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第10回アーティスト・イン・スクールNo.4 制作 前半
川口市内の小中学校に第一線で活躍するアーティストやデザイナーを派遣し、特別な授業を行う長期プログラム[アーティスト・イン・スクール]。
第10回目の今年度は[ぼくらはひかりを変えられる]と題し、現代美術家の出田 郷さんと里小学校5年生の123名が活動中!授業は10月から11月中旬まで。
「ひかり」をテーマに鏡でひかりを反射し動かせる作品を制作します。

今回はレポート第4弾!制作の様子をお伝えします。

前回の授業までは制作の準備段階、ひかりと動きについて考えを深めた児童たち。
授業の最後には班に分かれて作品のアイデアを出し合いました。
ひかりを反射させるための丸い鏡も配られて、いよいよ制作開始!…というわけにはいきません。なぜなら前回出し合ったアイデアは作品の完成イメージであり、具体的な作り方や鏡を固定する方法などまだ決めなければならないことがあるからです。
また触って怪我をしないよう安全に、動かしても壊れないよう頑丈につくることも大事なポイント。
出田さんはそこを一緒に考えていこうと提案します。

さっそく班で決めたアイデアを出田さんに報告。図や文字はもちろん、鏡や材料を用いて説明します。
そして出田さんがどうしたら頑丈に安全にできるかをアドバイス。児童たちは真剣に耳を傾けます。
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作り方が決まったら出田さんと児童たちは一緒に設計図を描きます。必要なパーツを描きだして、アイデアがぐっと具体的になってきました。

設計図ができると、いよいよ制作の開始!
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この班は木材を選びました。設計図をもとに大きさを測り、間違えないように印をつけます。
その後は友達にバトンタッチ、ノコギリでの作業へ。分担して自分の得意なことを活かします。
なかなか木材が切れないときには出田さんからコツを教わって。額に汗をかきながら懸命に作業をします。
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こちらは太い紙の筒を持ち出しました。穴を開け棒を通して接着剤で固定。自分の背丈よりも大きな材料なので、協力して制作します。
児童たちは作品の骨組みができて満足げな表情…一体どんな作品になるのでしょうか?
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一方こちらは黒い布とにらめっこ。どうやら布に鏡をつける方法を模索しているようです。出田さんからアドバイスをもらい縫いつけるか接着剤を使うか、二手に分かれてそれぞれの案を試すことに。
試作のあと、互いに結果を報告し合います。接着剤はあっという間についたよ!縫うのはちょっと難しいかも…ということで接着剤を使うことに決定!

材料を整える地道な作業や制作の方法の模索など班ごとに活動は違いますが、着実にアイデアの実現に向かって進んでいます。
またひとりでは難しい作業も協力し合えるようになりました。
次回のレポートでは作品の完成までをお伝えします!

このブログでは学校の中で展開されている授業の様子を随時お伝えして参ります。今後の更新をお楽しみに!
この事業に関する過去の記事はこちら
第10回アーティスト・イン・スクールNo.1 授業が始まりました!
第10回アーティスト・イン・スクールNo.2 ひかりと色の実験
第10回アーティスト・イン・スクールNo.3 動きについて考える

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by atlia | 2015-11-20 15:51 | 学校×アトリア
11月・12月共催展のお知らせ
時が過ぎるのも早いものですね。涼しくなったと感じれば、もう厚着に身を包む季節となりました。
11月・12月はアーティスト・イン・スクールの成果発表展と同時に共催展が開催されます。
内容は下記のとおりです。ぜひチェックしてくださいませ。

〈小学生身近な生き物絵画コンクール展〉
11月21日(土)~29日(日)※最終日は12:00まで。24日(火)は休館
小学生が身近に生きる自然の生物を描いたコンクールです。展示会場はまるで川口市の生き物図鑑のようです。

〈川口市小学生図画コンクール入賞作品展〉
12月1日(火)~6日(日)※初日は13:00から/最終日は16:00まで。
今年で50回目となる図画コンクール。応募総数614点の中から市長賞などの入賞作品を展示。

展覧会によって特に初日・最終日の開催時間が異なりますのでご注意ください。
共催展について詳しくはアトリアwebの展覧会ページをご覧ください。

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by atlia | 2015-11-17 09:09 | お知らせ
第10回アーティスト・イン・スクールNo.3 動きについて考える
川口市内の小中学校に第一線で活躍するアーティストやデザイナーを派遣し、特別な授業を行う長期プログラム[アーティスト・イン・スクール]。
第10回目の今年度は[ぼくらはひかりを変えられる]と題し、現代美術家の出田 郷さんと里小学校5年生の123名が活動中!

今回は第2回目の授業の様子をレポートします。
前回の授業では実験を通してひかりについて学んだ児童たち。
ですが、何をつくるかまだ発表されていません!これから徐々に制作に踏み込んでいきます。

作品には動きを取り入れたい、という出田さん。
いきなり動きと言われても、漠然としていていったい何のことやら。
まずはきっかけをつかむウォーミングアップ。身の回りの動くものを真似たり、その動きを擬音にしてみたり。線や身体、言葉で表現します。
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出田さんもお手本を見せます。最初は恥ずかしかったけれど我先に手を挙げるようになり、だんだんと積極的になってきました。


動きに興味が湧いたところで動きを取り入れた作品をいくつも制作している出田さんの作品を鑑賞。
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風が布を揺らす作品、投影された線が伸び縮みする作品、ひかりの粒がまるで飛び跳ねるような作品。
児童たちは動きを見逃すまいと食い入るように見つめます。

作品を鑑賞した後、児童たちに丸いカラフルな鏡が配られました。
実はひかりや動きだけでなくこの鏡も作品の大切な要素。
前回の実験と今日の活動を踏まえ鏡を様々に動かし反射を観察します。
すばやく動かして、ぴたっと動きを止める動き。ゆっくり傾けたり、友達のひかりに重ね合わせたり。ひかりの色も刻々と変化し、鏡の色が混ざり合ってどちらとも違う色が生まれます。
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動きという言葉も難しく感じていたけどそんなことないかも。児童たちは夢中で鏡を動かし天井を見上げます。

ここまでの活動は制作に向けての前段階。
出田さんは秘密にしていた制作内容を明かしました。
ひかりと色を鏡で反射する作品をつくろう。
そしてアーティスト・イン・スクールの醍醐味は児童の作品がアトリアで展示されること。
なんと、見に来てくれた方が触ってその反射を動かせる仕組みをつくるというのです!
なんだかちょっと難しそう。戸惑いの表情を浮かべた児童たち。
そこで制作のヒントが書かれたプリントを渡されました。
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出田さんはどんな動きが面白いと感じたか、どうしたらその動きができるのか問いかけます。
実際にひかりを動かした児童たちには理想の動きが見えつつある様子。そのための仕組みを考えつくることが今後の課題になっていきそう。

制作する内容が発表され、それに向かって具体的に取り組みはじめた児童たち。
授業の最後には班に分かれてどんな作品をつくるかアイデアを出し合いました。
次回から制作が本格化!今日までの学習がどのように制作に反映されるのでしょうか?

このブログでは学校の中で展開されている授業の様子を随時お伝えして参ります。今後の更新をお楽しみに!
この事業に関する過去の記事はこちら
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by atlia | 2015-11-14 11:39 | 学校×アトリア
アートさんぽ[型の工場を訪ねて]を開催しました
去る11月5日(日)、秋の企画展〈川口の匠vol.5信頼をつなぐ〉に関連して、アートさんぽ[型の工場を訪ねて]を開催しました。出品者の一人が勤めている「株式会社 田口型範」を訪ね、木型製作の現場を見学するというもの。

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外は雲一つない青空!街路樹の紅葉も美しく、まさにさんぽ日和です。アトリアで職場体験中だった中学生も参加者の列に加わり、工場までの道のりを歩いて行きました。

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現地では出品者の宇波岳雄さんと工場長の鈴木曻さん、社内一のベテラン技師である香野勝美さんが出迎えてくださいました。工場内を見学する前に会社の成り立ちと最先端の仕事についてレクチャーを受けます。
創業68年の歴史を持つ田口型範は、鋳造用の木型・金型を製造する独立した企業としては日本最大手。整った設備と人材、ノウハウの蓄積によって、実験用の自動車部品など未来の技術開発に関わる製品を手掛けています。

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アトリアに出品している《実験用スコープ付シリンダーヘッド》の型について、コンピュータシステムを用いた設計の工夫や鋳造のシミュレーションなど、展示では紹介しきれなかった技術が詳しく解説されました。かなり専門的なお話ですが参加者は興味津々。次々と質問の手が挙がります。

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製作現場への期待が高まったところで2班に分かれて見学。木型部門ではノミやカンナでつくられた型、磨き上げられた美しい道具などを前に、職人が身につけるべき感覚や技能についてのお話を聞きました。製作工程のコンピュータ化が進んでも、ものづくりの基本の精神は大切に守られています。

一方金型部門では、「五軸加工」という特殊な技術を備えた工作機械を見学しました。上下・左右・前後の三軸で動く従来の機械では実現できない複雑な形を自動で削り出すハイテクマシーンで、これを楽しみにしていた参加者も。現代から未来に向けて、私たちの暮らしを支えるものづくりの出発点を目の当たりにすることができました。

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工場までの往復路中、ちょっと気になるポイントに立ち寄りました。今や貴重なキューポラのある風景や壁板の木目が美しい古民家・・・

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創業40年の喫茶店ではママとご主人から、周辺に鋳物工場がたくさん建っていた頃のお話を聞かせていただきました。

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一見すればマンションや住宅が立ち並ぶばかりですが、歩くうちにどこからか伝わってくる機械加工の音や鋳物の匂い。古くから受け継がれてきたものづくりの文化が、日常の風景の中に息づいています。短い時間ではありましたが、街の記憶と未来に思いを馳せる充実したアートさんぽとなりました。
by atlia | 2015-11-10 10:18 | アートさんぽ
たのしい実技講座[木版画~摺りの深い味わいを学ぶ~]参加者募集中!
12月12日・19日(土)の二日間じっくり技術を学ぶ木版画講座の参加者を募集しています。

版画家の講師をお招きし、本格的な和紙やばれんを使用して制作を行います。シンプルな四角形の木を使用して摺りますので、彫る作業がなく初心者の方にも気軽に参加していただける木版画講座となっています。豊かな色彩を感じながら温かみのある作品づくりを体験してみませんか?

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[木版画~摺りの深い味わいを学ぶ~]
日時:12月12日・19日(土)※両日参加  13:30~16:30
対象:中学生以上どなたでも 10名
参加費:1000円
講師:岩佐 徹(版画家)
応募締切:11月25日(水)必着 

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みなさまのご応募、お待ちしております。

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by atlia | 2015-11-06 15:10 | 鑑賞講座・実技講座



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