まずはじめに、学校裏の「イチリン草自生地」へ行き、アーティストの開発氏より、「1組は、1人ひとりがここの案内板をつくり、地域の人々が来て、歩きたくなるような楽しい看板をつくろう。」と伝えました。
そして、川口市の天然記念物に指定されているイチリン草を始め、自然の生き物を守る活動をされている“安行みどりのまちづくり協議会”の方々から、お話をしていただきながら、現場をリサーチしました。
この辺りに集まる野鳥のお話(60種類もの鳥がやってくること)や、250種類の植物があること、またトンボ池のまわりに生息する生き物のことなどを教えていただき、生徒達はそれぞれにメモを取りました。
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4組は町中のゴミ集めです。ゴミを使ってアニメーションを作るとはいえ、本格的な清掃活動です。
4つの班に分かれて、学校周辺を回りました。雨もかなり降っていましたが、傘をさすのも邪魔になってしまうほど、次から次へとゴミが見つかります。
出発する前は、ゴミなど、全く目につかず、綺麗な町だな~。とおもっていましたが、
見えないような道の端や隙間、木の陰などに驚くようなゴミが堂々と落ちていたりします。
こんなものや。
こんなものや、
こんなものまで・・
集まったゴミは一つの班で、大きなゴミ袋3袋位。そして、リヤカーに見立てたカートにも溢れるほどのゴミを積んでいます。初めは、なんとなく乗り気でなかったゴミ集めも、想像以上の物の種類の多さに、だんだん宝探しのように夢中になります。そして、雨の中なぜか元気に活動する(雨にぬれてテンションが上がっていた?)生徒達の姿を見た、地域の方から、「雨の中御苦労さまだねー。」と声をかけていただきました。
たった一時間、学校周辺を清掃しただけなのに、こんな大量のゴミが・・。運べなかったものには、ソファーや電子レンジなども。。一見綺麗に見えていた自分たちの町が、実は隠れたところはこんなにも汚れていたなんて・・。とっても驚いた一日でした。集めたゴミは分別し、次回のアニメーション作りの授業で使用することになります。生徒達は、どんなことを感じ、どんなテーマで作品をつくるのでしょうか・・。