ATLIA STAFF BLOG
鑑賞講座「アート作品にみる盆栽」開催しました
多くの皆さまにご来場いただいています、〈川口の匠vol.2 美しきフォルム〉
会期も中盤にさしかかり、関連イベントも目白押し!


10月21日(日) 13:30〜15:30には、近隣の方に好評いただいています「やさしい美術鑑賞講座」を行いました。
展覧会関連としては第1弾、アート作品にみる盆栽の魅力として、盆栽に関するお話をいただきました。
講師にお迎えしたのは、さいたま市大宮盆栽美術館学芸員:田口文哉さん。
若手でありながらも盆栽美術館の様々な企画展をてがけていらっしゃいます。


この鑑賞講座では、まず、地図や写真で盆栽の成り立ちを振り返りました。
盆栽ってそもそもどんなものを言うのか?いつごろから始まったものなのか?
川口や大宮に盆栽師がたくさん集まったのは何故?
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盆栽と書いて「はちうえ」と読む、というお話から始めた田口さんは、その用語について丁寧に説明を入れてくれます。盆栽がはじまったとされる江戸~明治のころにかけて、人々はどのように盆栽を買い求め、どのように家で楽しんだのか、浮世絵に登場する図柄を「絵解き」しながらご説明いただきました。
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こちらは女性2名が「はちうえ」を買い求めている図。
下にかかんでいる女性は、手に今買ったらしき「はちうえ」を持っています。
どうやらプランターのような大きな箱から、苗を抜くような感じで買い求めた様子。
今とは違う楽しみ方も、歴史をひも解くことで少しずつ見えてきました。

また、川口においては植木の開祖とされる吉田権之丞のお話もいただき、身近な話題に触れてくれました。
こちらは、安行の氷川神社にもゆかりある人。
植木の街には、盆栽がしやすい土壌があったのかもしれませんね。

後半はもう一人素敵なゲストにいらしていただきました。
盆栽美術館でも企画展をなさった写真家の大和田良さんです。
左が大和田さん、右が田口さん。お二人並んでお話いただきました。
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大和田さんは盆栽を主題に写真を撮り、その際に盆栽について非常に詳しく調べられた方。
盆栽を写真で表現するとはどんなことか、経験を交えて自身のアーティスト活動などについてもお話いただきました。
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「盆栽ならではの魅力」を写真で表そうとすると、どんな方法が考えられるか?
大和田さんの方法は、正面から盆栽をとらえるということでした。
普段は様々な角度から見える盆栽でも、写真に撮ると平面作品になります。
より魅力的な一側面を切り取ろうとするとき、大和田さんは必ず正面からとらえるとのこと。
そこには、まっすぐに盆栽と向き合おうとしたアーティストの姿勢が見えます。
まさに、「アート作品にみる盆栽の魅力」について、アーティストの視線に触れられる機会となりました。

2時間では話足りないほど、盛りだくさんの内容でした!


これからも展覧会に関する「やさしい美術鑑賞講座」が続きます!
次回はこちら↓

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定 員 : 一般 40人
参加費 : 300円

たくさんの皆さまのご参加をお待ちしています!
by atlia | 2012-10-23 10:04 | 2012年度
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