ATLIA STAFF BLOG
〈第7回 公募 新鋭作家展〉の優秀者が決定いたしました!
〈新鋭作家展〉は文化芸術の振興と新鋭作家の発掘・育成を目的とした公募展です。ポートフォリオ審査・プレゼンテーション展示審査にて優秀者を選出し、1年後に展覧会を行います。

第7回目となる〈公募 新鋭作家展〉の二次審査が終了し、2名(組)の優秀者が決定いたしました。

来年度に展示される2名(組)の新鋭作家による展示にご期待ください。
c0222139_09482352.jpg

# by atlia | 2017-09-15 10:01
〈第7回公募 新鋭作家展〉二次審査(プレゼンテーション展示公開)開始!
〈第7回 公募 新鋭作家展〉二次審査(プレゼンテーション展示公開)を開催いたします。

c0222139_09420775.jpg

 〈新鋭作家展〉は文化芸術の振興と新鋭作家の発掘・育成を目的とした公募展です。地域の芸術シーンを活性化することを目指す当館の意志に賛同し、人々の暮らしや日常にアクセスしながら活動するアーティストを全国から募集しました。
 本展は一次審査を通過したアーティストたちのポートフォリオ(過去の活動の記録ファイル)と、二次審査に向けて手掛けた作品を公開するものです。新進気鋭のアーティストたちによる個性豊かなプレゼンテーションをご覧ください。

 二次審査で選出された優秀者2組は来年夏の企画展に出品作家として参加いたします。その優秀者は9月15日(金)に館内掲示および公式ホームページで発表いたします。そちらもお楽しみに!

*********************************
二次審査プレゼンテーション展示公開
〈第7回 公募 新鋭作家展〉
会 期:2017年9月9日(土)~24日(日)
時 間:10:00~18:00(土曜は20:00まで開館)
観覧料:無料
出品者:河村るみ/原口比奈子/村山加奈恵/力石咲/津田隆志/ユアサエボシ/飯沢康輔/小宮太郎
    /うしお/スクリプカリウ落合安奈(受付順)
c0222139_09482352.jpg

# by atlia | 2017-09-09 10:00
[夏休みの宿題応援ギャラリートーク]を開催しました

727日(木)、開催中の企画展〈第6回新鋭作家展 影⇆光〉に関連して[夏休みの宿題応援ギャラリートーク]を開催しました。アトリアを訪れた学生のみなさんに、スタッフが展示作品について分かりやすくお話しするというもの。中学生のグループや家族連れを含む13人が参加してくれました。


c0222139_16164424.jpg

まずは佐藤史治+原口寛子の作品《アイシャドー》を鑑賞しました。展示室のあちこちに散らばる小さなモニターには夜のまちに光るネオンや看板の一部が映し出され、文字のかたちを2人の手の影がなぞっています。一風変わった影絵遊びを間近で見ると聞こえてくる2人の声。文字のかたちをなぞると同時に声に出して読んでいますが、ゆったりとした筆文字の「ゆ」は脱力気味に、ポップなデザインの「Po」は歯切れよくといった具合に手の動きや声の出し方に違いがあり、文字11つがもつ特徴や印象が際立って見えてきます。

c0222139_16165680.jpg

これらの「光」は佐藤さんと原口さんが川口のまちを何度も探検し集めたもの。スクリーンには荒川の鉄橋を電車が走るなど、まちを象徴するようなシーンも映し出され「ここ知ってる!」と参加者からも声が上がります。けれども「影」と「光」だけがくっきりうかんで立体感を失った風景はどこか幻のよう。参加者数人でスクリーンの裏側に入り、自分たちの影を映像に重ねてみました。影絵になってみることで、アーティストが旅した「影」と「光」の世界を追体験できるかもしれません。

c0222139_16170398.jpg

金沢寿美の作品《新聞紙のドローイング、日常の紙のドローイング》の壁の2面を覆う巨大なカーテンは実は新聞紙。鉛筆をつかって紙面の文字や写真を塗り潰したり塗り残したりすることで白黒のコントラストや光沢が生まれ、星空のような画面が広がっています。近づいて見てみると塗り残された部分に様々なイメージが。世の中で日常起きているたくさんの出来事の欠片です。闇の中にぼうっと浮かぶ人の顔にハッとし、皮肉めいた言葉にクスリとする参加者たち。仲間同士で指さし会話しながら楽しみました。

c0222139_16171139.jpg

一方テーブルの上には様々な人の「日常」が広がっています。展覧会会期前、アトリアを訪れた人から身の周りにある紙を募集し、思い思いに塗り潰す機会も設けました。買い物のレシートや漫画本、学校の通信簿や銀行通帳まで。紙の多彩さに感心しつつ、「一番暗い」「一番柔らかい」など塗り方の違いにも注目しました。紙を鉛筆で塗る作業自体は単純なのに、11人の視点や性格の違いまでが見えるようです。

c0222139_16171858.jpg
参加者全員に鉛筆を配り、ここでも同じ作業を試してみました。「これが10B…!」と普段使うものよりも数倍濃い鉛筆のつかい心地を味わいながら新聞紙を塗り潰します。少しの時間でしたが、塗り残す言葉や線の調子に1人1人の個性が浮かび上がりました。

アート作品の見方が分かる[夏休みの宿題応援ギャラリートーク]は美術館レポートや絵日記の題材にも役立つのはもちろん、1人で見るのはちょっと難しいかも?と思ったときにぴったりのイベント。次回の開催は8月26日(土)14:00~15:00です。家族や友達と一緒にぜひご参加ください!
c0222139_09592656.jpg

# by atlia | 2017-07-28 15:47 | 企画展
ワークショップ「消して、見る 星空ドローイング」を開催しました
7月22日(土)、開催中の企画展〈第6回新鋭作家展 影⇆光〉の関連ワークショップ「消して、見る 星空ドローイング」を開催しました。
講師は展覧会出品アーティストの金沢寿美さんです。金沢さんの作品は、これまでもご紹介してきたとおり10Bという最高濃度の鉛筆で、余白を残しつつ新聞など、日常の中にありふれた紙を塗り消すことによって星空のようなドローイングをするというもの。
c0222139_12033169.jpg
作品の制作過程というと、ひたすら鉛筆で紙を塗る…そんな一見単調な行為です。しかし、じっくり続けていくうちに「日常の時間と離れて光を感じる瞬間がある」と金沢さんは言います。
今回のワークショップではそんな感覚を参加者の皆様にしっかり味わっていただくため、たっぷり時間を取って、展示室の静かで落ち着いた環境の中行われました。
c0222139_12042452.jpg
まず初めに、参加者各自持ち寄った「自分の日常の中にあった紙」について紹介しあいます。
「クラフトビールが好きなので、定期的に取り寄せている納品書を持ってきました。」
「私たちの身のまわりって、番号が溢れかえっているなと思って…マイナンバーの封筒や、抽選番号の書かれた紙を持ってきました。」
「家にあったチラシや、買ったものに付いていたタグ、包み紙などを持ってきました。」
「テーマパークに毎年行っていて、使い終わったチケットを持ってきました。」
などなど…
それぞれの日常が垣間見えたところでいよいよ「星空ドローイング」の開始です。
紙面のどこを塗り消すか、塗り残すかは自由です。文字の部分だけ塗り消したり、印刷された絵柄にそって絵を描くように塗り消したり、数字だけ塗り残したり、思い思いにドローイングを施していきます。
c0222139_12595785.jpg
それぞれ、金沢さんとコミュニケーションをとりながら塗り続けること1時間以上、だんだん紙が「星空」になってきた頃、参加者の皆様の中にはどんな感情・思いが巡っていたのでしょうか。完成した「星空」を、全員で見せ合い、感想を話し合います。
c0222139_13004588.jpg
「とにかく真っ黒に塗ってみたくて紙が疲れた感じになるほどひたすら塗りました。」
「はじめは分からなかったけど、だんだん日常の紙が別の何かに変わっていく感じが楽しかった。」
「ただ身近にあった紙が、星空になっていくのが面白くていろんな塗り方をしてみました。」
と、それぞれ自分の日常をたどりながら、非日常的な時間の中で生まれる不思議な感覚を感じていただけたようでした。
c0222139_13014265.jpg
今回参加者がつくった「星空」は金沢さんがいったん持ち帰り、ワークショップ中に交わされた会話の中で出てきた言葉や完成した星空のイメージにあう新聞記事を選び、合体させるようにして手を加えてあらたな作品として展示に加えられます。
果たして、どんなコラボレーションが生まれるのでしょうか。
今後のブログで詳しくご紹介いたします。ご期待ください。

*************

第6回新鋭作家展
展覧会期2017715()831()
開館時間10:0018:00(土曜日のみ20:00まで開館)

その他詳細はアトリアHP「展覧会」ページをご覧ください.

c0222139_13082442.jpg




# by atlia | 2017-07-28 12:01 | ワークショップ
第6回新鋭作家展〈影⇆光〉始まりました!

先週の土曜日(7月15日)からいよいよ始まった夏の企画展、第6回新鋭作家展〈影光〉。

前回までのブログでは、2組の出品アーティストのうち「金沢寿美」について事前のイベントなど制作活動を紹介してきましたが、今回はもう一組の出品アーティスト「佐藤史治+原口寛子」についてご紹介します。

佐藤さん、原口さんは映像を使った作品をつくる2人組のアーティストです。

本展では、「影絵」が動く映像を展示しています。でも、皆さんが良く知っている「影絵」とはちょっと違うようです。一体どんな映像かというと…

c0222139_13332249.jpg

「き」という光る文字、そしてそのかたちをなぞって動く手の影。
c0222139_13375368.jpg

今度は「Po」、そして…

c0222139_13333201.jpg

「ラ」…

ここまでで皆さんの頭の中は「???」でいっぱいになってしまったかもしれません。

そもそものところからお話ししましょう。

実は彼らは今回川口というまちにある、ここアトリアで作品を発表することが決まった昨年の夏から、市内のいろんなところを何度も歩いて回りました。そして、川口に関するいろんなことを調べて作品のベースにしようとしました。まず彼らが気になったのは、川口が舞台となり1962年に公開された映画「キューポラのある街」。映画への興味をどうやって自分たちの作品に取り入れるか考え、生み出されたのがこの「文字をなぞる手の影絵」でした。


でも、なぜ文字なのか???

ヒントは、文字が「き」「ゅ」「―」「Po」「ラ」「の」…と、続くこと。

これらの文字は、川口のお店の看板などの文字を撮影したもの。(写真の後ろ姿、左が佐藤さん、右が原口さんです。)


c0222139_13335671.jpg


それを光源としてスクリーンに投影し、その前に立って身体を使って影絵あそびをした様子を撮影したものです。

イメージは、こんな感じです(画像は佐藤史治+原口寛子「ドローイングfor川口」より)

c0222139_13342257.jpg


他にも、川口の街灯や夜景を光源にしたものもあります。

これらの映像がアトリアの展示室の中にちりばめられ、空間が一つの夜のまちのようになっています。

皆さんは、この不思議な空間の中で何を発見できるでしょうか?

ぜひ、体験しにきてみてください。

*************

第6回新鋭作家展
展覧会期2017715()831()
開館時間10:0018:00(土曜日のみ20:00まで開館)

その他詳細はアトリアHP「展覧会」ページをご覧ください。


# by atlia | 2017-07-20 13:43 | 企画展



川口市立アートギャラリー・アトリア スタッフのブログ
みなさまへお願い
  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。
カテゴリ
全体
お知らせ
企画展
ワークショップ
アートさんぽ
鑑賞講座・実技講座
学校×アトリア
サポートスタッフ
共催展
スタッフのつれづれ
2012年度
2011年度
2011年度以前
未分類
以前の記事
2017年 09月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
more...
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧