ATLIA STAFF BLOG
カテゴリ:ワークショップ( 63 )
ワークショップ[スーパーヒーローになろう!]を開催しました。
5月23日(土)・24日(日)の2日間、夏の展覧会関連企画として一般(18歳以上)対象のワークショップ[スーパーヒーローになろう!]を開催しました。

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講師はアーティストの山本高之さん。ユニークなワークショップを行い、それをベースとした映像作品を国内外で制作・発表しています。
今回は、オリジナルのスーパーヒーローの設定を考えて衣装・マスクをつくり、変身した姿でインタビューを撮影するワークショップを行いました。

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あり得たかもしれないスーパーヒーローとしての自分の姿を思い描きながら、まずはアイデアをたくさん紙に書き出します。ヒーローの名前や外見だけではなく、戦っている敵を想像することもこのワークショップのポイント。自分の日常生活を振り返りながら、ヒーローが置かれている状況を具体的に作っていきます。
椅子を机がわりにアイデアスケッチし、先生に見せに行く様子は、まるで小学校の図工の時間のよう。

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アイデアが固まったら、さっそく制作に入ります。
用意されたダンボール・布・テープなどを手に取って、「この素材はヘルメットにできそう。」「これは仮面としてちょうど良いかも。」と、悩みながらの素材選び。久しぶりの工作に懐かしさを感じている方もいました。

鏡で自分の姿を確認してみた参加者さんは、コミカルな姿に思わず笑いがこぼれています。だんだんヒーローらしい姿になってくると、何度も鏡の前に足を運んで、理想像に近づくようさらに工夫を重ねていました。


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2日目は撮影に向けての準備をした後、特設会場で撮影開始!
撮影はヒーローインタビュー仕立てで、山本さんが用意したいくつかの質問に、それぞれがヒーローになりきって答えます。本格的な機材を前に、参加者さんはちょっと緊張気味?

最後は全員大集合でポーズをとり、記念撮影をしました。できあがった写真に写るヒーローを見て、参加者さんはいつもの自分と全く違う姿に驚いた様子でした。

本ワークショップで撮影した映像とつくった衣装は、夏の企画展〈アーティスト・ラボ2 シミュレーションゲーム〉で展示されます。アトリアで誕生したアートなヒーローたちを、ぜひ見に来てくださいね。

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夏の企画展 〈アーティスト・ラボ2 シミュレーションゲーム〉
アーティストと参加者があり得ない「設定」でワークショップを行い、その中で起こった出来事・つくったものなどを作品として展示します。一見ゲームのようでありながら現実とリンクし、ものごとの本質や新しい可能性を描き出す、自由で不思議な表現をお楽しみください。

[出品者]  MaS(T)A(五月女哲平+森田浩彰)、山本高之
[会 期] 2015年7月18日(土)~8月30日(日)
[開館時間] 10:00~18:00(土曜日は20:00まで開館、入館は閉館の30分前まで)
[休館日] 月曜日(7月20日(月祝)は開館、21日(火)は休館)
[観覧料] 観覧料300円(会期中何度でも入場いただけるパスポート制)、高校生以下無料。65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方と付添1名は半額。
[協 力] 川口市立映像・情報メディアセンター メディアセブン
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by atlia | 2015-06-10 14:33 | ワークショップ
「アトリアデビュー[線と面でつくるかたち]」開催しました!
5月17日(日)に「アトリアデビュー[線と面でつくるかたち]」を開催しました。アトリアデビューはアトリアのワークショップに初めて参加する年中・年長さんを対象に毎年開催しています。
今年も21名の年中・年長さんと一緒に活動しました。
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講師は川口市内で造形教室を開いている宗高美恵子(むねたかみえこ)さん。
今回は仕掛けをつくった段ボールの側面に着色して、積み上げたり並べたりして立体遊びをするワークショップです。

まずは画用紙にすきなかたちを描きます。
お花や、飛行機、マーク、様々なかたちを描いたら、丁寧にかたちを切り抜きます。
好きな色紙も型を取って同じかたちをつくっていきます。
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次に色紙を段ボールの側面に貼って、画用紙を重ねて割ピンで固定します。
この仕掛けがどのように変化していくのか…完成してからのお楽しみです。
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この後は床に並べたたくさんの段ボールにマスキングテープを貼り付けます。
これもまた仕掛けのひとつ。
端から端まで長く伸ばして貼ったり、斜めに交差したり、みんなでたくさん貼っていきます。
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貼り終わったらスポンジで着色。
叩くように塗ったり、滑らせるように塗ったり、さらには手足を使って塗っていきます。
自分の色と他の人の色が重なったり、混ざったり、新しい色が現れます。
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乾いたらマスキングテープを剥がします。
するとそこには白い線が!
段ボールにのってみんなで力を合わせて剥がしていきます。
「段々白くなってきたよ」という声も聞こえました。
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箱状に組み立てたら立体遊びをします!
積んだり、並べたり、大きな積み木のようにして遊びます。
大きいので力を合わせて運ぶ場面もありました。
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こちらはトンネル。
左右のバランスを見て慎重に積み上げます。
みんなで何回もくぐって遊びました。
他にも天井に届きそうなくらい高いタワーをつくったり、床で滑らせて電車ごっこをしたり。
手元の小さな画用紙から始まって、自分よりも大きな作品に変わる瞬間です。
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最後にみんなで40個の段ボールを壁状に積み上げます。
すると様々な色や線が隣り合って、色んな方向に伸びて変化していきます。
また最初につくった仕掛けを宗高さんは回しながら、
「表面の画用紙を回すと色紙が見えて絵の具との関係が生まれます。
画用紙自体も他の段ボールと重なることでまた新たな関係が生まれます。」
つくった仕掛けは最後に様々な色や線に関わるための仕掛け。
様々なつながりを見てほしいと宗高さんはお話してくださいました。
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手元にあった視点が多様に変化する盛りだくさんなワークショップとなりました。
デビューにふさわしい、賑やかな時間を過ごすことができました。
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by atlia | 2015-05-20 17:28 | ワークショップ
参加募集中!夏の企画展関連ワークショップ
【夏の企画展〈シミュレーションゲーム〉関連イベント応募受付中】
5月23日(土)・24日(日)に開催するワークショップ[スーパーヒーローになろう!]の参加者を募集しています!

小さい頃に大好きだったヒーローやヒロインは、大人になっても憧れの存在。
もしも今、本当になれるとしたら、どんなヒーロー・ヒロインになりたいですか?
みんなを助けてくれる力持ち、それとも華やかさもある正義の味方。そんなオリジナルのヒーローを考え、衣装やマスクをつくって変身しましょう!
衣装に着替えたら、講師との対話の中から作品をつくっていきます。
いつもと違う新しい自分に出会えるワークショップです。

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5月23日(土)・24日(日)10:00~16:00
ワークショップ[スーパーヒーローになろう]
講師:山本高之(アーティスト/夏の企画展出品作家)
対象:一般(18歳以上)10名
※両日参加可能な方。このイベントの様子は映像に記録され、当館企画展で公開されます。
参加費:500円
応募締切:5月6日(水)
※追加募集を行っています。お電話にてお問い合わせください(先着順受付)。
TEL:048-253-0222


詳細は公式HP内「ワークショップページ」から
by atlia | 2015-04-24 11:22 | ワークショップ
参加者募集中!春のアートさんぽ①
春の企画展〈日常事変〉に関連し開催しますアートさんぽのお知らせです。

3月22日(日)のアートさんぽ[川口「音拾い」さんぽ」は只今応募受付中!
親子で「音」を感じるまち歩きを行います。
アトリア周辺をさんぽしながら「音のスケッチ」を行い、聞いた音を自由に絵に描きます。

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「音のスケッチ」(サウンドスケッチ)はカナダで開発されたサウンドエデュケーションの手法のひとつ。
視覚だけに頼らず耳を中心に「聴く」ことで別の面から環境を捉え、改めて自分の空間・まち・生活をみつめる体験です。
難しく考えずに目をとじて耳を澄ませることで感覚を解放し、ゆっくりと今までにない時間を過ごせます。

そして聴いた音を自由に大きな紙に描いていく制作を行います。そのときは、耳の感覚をより大切に。他の人が捉えた音も持ち寄って出来あがる「音の絵図」は、みんなで聴いたまちの絵になります。
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普段知らないうちにとざされている感覚を解放する楽しい体験、ぜひご参加ください。

3月22日(日)13:30~16:00
アートさんぽ[川口「音拾い」さんぽ」
講師:川崎義博(アーティスト/サウンドデザイナー。春の企画展出品)
対象:小学生+保護者の方 7組
参加費:500円(1組)
応募締切:3月4日(水)必着
 追加募集中!3月18日(水)まで

応募方法:お電話にてお問合わせください。(TEL:048-253-0222)



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企画展情報はこちら!

平成27年春の企画展〈日常事変〉
 2015年3月14日(土)~5月10日(日)
 10:00~18:00(土曜日のみ20:00まで開館)
 休館日:月曜日(ただし5月4日(祝)は開館、7日(木)休館)

見慣れている風景、家の中の日用品、どこかから常に聞こえてくる音―ありふれた「日常」を素材に生まれるアート作品があります。
「日常」から生まれるアート、そしてアートから生まれる日常。
その境界を行き来する作品が、アトリアで展開します。

詳細はこちらからhttp://atlia.jp/exhibition/

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by atlia | 2015-03-05 17:01 | ワークショップ
[モコモコ羊になろう]を開催しました!
1月24日(土)〈アートな年賀状展2015〉関連ワークショップ、[モコモコ羊になろう]を開催しました。参加したのは小学1年生~2年生7名です。

講師は川口市内で造形作家として活動している神津雄介さん。
今回のワークショップではモコモコのコスチュームと角をつくってオリジナルの羊に変身します。
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会場に入るとそこにはカラフルな毛糸の山が!
受付を済ませた参加者は近づいたり触ったり毛糸の山に興味津々。
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まずは羊の角をつくります。
カチューシャに針金をつけ、それを芯にアルミホイルを巻きつけ、かたちを整えていきます。
くるくるの角やハート型の角、とっても長い角などさまざまなかたちになりました。
なかには毛糸で飾りつけをする参加者も。
試しに頭につけてみて、バランスを微調整して完成です!
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次にモコモコの羊のコスチュームをつくります。
持参した不要な衣服を広げてどんな羊に変身するか考えます。
「強そうな衣装をつくりたい」「かわいい羊になりたい」とイメージが膨らみます。
毛糸玉の山にはさまざまな色があり、何色を選ぶかどこにつけるか試しにおいてみます。
角にあわせて衣装の雰囲気を決める参加者も。
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毛糸の山をかき分けながら、色を探しながらみんなそれぞれのモコモコ衣装をデザインします。
色使いや毛糸玉のサイズ、モコモコ感など参加者それぞれのこだわりが。
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イメージが固まったらグルーガンで毛糸を接着します。
だんだんと毛糸玉で埋まってきた様子。
参加者に神津さんは「試しに服を着てみると隙間ができるからそこを埋めるように付けよう」とアドバイス。
衣装を着て鏡の前にいくと毛糸が足りない箇所が見えてきます。
隙間を見つけて埋めれば完成!
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みんなでモコモコ羊のコスチュームと角をつけます。
角が長い格好いい羊や強そうな羊、ピンクのかわいらしい羊など、みんな思い思いのモコモコの羊に変身しました。
その姿を写真に収めみなさんにプレゼント。
今日一緒に活動したスタッフも羊に変身しポーズとってみんなで記念撮影をしました。
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今回は沢山の毛糸に触れ、そこから色や配置を考え、参加者それぞれの個性を表現したワークショップとなりました。
また「変身」することでいつもとは違う自分と出会うことができました。
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by atlia | 2015-01-27 14:41 | ワークショップ
〈アートな年賀状展2015〉関連ワークショップ [しめかざりをつくろう!]を開催しました。
1月17日(土)〈アートな年賀状展2015〉関連ワークショップ、「しめかざりをつくろう!]を開催しました。参加したのは小学3年生~6年生とその保護者のペアの7組です。
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講師は、しめかざりづくりプロジェクト「ことほき」の鈴木安一郎さんと安藤健浩さん。お二人の制作するしめかざりは稲本来の姿を生かした、シンプルで力強く、凛とした美しい形をしています。今回は「玉しめかざり」に挑戦です。本来は五穀豊穣を願うしめかざりですが、この1年で叶えたい願いや目標を込めながらつくりました。

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まずはしめかざりについてのお話。しめかざりは、新年に家の門などに幸せを授けてくれる歳神様が訪れる場所の目印として飾られます。藁をより合わせることを「綯う(なう)」と言います。普段縄を綯う方向は右綯いです。しめかざりは新年に飾る特別なものなので、縄と同じ方向に綯うと歳神様に失礼だということでしめかざりは左綯いでつくります。

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いよいよしめかざりづくりのスタートです。まずは、野菜のごぼうのような見た目から名付けられた「ごぼうじめ」づくりです。約100本の藁の束の根元を、麻糸で巻き結びでとめます。巻き結びはしめかざりづくりではよく使う結び方で、藁をしっかりと結びとめることができます。その後藁の束を3つに分け、その内の1つを押さえながら残りの2つを捩じっていきます。
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捩じった2本を緩まないようにしっかり押さえながら左綯いをし、麻糸で縛ります。力のいる作業のため、「手が痛ーい!」と呟く参加者も。
最後に残していた1つを同じように捩じり、先に綯った藁の溝に巻きつけて麻糸で縛ればごぼうじめの完成です。

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次にこのごぼうじめを丸い形にしていく作業です。丸い形に癖をつけたら、ひと捻り目の隙間に赤米の稲穂の束を差し込み、丸く交差しているところを巻き結びで止めます。赤米は長さを調節するために茎を切りますが、切り取った部分も捨てずに穂の部分と一緒に飾りとして使います。今ある素材をなるべく無駄にしないよう工夫されているのですね。
仕上げに、最初に巻き結びをした藁の根元の部分を男結びで飾りつけます。2本の糸がピョンと上に上がることから縁起が良いとされる結び方です。男結びは巻き結びより難しく、苦戦する参加者。ですが、「こうかな?それともこっちかな?」と考えながら頑張って結ぶ参加者の姿も見られました。

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最後に縁起物を飾っていきます。葉の裏が白いことから、表裏のない潔白を意味する「裏白(ウラジロ)」、冬になっても実が落ちず、「代々」と同音であることから家の繁栄を意味する「橙(ダイダイ)」、新しい葉が成長してから古い葉が譲るように落ちることから、子孫の繁栄を意味する「ユズリハ」を講師に用意していただきました。
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また、参加者には飾りたいものを持ってきてもらいました。松ぼっくりや梅の花などなど。それらを飾ったら、いよいよ完成です。

出来あがったら、しめかざりの観賞会です。講師が用意した縁起物を全て飾ったものや、手づくりのかわいらしい花が飾られたものなど、どれも個性豊かで、歳神様もきっと喜んでくれることでしょう。

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今回のワークショップは全身を使っての作業が多く、子どもたちと保護者が協力してつくっている様子が見られました。つくる楽しさだけでなく、日本の伝統文化や米の大切さを感じることのできるワークショップでした。
by atlia | 2015-01-22 10:01 | ワークショップ
ワークショップ 季節の創作[白いおうちの冬ごっこ-紙をつかってつくって遊ぶ-]を開催しました
12月20日(土)、ワークショップ 季節の創作[白いおうちの冬ごっこ-紙をつかってつくって遊ぶ-]を開催しました。参加したのは年中~年長と保護者のペアの9組です。
講師は美術家・舞踊家の新生呉羽さん。新生さんはワークショップを「入室から退室までの時間芸術」ととらえ、勇気を喚起する空間として活動を展開しています。今回は冬をテーマに五感や想像力をはたらかせて、冬の中にある様々な楽しみや、「賑やかな静けさ」をみつけるワークショップを実施しました。
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スタジオに入るとスタッフ扮する冬の妖精たちが踊ったり、はしゃいだりしています。妖精たちは入室した参加者に駆け寄り、壁のピンアートにご案内。一緒になって壁に毛糸で冬の情景を描いていきます。「今日は寒かったね」「雪が降りそうだね」と妖精たちとおしゃべりをしながら毛糸を掛けていきます。
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ピンアートが終わったら、みんなスタジオの中心にある紙の輪の中に入ります。身を寄せ合って、冬自慢をします。「冬のにおいがすき」「雪だるまをつくったよ」「霜柱を踏んだよ」冬のエピソードがどんどん出てきます。ここで今日何を行うか発表。「今日はトレーシングペーパーを使っておうちをつくります!」トレーシングペーパーって氷に似ています。白くて透けてて、冷たい雰囲気。それを使っておうちをつくろうというのです。
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トレーシングペーパーに触って少しなれてきたらおうちをつくります。妖精もお手伝いして3人でおうちをつくっていきます。まず大きなトレーシングペーパーを線に沿って切ることから。お父さんやお母さん、妖精と力を合わせて切っていきます。切り終わったらテープで貼ってテント型に…2人で出来ない作業は隣のペアに手伝ってもらって制作。ちょっぴり難しいけれど、みなさん真剣な様子。仕上げに窓穴を空けて完成!!
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おうちにもぐったり、動いてみたり、中に入った人を驚かせたりしておうちで遊びます。紙でできたおうちの入り心地はどうですか?あったかくて心地よくてなかなか出てこない子もいました。しばらく遊んでいると新生さんがみんなを集めます。「懐中電灯にセロハンを貼ってね」とみんなに指示します。これを使って何をするのでしょうか?
突然電気が消えました。懐中電灯のカラフルな光が部屋を照らします。おうちに当てたり壁に当てたり、とってもきれい。おうちの中に懐中電灯を持っていくと光が透けておうちが光り始めます。
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新生さんの声を合図に、黒い紙筒を持った妖精が踊りながら登場。室内をぐるぐる回ります。妖精たちは子どもたちの手を取って踊り始めます。室内を横切るように紙筒が広げられ、冬の夜道が出現。この上でぶるぶる震える動き、冷たい床を歩く動きなど様々な冬の踊りを披露します。しばらくすると紙の端を妖精が持ち、突然ばっと紙から顔を出し、みんなを驚かせます。勇気をもって紙に近づいて、妖精たちを驚かせようとしますが、妖精たちの大きな声に子どもたちはびっくり!冬の道を何度も行ったりきたりします。
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電気がつくと新生さんは冬を味わいに行こうとみんなを外へと誘い出します。少し雨が降っていましすが、冬の空気を肌で感じます。寒かったね、と話しながらスタジオへ戻ると雪が降っています!妖精たちが雪のしたで遊んでいるのをみてたまらず子どもたちが駆け出します。雪は紙でできていて、冷たくなくて、溶けないのでみんなで集めて降らせて何度もくり返し遊びます。
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最後にみんなで写真をとってワークショップはおしまいです。
名残惜しそうに雪遊びをする子どもたちもいました。

みなさんの冬の素敵な体験になれたでしょうか?
冬の「賑やかな静けさ」に気付いていただけたら幸いです。
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by atlia | 2014-12-25 14:16 | ワークショップ
ワークショップ 季節の創作[和紙でつくるオリジナルカード]を開催しました
12月13日(土)、ワークショップ 季節の創作[和紙でつくるオリジナルカード]を開催しました。参加したのは小学生と保護者のペアの6組です。

講師は和紙作家の森田千晶さん。森田さんの作品の特徴は、和紙でつくられたレースです。日本に古来の紙である和紙とヨーロッパ古来の手芸であるレースが合わさり、ふんわりと優しい雰囲気の作品をつくっています。今回は森田さんのレースを使い、和紙の持つ独特の温かさで冬の寒さを和らげるようなオリジナルのグリーティングカードをつくりました。

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まずは和紙の原料について、実際に触りながら説明してくださいました。和紙の原料は楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)といった植物の皮です。今回持ってきてくださったのは楮で、枝からつるんと皮が剥けているもの、茹でて柔らかくなったものなどなど。

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和紙づくりに必要なものは3つ。1つ目は植物の皮、2つ目は冷たい水、そして3つ目はとろろあおいの根っこです。湿度や温度が高い夏だとろろあおいの粘液が溶けてしまうため、和紙づくりは冬におこなうのだそうです。

次に、パルプが入った大きな舟(たらい)の周りに集まり、材料を簀桁(すげた)という道具に溜めて落とすことからこの名前になった「溜め漉き」という技法でそ土台をつくります。あらかじめつくりたいカードのサイズの枠をはめ、一度に一気に水を汲んで揺らし、板の上にひっくり返します。

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さっそく溜め漉きにチャレンジです。思わず「重い~」と呟く参加者。たとえ失敗しても大丈夫。漉いたものを舟に戻せばやり直しができます。
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枠を外したら土台のできあがりです。水をたっぷり含んでいるので厚みがあり、見た目はまるで食パンです。

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次に、土台の上に色紙や布、リボンや糸など、様々な素材を使ってコラージュしていきます。画用紙にペンで好きな絵を描いたものも漉き込めます。中には、拾ってきた色づいた落ち葉をコラージュする参加者もいました。

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次に楮、三椏、とろろあおいが入ったもう一つの大きな舟の中にレースの型を簀桁に敷き、「流し漉き」をおこないます。先ほどの溜め漉きと違い、何回も汲んだり揺らしながら漉く方法です。土台よりも薄く漉くため失敗してしまう参加者も。ですが回数を重ねていくうちにコツを掴んだのでしょうか、どんどん上手になっていきました。
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漉いたら簀桁の簀を外し、コラージュした土台にそっと乗せます。

流し漉きを終えたら、食パンのように厚い和紙をどのように乾かしていくのかを説明してくださいました。板を上から重ねて絞ったあと、板に張り付けて天日干しをします。残念ながら今回は乾かすところを見ることができませんでしたが、自然の力が和紙を温かくて丈夫な紙にしてくれるのだと学びました。

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最後につくった作品の観賞会。誰に送るのかを聞くと、「友達にクリスマスカードとして」「一緒に参加したお母さんのバースデーカードとして」など、送る相手を思いながらつくったようです。きっとその温かい気持ちは相手にも伝わりますね。

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今回つくった作品は、後日お渡しです。どんな作品に仕上がっているのか、楽しみにしててくださいね。

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by atlia | 2014-12-16 11:39 | ワークショップ
ワークショップ 季節の創作[和紙でつくるオリジナルカード]参加者追加募集!
ワークショップ 季節の創作[和紙でつくるオリジナルカード]追加募集を行います。

ユネスコ無形文化遺産に登録された日本伝統の和紙。その和紙でつくられたレースを使い、グリーティングカードをつくります。和紙独特の優しい温もりが冬の寒さを和らげ、送る相手にも伝わるようなオリジナルのカードをつくりましょう。
たくさんのみなさまのご応募、お待ちしております!

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ワークショップ 季節の創作[和紙でつくるオリジナルカード]

日時:12月13日(土)
   13:30〜16:30
定員:15組(小学生とその保護者)
講師:森田千晶(和紙作家)
参加費:500円(1組)
申込締切日:12月10日(水)
※申込はお電話(048-253-0222)または窓口にて直接受付致します。
受付時間 8:30~18:00(月曜休館)

http://www.atlia.jp/ws_lecture/

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by atlia | 2014-12-03 15:38 | ワークショップ
ワークショップ[螺鈿(らでん)で描くこころのかたち]を開催しました。
10月26日(日)、開催中の企画展〈川口の匠vol.4 麗のとき〉に関連したワークショップ、[螺鈿で描くこころのかたち]を開催し、小学3年生~6年生の11名が参加しました。

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講師は本展出品者で蒔絵師の豊平翠香さん。蒔絵とは、器などに漆で文様を描き、固まらないうちに金粉などを蒔いて定着させる技法です。長い時間をかけて幾度も塗り重ねた漆の上に端正な蒔絵を施し、伝統の技法とともに独創的な表現にも取り組んでいます。
今回のワークショップでは漆器の装飾技法の一つである螺鈿で、こころのなかにある風景や、素敵だと思う形を描きました。螺鈿とは、アワビや夜光貝といった貝の内側の真珠層を削ったものを貼り付けていく技法です。今回は黒い石にアワビの貝を貼り、世界に一つだけの宝物になるような作品をつくりました。

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まずは好きな石を選びます。同じような黒い石でも大きさや色の濃さが違うし、傷にも味わいがあってどれも個性的!見ただけで「これがいい!」と決める参加者もいれば、じっくりと触り心地を確かめたり一度選んだ石を「やっぱり違う」と選び直したりする参加者も。

次に、石に蒔絵用の筆を使って漆を塗っていきます。漆は直接触れるとかぶれてしまうことがあるため、注意しながらの作業です。線や点で絵を描いたり、石全面に塗ったりなど、塗り方も様々ですね。
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そして、塗った漆の上に貝を、先を尖らせた割り箸で貼っていきます。貝は2~3mm程度の大きさですが、近くで見ると赤や緑に輝いています。貝は角度によって輝き方が違うので、一番輝いていて綺麗だと思う角度のまま貼っていくのがコツです。
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ここでもう1つ、螺鈿の技法を教えてもらいました。机の上に出ている物よりももっと細かい貝を、粉筒という道具を使って漆の上に蒔くという方法です。2種類の大きさの貝を使い分けることにより、作品の表情もグンと変わります。
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参加者はみんな真剣に黙々と作業をしていました。まるで石や貝とこころのなかで会話をしながらつくっているようですね。
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漆を乾かしている間に、企画展を鑑賞しました。豊平さんの展示室では、本人からもお話を聞きながらの鑑賞でした。ワークショップで使ったアワビの削る前のものも展示してあり、参加者は興味深そうに見ていました。漆の活用法を発見したのは実は蜂だったこと、貝の輝きは海を伝って届く太陽の光の色であることなど、たくさんのことをお話ししてくださいました。
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最後につくった作品の鑑賞会。どの作品も個性的で、キラキラと輝いていますね!
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猫や馬などの動物、花や太陽を描いている作品もあれば、貝を石全体に敷き詰めた作品もありました。石の形から絵のデザインを思いついたり、漆を塗ったところに貝を貼らずに敢えて残すといったアイディア満載の作品もありました。
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漆も貝も、何千年経っても風化せずに残り続けます。今回のワークショップは、日本が誇る素晴らしい文化を体験できる貴重な時間だったことでしょう。今回つくった作品が、参加者にとって一生の宝物になると嬉しいです。

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by atlia | 2014-10-29 10:09 | ワークショップ



川口市立アートギャラリー・アトリア スタッフのブログ
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