ATLIA STAFF BLOG
2月のギャラリー
新春企画〈アートな年賀状展〉は1月22日(日)をもって終了いたしました。たくさんのみなさまのご応募・ご来館ありがとうございました。
そして1月29日(日)から学校連携の共催展を開催いたします。内容は下記のとおり、展示者の方からいただいている一言紹介も併せてご案内いたします。ぜひチェックしてくださいませ。

中学生のART CLUB展
2017年1月29日(日)~2月5日(日) 10:00~18:00
市内中学校の美術系文化部が、日頃の活動の成果を展示・発表する展覧会です。

川口市小・中・高校書きぞめ展覧会
2017年2月8日(水)~2月12日(日)  10:00~18:00
市内の小・中・高校の児童・生徒の書きぞめ、各校の優秀作品ならびに県展覧会出展・入選作品を一堂に展示します。

川口の図工美術まなび展
2017年2月18日(土)~2月26日(日)  10:00~18:00
市内小・中・高校の日頃の授業実践を紹介するとともに、埼玉県の作品展等で受賞した絵や作品を展示する展覧会です。


展覧会によって特に初日の曜日・最終日の開催時間が異なりますのでご注意ください。
詳しくはアトリアwebをご覧ください。

c0222139_1356666.jpg

# by atlia | 2017-01-24 09:45 | お知らせ
ワークショップ[ムクロジくんの空中いったりきたり]を開催しました
企画展〈アートな年賀状展2017〉に関連し、ワークショップ[ムクロジくんの空中いったりきたり]を開催しました。
講師は新生呉羽さん(美術家/舞踊家)。当館では毎年冬にご登場いただき、楽しい空間や時間をつくるワークショップをご一緒しています。

新年ということで、今回のテーマは「ムクロジ」。
ムクロジは、漢字では「無患子」とも記すことができる高木で、その実は羽根つきの羽根の黒い部分(打つ部分)につかわれています。
「無患子」を逆から読むと、「こどもに、わずらいが、ない」という意味になる、というお話からワークショップを始めた新生さん。
昔は羽根つきのことを「こぎの子勝負」と言った、という説もあるそうですが、この羽根(こぎの子)が空中を飛んでいく様子をトンボに見立てた、とのこと。トンボが蚊などの悪い虫を食べてくれるということで、こぎの子勝負は子どもの健康を願う意味があった、とお話ししました。
c0222139_17263534.jpg
c0222139_1813937.jpg

真剣な顔でムクロジの実を見ながら話を聞く参加者は、小学生13人。
新生さんは、この「こぎの子勝負」するための「こぎの子」「こぎ板(羽根つきの板)」そして「ムクロジ帽子」をつくろう、と提案しました。
そこにお正月をテーマにした衣装を身に着けたスタッフやボランティアもお手伝いに加わり、いざ3種のグッズづくりに挑戦です。

まずは手に持っているムクロジの実をつかった「こぎの子」。
これに穴をあけ羽根を差し込み、ボンドで留めます。羽根がまとまるように、糸をまきつけるのも忘れずに。
c0222139_17352223.jpg
c0222139_17291743.jpg

「こぎの子」のボンドが固まるのを待つ間には「こぎ板」をつくります。
段ボールを2枚貼り合わせて丈夫にしたものに、これまた穴をあけ、指を通すと、パレットみたいに手の平にフィットするようになりました。なんだか卓球のラケットみたい?
これには自分のものだとわかるように、自分の名前をロゴマーク風にした文字や好きなものをポスカで描き、「オリジナルこぎ板」にしました。
c0222139_17325017.jpg

c0222139_17273389.jpg
最後は「ムクロジ帽子」です。
ムクロジの実の部分をモチーフにした帽子は、かぶると何だかパワーアップするアイテム。新生さんのアイディアです。
水に浸したセロハンを乾かし、くしゃくしゃにしわが寄ったものを材料にしました。質感もムクロジにそっくり!
それに型紙をおいてかたちを写して切り取り、まるで縫っていくようにセロハンテープで丁寧に貼り合わせていきます。
c0222139_17335050.jpg
c0222139_17333323.jpg
ちょっと破れやすいから、参加者にも苦労している様子。でも破れたらテープで貼れば大丈夫!新生さんに励まされながら、作業を続けました。
小学1~5年生までが一緒に工作するなかでは、ちょっとしたスピードの違いも出てきます。工作が得意で早く終わった人が他の人を手伝ってあげる様子もあり、だんだん参加者同士の距離も近づいてきたようです。
丸い形が見えてくると、なんだかわくわく。早速かぶって見せ合いっこ。
c0222139_17342284.jpg
と思ったら、ムクロジ帽子をかぶった参加者は、すぐにこぎの子勝負の練習を自然としはじめています。
1人でリフティングみたいに回数を続けるのは「揚羽根(あげばね)」、2人でラリーを続けるのは「追羽根」。
最初は揚羽根をしていた人も、徐々に追羽根の練習に。ここで出会ったばかりの参加者同士が自然にグループになっていく様子を、新生さんはにこにこしながらダンスで盛り上げます。もちろんスタッフたちもそれにこぞって参加し、空間はどんどん賑やかに。
c0222139_17375210.jpg

ここで新生さん、全員に声をかけました。
「昔のこぎの子勝負は男女対抗戦だったらしいよ、それをやってみましょう。負けた人は勝った人にムクロジの実をプレゼントしよう!」
ということで、練習は終了、いざ勝負!3本勝負に挑戦です。
5年生がやさしく打ち返してあげたり、2年生同士の熱いバトルがあったり、あちこちで色々な勝負が繰り広げられています。
c0222139_17385359.jpg
オリジナルこぎ板で打たれた羽根が、空中をまさに「いったりきたり」!
カラフルな羽根が空間を飛び交い、更にそれらを追ってムクロジ帽子がぴょこぴょこと動くと、なんだかとっても賑やかで吉兆のあらわれ?とすら思うほど。
勝った人も負けた人も、さわやかな顔で対戦を終えました。

子どもの味方:ムクロジくんになりきって勝負をした参加者たちは、運動のあとのすっきり感があるのはもちろん、この空間と時間を全員で楽しんだ充実感を思わせる笑顔です。
新生さんも、改めて「無患子」という漢字を見ながら、「これで今年一年、元気いっぱい過ごせそうだね」とお話をしました。

多くのものをつくって、身体を動かして、盛りだくさんの内容であっという間に時間が経ったと感じられた今回のワークショップ。
年賀状の展示と合わせて、賑やかに今年のはじまりを迎えられました。

c0222139_1556160.jpg

# by atlia | 2017-01-19 17:09 | ワークショップ
アートなお正月あそび[とりとりアトリア!]を開催しました!
2017年1月9日(月祝)に〈アートな年賀状展2017〉関連イベント「アートなお正月あそび」を開催しました。
どなたでもお気軽に参加していただけること、新年の雰囲気を感じ、楽しんでいただくことを目的としたこの企画。今回は「とりとりアトリア!」と題し、今年の干支・酉にちなんだ3つのあそびを実施!創作あり、運試しあり、レースありの盛りだくさんのイベントです。

◆ふわりラッキーバード
鳥型の紙飛行機を飛ばし、その着地地点で運勢を占う運試し。まず3羽の鳥を選び、床に敷かれた大きな絵の前に立ちます。大きな絵には青空が描いてあり、その上を鳥が飛んでいきます。一番遠い太陽は大吉、虹は中吉、雲は末吉、青空は吉。狙いを定めて飛ばします。
大吉まで届き喜ぶ声が聞こえたり、狙いまで飛ばず悔しがったり。なかには何度もチャレンジする参加者もいました。
c0222139_1758502.jpg

◆運んでコケッコー
たまごを巣に運んでその数を競うゲーム。巣と同じ色のとさかを頭に着け、2本のスプーンを使ってころがっているたまごを運びます。
たまごをすくいあげるまでは順調ですが、巣まで歩いて運ぶのが難しく、途中で落としてしまう参加者が続出。落ちた地点からもう一度すくいあげて巣を目指します。
ハマった参加者は何度もレースに参戦。はじめはうまくできなかった参加者も次第にたくさんのたまごを運ぶことができるようになりました。
c0222139_12080646.jpg
◆クルッととりぶえ
鳥の形の笛を制作できるコーナー。トイレットペーパーの芯とストローでできた笛を色紙で包み、パーツを貼り付け鳥の形に装飾していきます。
完成するとすぐにストローに息を吹き込み音を出し始める参加者たち。自分でつくったことで愛着が湧いている様子。様々な色を組み合わせて自分だけの笛をつくることができました。
c0222139_17572849.jpg

開催時間中は館内に歓声と笛の音が響き、とてもにぎやかな新春を迎えることができました。

この「アートなお正月あそび」は日頃からアトリアの活動を支えているサポートスタッフが企画・準備から当日の運営まで担いました。どのあそびもみなさまに楽しんでいただけて、サポートスタッフにとってもかけがえのない時間となりました。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
c0222139_11494381.jpg

# by atlia | 2017-01-13 11:49 | 企画展
ワークショップ「ストローでつくる北欧のモビール:ヒンメリ」を開催しました
クリスマス・ワークショップウィーク第3弾!
12月25日(日)はヒンメリ作家の大岡真奈さんを講師に迎え開催しました。北欧・フィンランドに伝わる伝統装飾のヒンメリを大切な人と協働でつくりました。

はじめに講師からヒンメリについてのお話を聞きました。
ヒンメリはサンタクロースの国:フィンランドに伝わる伝統的なモビールで、麦藁を使いつくられてきました。豊穣の祈りを込めたヒンメリは収穫祭やクリスマスの装飾として親しまれ、「幸運のお守り」とも言われています。
c0222139_1292849.jpg

大岡さんは偶然雑誌で見たヒンメリの幾何学的な形の美しさに惹かれ制作を始めたとのこと。麦藁は繊細で折れやすく手に入りにくいため、大岡さんはストローを使ってヒンメリを制作しています。
ストローの強度のおかげで複雑な形のヒンメリを制作することができ、表現の幅がぐんと広がるそう。
たしかに大岡さんのヒンメリは同じ素材であることを忘れてしまいそうなくらい多様な形があります。
c0222139_1293857.jpg

今回は黒いストローでヒンメリの基本の形「八面体」をひとり2つ制作します。
まずストローを同じ長さに切るとことからスタート!ひとつにつき12本ストローを使います。ここで長さをそろえることが美しいヒンメリをつくるポイント。真剣な面持ちでストローを切っていきます。
c0222139_1210098.jpg

そのストローに糸を通していきます。細いストローに糸を通し、糸をくくって・・・という工程の繰り返し。どこにストローを通したらよいのか分からなくなったら講師に相談。はじめは慣れない手つきで制作していた参加者も、すいすいとストローを編んでいきます。
展開図のようになったら立体に組み上げ、八面体の完成です。
c0222139_12101452.jpg

完成後にはヒンメリをどう展示するかを考えました。ペアでつくったヒンメリは全部で4つ。並べるか、連結させるか。相談しながら会場内に設置した展示ブースに実際に展示しました。
c0222139_12103889.jpg

参加者はみな同じ八面体をつくっていましたが、実際に展示してみるとひとつひとつ表情が異なります。
サイズや展示の方法を工夫するだけでこんなにも違いがうまれるとは。
参加者からはおうちでもストローをつかってもっと作りたい!という声も聞かれました。
大岡さんも「クリスマスの思い出として持ち帰り、大切に飾ってほしい」と笑顔を浮かべていました。

大切な人一緒につくった「幸運のお守り」ヒンメリ。ともに相談しながらつくりあげた時間はきっと思い出深いものになったことでしょう。
一年に一度のクリスマスにぴったりのワークショップとなりました。

c0222139_11403280.jpg

# by atlia | 2017-01-05 11:38 | ワークショップ
ワークショップ「しろ、シロ、まっしろ!」を開催しました
クリスマス・ワークショップウィーク第2弾!
12月24日(土)はアーティストの早川陽子さん・村田早苗さんを講師に迎え、年中・年長さん向けの内容で開催。
まっしろな部屋で、まっしろな紙をつかって、まっしろな「雪景色」をつくりました。

まず参加者は村田さんのまわりに集まって、ある映像を見ました。それは今年11月に降った初雪の様子。
「すごくいっぱい降ったの、覚えてる!」「雪だるまをつくったよ!」
参加者はそう言いながら、雪が降った日のことを思い返します。すると村田さんがこんなお話を聞かせてくれました。
「雪って、実は全部違う形をしているの。一つひとつ違う雪のカケラがたーくさん集まって、あのまっしろな雪景色ができているんだよ。」

c0222139_15533068.jpg
一つ物知りになった参加者たちに、トレーシングペーパーなどの白い紙が手渡されました。それをペアで両手に持ち、掛け声に合わせて上下させたり、互いに思いっきり引っ張ったり。そのうち紙がビリビリに破れ、床に細かいカケラが散らばります。カケラがたくさん集まると、まるで降り積もったばかりのふわふわの雪みたい。それを見た参加者はたまらくなって、一目散にカケラの中にダイブ!


c0222139_15535471.jpg
たっぷりとあそんだあとで、今度は早川さんが集合をかけます。そして小さな紙のカケラを手に持ち、参加者にこう呼びかけました。
「カケラの一つひとつの形を見てみて。何に見えるかな?見つけた形を大きな紙にペタっと貼って、お絵描きしよう!」
今度は床に敷いた4枚の紙に、紙のカケラをペタペタ貼り付けます。似た形のカケラだけを集めて模様をつくる子もいれば、すぐそばにあるカケラをつなぎ合わせて動物を描く子も。心に浮かんだイメージを結晶化するそれぞれの「お絵描き」を夢中で続けました。

c0222139_15552527.jpg

その後、みんなで「お絵描き」した紙が天井まで吊り上げられました。そしてゆっくりと照明が暗くなっていき、講師が「しーっ」と言いながら口に指を当てて参加者に合図。参加者も周りの子たちに向かって「しーっ」と合図します。やがて全員が物音を立てないよう動きを止めると、賑やかだった会場が静けさに包まれました。
まるで雪が積もった夜の、静寂の世界にいるかのように。

c0222139_15565880.jpg

しばらくの静けさを楽しんだ後、吊り下げた紙が一気にライトアップされました。まっしろな光を浴びた紙のカケラが、舞い落ちる雪のように生き生きと浮かび上がります。辺りを見渡せば床も天井もまっしろい紙だらけ、今まさに雪が降っているかのよう。

最後に会場全体に向かって講師のお2人が呼びかけました。
「みんながカケラを使って何を描いたのか、そして他にどんな形が見つかるか。ぜひ保護者の方と一緒にお話してくださいね。」
様々な形のカケラにイメージを投影することで、会場にいる全ての人の心の中にそれぞれの「雪景色」が広がりました。


この日はクリスマスイブ。外には雪が降りませんでしたが、きっと参加者と保護者の方々の心の中には、手づくりのホワイト・クリスマスイブの思い出が残ったのではないでしょうか。
あたたかい室内であたたかい「雪景色」をつくって楽しむ、冬にピッタリのワークショップとなりました。

c0222139_1611125.jpg

# by atlia | 2017-01-04 15:52 | ワークショップ



川口市立アートギャラリー・アトリア スタッフのブログ
みなさまへお願い
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
カテゴリ
全体
お知らせ
企画展
ワークショップ
アートさんぽ
鑑賞講座・実技講座
学校×アトリア
サポートスタッフ
共催展
スタッフのつれづれ
2012年度
2011年度
2011年度以前
未分類
以前の記事
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
more...
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧