ATLIA STAFF BLOG
アートウォッチング[さわり心地を探そう]を開催しました。
8月23日(土)、開催中の企画展〈アーティスト・ラボ「つくられる」の実験〉関連アートウォッチング谷本真理編[さわり心地を探そう]を開催し、一般3名が参加しました。

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谷本さんは本展にて、空間の中に布団・ぬいぐるみ・粘土などの素材が散りばめられたインスタレーションを出品しています。制作上の関心事は素材の「感触」を楽しむことにあり、何か明確なかたちをつくるのではなく遊びや動きの「痕跡」をそのまま提示しています。
今回は谷本さんと同じように様々な素材の「さわり心地」を見つけた後、その体験を踏まえて展示作品を鑑賞しました。

作業の前にまず谷本さんの作品を鑑賞し、率直な感想を話し合います。
「秘密基地みたい。」「幼い頃に布団に落書きいたずらして怒られたことを思い出す。」「粘土で布団が汚れていて、住むとしたらちょっと抵抗感がある。」との呟きが。散らかったように見える空間に懐かしい思いを抱いたり、自分が住むことを想定したり。身近な素材をつかっているためか、自分の生活に置き換えた感想が多く聞こえてきました。
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次に作業場に移動し、自分の好きな「さわり心地」を探します!スポンジ、針金、ネット、新聞紙、消しゴム…いくつもの素材から気になるものを選びます。

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並んだ素材を端から端まで何度も触ってみて、感触を吟味していきます。中には穴を開けてみる参加者も。
「これだ!」という素材が決まったら、思いおもいの触り方で一番お気に入りの感触を探します。紙をくしゃくしゃにして布のように柔らかな感触にしたり、重ねた紙をずらす行為に心地よさを見出したり、針金を伸ばす抵抗感を楽しんだり…。同じ素材でも固くなる瞬間を楽しむかた・柔らかい感触を楽しむかたの両方がいて、一つの素材の中にも様々な感触が見つかりました。


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15分ほどかけて素材を触り続けた後は、それぞれお気に入りの「さわり心地」を発表し合いました。紙テープの芯をずらす感触、クラフトテープが手に張り付く粘着性、アルミ線を曲げ伸ばしするときの弾力など、なかなか言葉では伝わりにくい「さわり心地」も。また、さわることで変化した素材のかたちを眺めることで参加者がどのような「さわり心地」を見つけたのか、身振りを加えながら想像し合う場面もありました。

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心地よい感触を見つけた後にもう一度谷本さんの展示エリアへ。
じっくり触った後に作品を見ると、先ほどとは違うものが気になる様子。
「裸足で歩き回って粘土や布団の感触を確かめてみたい。」「どうやって楽しんだのか、粘土の触り心地はどうなったのか、気になる。」「ポップに感じる!」などの声が上がります。スタッフが「ポップに感じるとはどういうことか?」と質問すると、「白い壁に青や緑のテープが散りばめられていて明るい感じがする」という意見が。一方「ポップではないと思う。けれども、そういう見方をすることもできるのかと驚かされた」「ポップというより夢見心地に感じる」と、他の参加者の意見をきっかけにどんどん話題は膨らみます。アートウォッチングの前よりもたくさん感想の言葉が聞こえ、作品の違った見え方や思いが心に浮かんだようでした。

谷本さんの作品に触れ、かたちを変えられる参加可能日は8月26日(火)と8月27日(水)の残り2日間です!夏休み最後の思い出づくりに、ぜひアトリアへお越しくださいませ。
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by atlia | 2014-08-26 10:37 | ワークショップ
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