です。参加者たちは、刷毛の使い方で色に濃淡をつけたり、型を重ねて模様をつくったり。多様な手法にチャレンジします。

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最後は、ひとりひとり講評です。みんなでお互いの作品を鑑賞しながら、西さんのコメントに聞き入ります。偶然性を楽しむ折り染めとかっちりした模様の型染めを組み合わせることで、表現の幅が広がりより個性的な作品に。色鮮やかなハンカチが並び、参加者たちも充実した表情です。

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2020年最初のワークショップ。昔ながらの技法を使ったオリジナリティーあふれる作品つくりは、日本の伝統を感じる新年に、ふさわしい体験となりました。
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# by atlia | 2020-01-31 16:07 | ワークショップ
去る1月13日(月祝)、新春企画展〈アートな年賀状展2020〉に関連し、[アートなお正月あそび]を開催しました。来館者のみなさまに新年のご挨拶を込めて、お正月にちなんだゲームやミニ工作などの体験広場をご用意。事前申込なし・無料でどなたにも気軽に参加いただける恒例イベントです。
「成人の日」を祝うかのように外は快晴。公園に遊びに来ていた子どもたちやイベントを楽しみに来館してくれた家族連れが開始時間とともに続々と入場しました。「何があるのかな?」とワクワク顔で会場を見て歩き、興味をひかれたコーナーから体験していきます。

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◆キャッチ・フォーちゅ~ン
点数付きの輪投げあそび。並ぶ位置によって点の異なる的(まと)をめがけて輪を投げ、1人6回の合計得点で2020年の運勢を占います。30点以上とれたら背が伸びて100点以上とれたら願い事が3つ叶うかも?新聞紙でできた輪は柔らかくてちょっと狙いを定めにくいけれど、繰り返し挑戦するうち投げかたのコツがつかめてきたみたい。加算されていく得点とともに喜びも膨らんで、シンプルなあそびに未就学児も小学生も夢中です。
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そして更に、自分でつくった的を使えば得点アップのチャンス!制作コーナーに用意された3種類の絵の中からお気に入りを1つ選んで色を塗り、的の形に組み立てます。クレヨンで力強く、または色鉛筆で繊細に、思い思いに彩色した自分だけのターゲットに輪が入れば一度に30点。狙いやすい位置を選んで立てて一点集中、自己新記録を更新し、一年を幸先よくスタートできた様子でした。

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◆子ねずみこいこい
コースのあちこちに散らばる子ねずみ人形。親ねずみに扮した参加者が棒で操り、制限時間内にゴールに運んだ数を競います。操り棒には磁石が仕込まれており、子ねずみの金属製のヒゲやシッポがくっつく仕組みです。
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見た目より重さがある子ねずみは急いで引っ張ろうとすると却って棒から離れてしまい、スピードよりも慎重さが求められるゲーム。初めはどの参加者も苦戦していましたが、シッポの効果的な扱い方を発見してから長い距離を運べるようになりました。更に子ねずみ同士をうまく絡ませれば数匹まとめて運ぶこともできます。その様子をじっと観察し、順番待ちの間にもコツを学ぼうとする参加者たち。2歳くらいの小さな子も大人に負けない器用さを発揮し、家族や友達の声援を受けながら、たくさんの子ねずみをやさしくゴールに連れていくことができました。

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◆よくばり玉いれ
笊(ざる)いっぱいの小判やお餅を千両箱形の的に向かって一気に投げ上げる、運動会とは一味ちがう玉入れです。小判がたくさん入ればお金が溜まり、お餅がたくさん入ればお腹いっぱい食べられるかも?けれども参加者たちは的に入れる以前に玉をばら撒く勢いや音が楽しい様子。友達と一緒に何度もリピートし、ときに親子で手を合わせて投げ上げ、高揚感を分かち合います。
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1人2回挑戦し、成果を確めたら床に散らばった玉を拾って次の人と交代。すると周りで応援していた家族や順番待ちをしていた人も手伝ってくれて、玉拾いもワイワイと盛り上がる余興となりました。


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一風変わった3つの「お正月あそび」。会場の設えなども含めて、日頃からアトリアの活動を支えているサポートスタッフの手づくりです。去年の夏にアイディアを出し合い、およそ半年間試作と検討を重ねたあと、当日の運営まで担いました。皆で協力し取り組んできた甲斐あって、大人・子ども合わせて171人もの参加者を迎え、たくさんの笑顔とともに新春を祝うことができました。
参加くださったみなさま、本当にありがとうございました!
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# by atlia | 2020-01-24 16:38 | サポートスタッフ
12月21日(土)、年中・年長と保護者のペアを対象に季節感あふれるイベントを開催しました。講師は美術家の北川純さん。アトリアの広い空間を使い、巨大なスノードームにみたてた風船の内部にクリスマス飾りをつくります。
まずは北川さんから、制作する飾りの説明です。6角形の白い紙を折りたたみ、ハサミでカット。それをひろげると、雪の結晶のような形が現れます。単純な作業ですが、ひとつとして同じものはできません。最初はハサミを使った細かい制作に苦戦していた参加者も、コツをつかむと手が動きます。しかし、つくった雪の結晶はどこに飾るのでしょうか?
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雪の結晶ができたら、みんなで作業机の後ろの大きなビニールに集合。
次に、北川さんの合図で風を送る機械を動かします。するとビニールがどんどん風船のように膨らみ、スノードームのかたちになっていきます。


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膨らませたビニールには赤い三角形がぶらさがっています。「クリスマスツリーだ」参加者から声があがります。
「ドームの中に入って、つくった雪の結晶をツリーにつけます」
北川さんに誘導され、参加者はなんとビニールの中へ。広い内部には10名入ってもまだ余裕が。
ドームは膨らみ方を送風で調整しながら徐々に大きくしていきます。それにともない参加者は、上から順にツリーに雪の結晶をのりで貼っていきます。
そして、一番下までつけ終わったとき、ついにドームの全貌が!あまりの大きさにみんなびっくり!!参加者からは拍手がおこります。
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これで終わりではありません。今度は、参加者たちは無地の箱をプレゼントにしたてたり、サンタや靴下のシルエットのオーナメントをつくったりします。セロファン・色紙・綿・毛糸・リボンなど、カラフルなラッピング材料に大人も子どもも夢中です。
できた人から再び順番にドームの中へ。空気の調節で手が届く高さに下げたビニールの天井に、オリジナルのプレゼントやオーナメントをセロハンテープで貼っていきます。内部はますますにぎやかに。
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最後にみんなで鑑賞です。たくさんのクリスマスオーナメントを飾ったドームの中は、夢のような景色です。

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みんなで飾った大きな大きなスノードーム。雪にプレゼントにサンタクロース…色とりどりの素敵なオーナメントでいっぱいです。もう少しで楽しいクリスマス、この時季にぴったりなロマンチックな作品ができました。

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# by atlia | 2020-01-20 15:27 | ワークショップ
第14回アーティスト・イン・スクールの授業も最終回。前川東小学校6年生の児童たちは、バスに乗ってアトリアに行き、展覧会を鑑賞してまとめをします。
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バスから降りた児童たちは整列して、真っすぐ自分たちの作品が展示されているスタジオへ。そこではタムラさんが待ち構えています。そして、きれいに展示された自分たちとタムラさんの「回るワニ」にご対面!
タムラさんと挨拶をしたら、まずは自分の作ったワニと壁に貼られたワークシートを探します。ワークシートはクラスごとに分かれて展示されていますが、ワニはランダムに並べられています。しかし児童たちはすぐに自分の作品を発見。
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自分の作品を見つけたら、今度はお友達のワニを鑑賞。特に他のクラスのものは、これまでチラっとしか見る機会がなかったので、かわいい作品を見つけたり、自分にはない斬新なアイディアに驚いたり、気がついた点を話し合いながらワークシートも含めてじっくり見ます。
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存分に鑑賞したところで、「おもしろい作品を見つけた人は紹介して」。数人の児童がどの作品のどんなところがいいと思ったかを発表、よさを共有したところで、次は展示室の講師作品展を鑑賞します。
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カラフルなスタジオとは打って変わって、鉄の色が渋い作品群。チェーンが動く大きな作品を見るうちに、それが「川」の字や「口」の字を表していることに気づきます。児童たちは動き続ける作品に興味津々なようす。
そして作者のタムラさんにいろいろな質問をなげかけます。「つくるのに時間はどれくらいかかる?」「どうやってつくるの?」「作品の値段は?」...ひとつひとつの質問に丁寧に答えるタムラさん。作品の面白さと同時に、アーティストとして生きるおもしろさや大変さも伝わったかな?
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展示室から出ると、そこにはこれまでの授業の様子を伝えるパネルや映像が展示されています。いつもは明るい子が真剣な表情で削り出しをしていたり、色塗りに夢中になって顔に絵具がついてしまったり、カメラで客観的に捉えられた自分たちの姿に見入る児童たち。
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最後はもう一度スタジオに集まってタムラさんによる振り返りと総まとめです。タムラさんは最初の授業の言葉を繰り返し、学校の課題で義務的に作った作品が、自分のアーティストとしての人生を決めた。最初は興味が持てずいやいやだったけれども、終わってみたらすごく楽しい時間だった、と言い、「みなさんも、半ば強制的にワニをつくらされた訳だけれど、終わってみるとみんな素晴らしい作品になった。これからの長い人生でも、何が転機になるか分からない。最初からあきらめたり、避けたりせずにいろんなことチャレンジしてみてほしい。」と6年生にふさわしい将来に向けたアドバイスで締めくくりました。
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そして、みんなで集まって記念撮影。タムラさんはワニのように横になって写ります。
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こうして児童たちは学校に戻っていきました。タムラさんやスタッフは手を振って見送ります。「みんな元気で、いろいろチャレンジしてね!」
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ちょっと不思議な、でもアートのエッセンスがギュッと詰まった授業。そこから生まれた作品はタムラさんの作品と仲良く展示されています。ぜひご高覧ください。

Photo: Kozo Kaneda
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第14回アーティスト・イン・スクール
タムラサトル×川口市立前川東小学校6年生89人 
川口市立アートギャラリー・アトリア
2019年11月2日(土)~12月8日(日) 
10:00~18:00(土曜日のみ20:00まで開館)
観覧無料




# by atlia | 2019-11-15 18:08 | 学校×アトリア
〈われわれはワニを回す〉×プラシャルルー特別コラボスイーツ販売中!_c0222139_10474401.jpg
アトリア館内にあるカフェ「プラシャルルー」にて、開催中の第14回アーティスト・イン・スクール成果発表展〈われわれはワニを回す〉との特別コラボスイーツ『ワニワニショコラケーキ』と『ワニワニショコラクッキー』を販売中!

ほろ苦いワニ型のクッキーと、そのクッキーが乗った濃厚なショコラケーキです。
会期中の土・日・祝の営業日に数量限定で販売しています。

お立ち寄りの際はぜひご賞味ください!

# by atlia | 2019-11-04 10:50