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ATLIA STAFF BLOG
[アトリアに獅子舞がやってくる!声と体でお囃子をつくろう]を開催しました
1月18日(土)、〈アートな年賀状展2014〉の関連ワークショップ[アトリアに獅子舞がやってくる!声と体でお囃子をつくろう]を開催しました。講師は日光街道中村座の中村元(なかむらげん)さんと、ミュージシャンの大澤加寿彦(おおさわかずひこ)さん。即興演奏が得意な大澤さんのナビゲートのもと、声や体をつかってアートなお囃子をつくり、プロの獅子舞と共演します。

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参加者同士で自己紹介したあと主役の一座が登場!「獅子舞の元さん」こと、中村元さんから獅子舞の起源や特徴について学びました。さらに伝統的な舞の一部を鑑賞。囃子方さんに息を合わせて舞う獅子の迫力に参加者一同眼を見張りました。この獅子にどんなふうに舞ってもらいたいかを想像しながら、3つのグループに分かれてお囃子をつくります。

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その前段階としてまずは全員で音遊び。楽しいときや落ちこんだとき、生活の中にある色々な場面での気持ちを、声や、各自が持参した楽器で表しました。

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音づくりの感覚をつかんだら、グループごとにお囃子のテーマを話し合います。去年の出来事やお正月にまつわる思い出、なかには絵を描くことから発想するグループも。

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テーマに沿っての場面転換を言葉で書き出し、それを表す音をみんなで探っていきました。例えば「初日の出」は静けさから徐々に音量を上げ、「餅つき」は掛け声とともにテンポよく。アイディアはどんどん膨らんで…

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スタッフが用意した、音の出る身近なものもフル活用。各自手を替え品を替え、持参した楽器と組み合わせて、さまざまなリズムやメロディー、アクセントなどを生み出していきました。

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メンバーで音を合わせ、大澤さんからのアドバイスも受けながらお囃子を組み立てていきます。それを聞きつつ中村さんは舞をイメージ。

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そしてあっという間に発表会の時間となりました。会場には保護者の方を含むたくさんのお客さん。まずは伝統的な舞が披露され、大澤さんの合図とともにいよいよ参加者の出番です。3つのテーマで奏でるユニークなお囃子に合わせて、獅子が上下左右に体を振り動かし、ツーステップにターン!ダンスにも似た、未だかつてない獅子舞に惜しみない拍手が贈られました。

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日本の伝統芸能に新しい息吹を注ぎ込んだ2014年初のワークショップ。賑やかな音と笑顔が、一年の幸をもたらしてくれることでしょう。
by atlia | 2014-01-22 18:10