ATLIA STAFF BLOG
第10回アーティスト・イン・スクールNo.3 動きについて考える
川口市内の小中学校に第一線で活躍するアーティストやデザイナーを派遣し、特別な授業を行う長期プログラム[アーティスト・イン・スクール]。
第10回目の今年度は[ぼくらはひかりを変えられる]と題し、現代美術家の出田 郷さんと里小学校5年生の123名が活動中!

今回は第2回目の授業の様子をレポートします。
前回の授業では実験を通してひかりについて学んだ児童たち。
ですが、何をつくるかまだ発表されていません!これから徐々に制作に踏み込んでいきます。

作品には動きを取り入れたい、という出田さん。
いきなり動きと言われても、漠然としていていったい何のことやら。
まずはきっかけをつかむウォーミングアップ。身の回りの動くものを真似たり、その動きを擬音にしてみたり。線や身体、言葉で表現します。
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出田さんもお手本を見せます。最初は恥ずかしかったけれど我先に手を挙げるようになり、だんだんと積極的になってきました。


動きに興味が湧いたところで動きを取り入れた作品をいくつも制作している出田さんの作品を鑑賞。
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風が布を揺らす作品、投影された線が伸び縮みする作品、ひかりの粒がまるで飛び跳ねるような作品。
児童たちは動きを見逃すまいと食い入るように見つめます。

作品を鑑賞した後、児童たちに丸いカラフルな鏡が配られました。
実はひかりや動きだけでなくこの鏡も作品の大切な要素。
前回の実験と今日の活動を踏まえ鏡を様々に動かし反射を観察します。
すばやく動かして、ぴたっと動きを止める動き。ゆっくり傾けたり、友達のひかりに重ね合わせたり。ひかりの色も刻々と変化し、鏡の色が混ざり合ってどちらとも違う色が生まれます。
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動きという言葉も難しく感じていたけどそんなことないかも。児童たちは夢中で鏡を動かし天井を見上げます。

ここまでの活動は制作に向けての前段階。
出田さんは秘密にしていた制作内容を明かしました。
ひかりと色を鏡で反射する作品をつくろう。
そしてアーティスト・イン・スクールの醍醐味は児童の作品がアトリアで展示されること。
なんと、見に来てくれた方が触ってその反射を動かせる仕組みをつくるというのです!
なんだかちょっと難しそう。戸惑いの表情を浮かべた児童たち。
そこで制作のヒントが書かれたプリントを渡されました。
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出田さんはどんな動きが面白いと感じたか、どうしたらその動きができるのか問いかけます。
実際にひかりを動かした児童たちには理想の動きが見えつつある様子。そのための仕組みを考えつくることが今後の課題になっていきそう。

制作する内容が発表され、それに向かって具体的に取り組みはじめた児童たち。
授業の最後には班に分かれてどんな作品をつくるかアイデアを出し合いました。
次回から制作が本格化!今日までの学習がどのように制作に反映されるのでしょうか?

このブログでは学校の中で展開されている授業の様子を随時お伝えして参ります。今後の更新をお楽しみに!
この事業に関する過去の記事はこちら
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by atlia | 2015-11-14 11:39 | 学校×アトリア
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